ガンダムビルドダイバーズΦ   作:ボルメテウスさん

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最強の機体

「それにしても、これまで見た事のない戦場だな」

 

そう言いながら、周りで繰り広げられている有志連合軍とマスダイバー達の戦いは苛烈を極めていた。

 

既に作戦として、誘導部隊としての役割を担っているΦは、より囮になる為に必殺技を使いながら、マスダイバー達を引き寄せていた。

 

「それにしても、本当にとんでもない数だな

 

そう言いながら、改修したバルバトス・ファイズは周りを見渡す。

 

改修されたバルバトス・ファイズは、これまで背負っていたオートバジンの代わりにダブルエックスのツインサテライトキャノンを改造したファイズブラスターを背負いながら、戦っていた。

 

そうして戦っていく中で

 

「ようやく会えたな、Φ!!」

 

「またお前か、ブルーブレイブ!」

 

聞こえてきた声と共に、すぐに振り返るとそこには騎士ガンダムを思わせる見た目に改造したストライクガンダムが現れ、こちらにビームライフルを構えていた。

 

こちらに向けられた銃口に気付き、すぐにバルバトス・ファイズもまたその手に持ったファイズフォンを構えた。

 

互いに引き金を引いた瞬間、互いのビームが放たれ、激突する。

 

一瞬、激突するが、ファイズフォンのビームは瞬く間に散り、真っすぐとバルバトス・ファイズに向かっていく。

 

「っ!!」

 

迫りくるビームに対して、すぐに身を屈み、ビームの軌道からなんとか逃れる。

 

だがビームから出る爆風によってバルバトス・ファイズは吹き飛ばされる。

 

「ビームが掠っただけで、この威力っ!!」

 

それだけでも異常なのが分かり、そのまま構える。

 

「どうなっているんだ、こいつの威力」

 

「ははぁ!!

凄いよ、俺のストライク・ブレイブ!!

これこそ、俺の正義だ!!」

 

その言葉と共にビームライフルを仕舞い、剣を取り出し迫っていく。

 

手に持ったファイズ・バトルメイスを構え、その攻撃を受け止める。

 

だが、まるで紙を切るように簡単に真っ二つに切り裂かれ、ぎりぎりの所で避ける。

 

「やばすぎるだろっ、幾ら何でも」

 

その高すぎる攻撃力に驚きを隠せなかった。

 

だが、それでも真っ直ぐすぎる攻撃は避ける事は容易かった。

 

それでも早すぎる攻撃、一撃でも当たれば終わりな極限状態の中で

 

「もらったっ!!」

 

ストライク・ブレイブの攻撃が当たりそうになった時だった。

 

「危ないですねっ」

 

「っ!!」

 

だが、聞こえてきた声と共に、バルバトス・ファイズに襲い掛かるGと共に、ストライク・ブレイブから大きく離れる。

 

見ると、そこには身体の各部に多数のブースターを備えたガンダムがバルバトス・ファイズの手を握っていた。

 

「あんたは確か」

 

「アリシア・シィ。

今はそれよりも奴、とんでもない奴ね」

 

「あぁ、一撃でも当たれば、終わりだ」

 

「一撃でもですか。

それはそれで、なかなかに面白い相手ですわね。

だけど、このダイバーダウンラビットの動きを果たして追いつけるでしょうか?」

 

その言葉と共に、手を離し、ダイバーダウンラビットはその手と一体化しているジュリアンブレードでストライク・ブレイブに攻撃を仕掛けてきた。

 

ダイバーダウンラビットのスピードは速く、そして上手い。

 

ストライク・ブレイブの性能頼りの動きとは違い、正確に攻撃を行いながら、相手の攻撃を避けていた。

 

それでも、ストライク・ブレイブの防御力は桁違いに高く、先程から何度も攻撃を与えているがまるでダメージを通っている様子がない。

 

「だったら」

 

その言葉と共にバルバトス・ファイズは腰に装着されているファイズポインターを取り出す。

 

【Exceed Charge】

 

「離れろよ!!」

 

「っ!!」

 

その言葉と共に、ストライク・ブレイブに向けて、クリムゾンスマッシュを放った。

 

その一撃はストライク・ブレイブの盾に確かにストライク・ブレイブに激突するが

 

「そんなの、俺には効かないぜ!!」

 

その言葉と共に、バルバトス・ファイズは吹き飛ばされる。

 

ストライク・ブレイブはそのままビームライフルをバルバトス・ファイズに向ける。

 

だが、ダイバーダウンラビットがバルバトス・ファイズを回収した。

 

「なんですか、あの機体はっ!?

