「さて、どうしようか」
その日、さっそく新しい装備を作り出す事ができたが、めぐみんはGBNに参加する事ができなかった。
「だけど、今回の連戦ミッションはさすがに一人では難しいよな」
そう言いながら、俺はミッションの確認画面を見ながら、悩んでいる。
「はぁ、どうしよう」
そんな俺の声と重なるように聞こえてきた声。
そのまま俺は声が聞こえた方向を見ると、どうやら俺と同じように悩んでいるようだった。
「もしかしてだけど、この連戦ミッションに参加する予定」
「えっと、あなたも?」
「あぁ、だけど一緒に来る予定だったフレンドが急に来れなくなったんだ」
「実は俺もそうなんです」
「なるほど、だったら一緒にやる?」
「はい!!」
その言葉に頷くと共に、俺達はそのままミッション参加する事にした。
同時に出てきたプレイヤー名はリク、そしてガンプラの名前はガンダムダブルオーダイバーという名前だった。
「確か、ヴァーチェが出てくる作品のか」
確かめぐみんに作品を見せてくれたが、そのダブルオーに改造されているようだ。
様々な改造をしているようで、俺のとはまた違った改造だ。
「Φさんのはバルバトスとユニコーンが合体した機体ですか。
でも背中のバックパックは変わっていますね」
「あぁ、最近になって作ったけど、まぁこれが初実戦だけどな」
そう言いながら、見つめる先にはこれまでのバルバトス・ファイズにはなかったバックパックだ。
「なんというか、クロスボーンガンダムに似ているけど、車輪?」
「まぁ、楽しみに」
その言葉と共に、俺達はそのままミッションが始まった。
ミッションが開始すると同時にM1アストレイと呼ばれる機体が次々と現れる。
「さて、行くぜ!!」
「はい!!」
見る限り、最初は地上にいる敵を倒すミッションのようだ。
「ならば!」
同時に俺は背中にあるバックパックを外すと同時に変形し、その形は完全にバイク、オートバジンへと変形する。
「えっバックパックがバイクに!?」
「乗れ、リク!!」
「はい!!」
同時に俺はオートバジンのエンジンを唸らせながら、M1アストレイに向かって走り出す。
次々と放たれていくビームだが、オートバジンのスピードよりも遅く、避ける事は簡単に行う事ができる。
それに合わせて、リクのダブルオーダイバーは手に持ったGNソードⅡから次々とビームを放っていく。
攻撃を繰り広げながら、M1アストレイの集団の中央に龍と同時に、回転させながら全てのM1アストレイを全滅させた。
「凄い機動性だ!」
「まぁ、ライダーだからな」
「ライダー?」
「なんでもない、次は」
そう言うと共に空を見れば、既に次の敵であるムラサメが現れる。
同時に俺はオートバジンを変形させ、背中に装備させると共に空を飛ぶ。
劇中でもオートバジンが空を飛んでいる描写があった為、ロボットモードに変形できない代わりにこうしてバックパックにする事で、空中戦も可能になった。
「はあぁあ!!」
俺達は互いに背中を守りながら、襲い掛かってくるムラサメを戦っていく。
そうして戦っているうちにムラサメが一ヵ所に来たのを見ると、オートバジンから出てきたファイズエッジを構え
【Ready】
その音声と共にファイズエッジを構え
【Exceed Charge】
放った一撃でムラサメに向けて放つ。
そうして複数のムラサメが一ヵ所に拘束され、同時に俺はファイズエッジで切り裂く。
「今のは必殺技?」
「まぁ、似たような奴だ。
だけど、少し違う」
そう言い、俺はそのままファイズエッジを見せる。
「ビームビット?」
「あぁ、俺のフレンドから教えてもらって、それの応用だ」
バルバトス・ファイズを改造する際に一番注目したのは必殺技の再現だった。
555の劇中でもクリムゾンブラットを応用して放ったという必殺技もあったので、ファイズギアにビームピットを溜め込み、そのままユニコーンの能力の応用で必殺技を再現した。
だが、これは大きく集中し、バルバトス・ファイズにも負担が大きいのでこれまではチャージをする必要があったが
「よし、成功だな」
オートバジンに貯め込んでいるビームピットのおかげで必殺技を放ってもすぐに行動する事ができる。
「んっ」
「あれ」
俺達はそう休憩に入ろうとした時だった。
いきなり空から現れたのは巨大なガンダムだった。
多数の脚部を持っており、ドラゴンを思わせる腕が背中から生やしており、黄金に輝くガンダムがそこに立っていた。
「なんだ、あれは」
「アカツキデビルドラゴン!?