あれを受けて、無傷なんて」

 

「確かに」

 

「当たり前だ、俺の最強の機体に敵う訳ないだろ!」

 

「・・・・最強の機体、ねぇ」

 

目の前でブルーブレイブが操る機体は余りにも不可解すぎる。

 

俺の攻撃も戦っていた仲間達の攻撃もまるで効かない。

 

その防御力と兼ね備えて、さらには攻撃力。

 

未だに操作技術でカバーできているが、それでも可笑しすぎる。

 

だが、目の前でも、周りで戦っている相手がマスダイバーという事を忘れてはいけない。

 

常識に囚われてはいけない。

 

そして、ここはゲームの中、だとすれば

 

「無茶をやるしかなさそうだな!!」

 

「Φ!」

 

それを言い終えると共に、俺はバルバトス・ファイズは一気にストライク・ブレイブへと向かう。

 

「自分から負けに来たか、まぬけ!!」

 

そう言いながら、ストライク・ブレイブはビームライフルをこちらに向かって放っていく。

 

狙いも曖昧だが、ユニコーンガンダムのビームマグナムを思わせる威力で、僅かに掠るだけでも確実に負ける。

 

だからこそ、常にビームから離れて、近づく。

 

「ちっ、ここまで来たか、だが」

 

その言葉と共に、ストライク・ブレイブはそのままビームライフルを仕舞い、剣を取りだそうとする。

 

だが

 

「悪いが、これは使わせて貰うぜ」

 

「なっ!!」

 

だが、バルバトス・ファイズはストライク・ブレイブが取りだそうとした剣を奪い取る。

 

それに戸惑いを隠せない間に、バルバトス・ファイズはそのまま奪い取った剣をそのまま振り上げて、仕舞おうとしたビームライフルを切り裂く。

 

「俺のビームライフルがっ」

 

「やっぱりな」

 

そのままバルバトス・ファイズは後ろへと飛びながら、破損されたビームライフルを見つめる。

 

「ブレイクデカールもそうだけど、チートな性能で怪しいと思ったけど、この武器の数値、異常すぎるな」

 

そう言いながら手に持った武器の性能は限界値まで表示されていた。

 

「それが、どうしたっ!

これが、俺の正義だっ!!」

 

「そうかよ」

 

その言葉と共に手に持った剣を確認する。

 

「だったら、正義の味方を倒すとするか」

 

【Exceed Charge】

 

その音声が鳴り響くと共に、バルバトス・ファイズの背中に背負ったツインサテライトキャノンはレギルスビットを噴射させる。

 

本来ならば武器として使用するツインサテライトキャノンを移動に使用した。

 

そうした事によって、バルバトス・ファイズは一瞬でストライク・ブレイブに接近すると共に一閃

 

「っ!!」

 

ストライク・ブレイブはすぐに盾を前に出して、その攻撃を防ぐ。

 

だが、同じ攻撃力と防御力がぶつかれば、決着はつかない。

 

しかし、バルバトス・ファイズが加速したスピードが剣の攻撃力に加わり、本来ならば決着がつかない戦いに

 

「盾がっ」

 

「はぁ!!」

 

バルバトス・ファイズは勝利した。

 

盾を貫いた剣はそのまま真っすぐとストライク・ブレイブのコックピットを貫く。

 

バルバトス・ファイズはそのまま手に持った剣を突き刺したまま、ストライク・ブレイブを蹴り飛ばす。

 

吹き飛ばされたストライク・ブレイブはそのままノイズを放ちながら、爆散する。

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