ボスはアカツキのはずなのに」
どうやら、本来のボスとは異なる奴が現れた。
「ブレイクデカールの影響が」
「あいつらのかっ」
同時に思いだすのはあの時に襲い掛かってきたマスダイバー達。
そいつらの影響が今、ここに出てくるとは
「だとしても」
「はい!!」
俺達は同時にオートバジンから二つのファイズエッジを構え、リクと共にアカツキデビルガンダムに向かっていく。
奴は背中から生やしたドラゴンファングでこちらに向けて襲い掛かってくる。
それで蹴り上げるが、まるで効いた様子が見られない。
「ちっ物理攻撃を防ぐのかっ」
「だけどアカツキにはビームではダメージが与えられないっ」
「そうなのか」
「はい、どうしたら
絶体絶命の危機。
「二つ揃ったら、確かに勝てないっ!
だったら」
一度にできる攻撃は一つだけ。
バルバトス・ファイズだけだったら、確実に勝てなかったかもしれない。
だったら
「やるしかないな」
俺はそのままファイズエッジをそのままオートバジンに戻し、同時に俺はオートバジンから取り出したファイズポインターを取り出す。
【Exceed Charge】
「リク!!」
俺はそのままリクに向けて叫ぶとファイズポインターにエネルギーが溜まるのを確認すると同時に片手に持っていたファイズエッジをリクに向けて投げた。
「これは」
にこちらを見つめると、俺は頷くとリク自身も分かったように頷いた。
「合わせます!!」
その一言と共にアカツキデビルドラゴンに向けて、ダブルオーダイバーエースはGNソードⅡをファイズエッジと一緒に構えて、振り上げる。
それによって、ファイズエッジから出てきたエネルギーはそのままアカツキデビルドラゴンに向けて放った。
放たれたエネルギーを防ぐ為にドラゴンファングでその攻撃を防いだが、ファイズエッジから放たれた赤い光波で目標を円柱状に拘束する。
「はあああぁぁ!!」
リクは雄叫びと共にダブルオーダイバーエースはそのままアカツキデビルドラゴンに急接近すると同時に次々と攻撃を行っていく。
両手に持った剣による連続攻撃はアカツキデビルドラゴンのドラゴンファングを全て切り落とした。
だが、最後にスパークエッジの拘束を解除されてしまう。
だが
「Φさん!!」
「あぁ!!」
完全に視線はダブルオーダイバーエースに向けられており、最大限までに溜まっているファイズポインターをアカツキデビルドラゴンに向けて放った。
アカツキデビルドラゴンの身体はすぐに防御しようとしたが、エネルギーはそのまま円錐状に展開する。
「「はああああぁぁぁ!!!」」
それに合わせるようにダブルオーダイバーエースの二つの剣を重ねて切り裂き、俺のクリムゾンスマッシュの攻撃が重なり
――STAGE CLEAR―
その音声と共にアカツキデビルガンダムを撃破する事ができた。
「よしっ!!」
「あぁ」
ステージをクリアする事を確認すると共に俺達はそのままホームへと戻ってきた。
「ありがとうございます!」
「こちらこそ。
なんというか、このミッション、多分一人じゃできなかった。
それに、おかげで俺も色々とアイディアが思い浮かんだ」
リクの戦い方は仮面ライダー555という作品に捕らわれていた所に、新たな戦いを思いつく事ができた。
「俺も、バルバトス・ファイズの戦い方、俺の今、考えているダブルオーを思いついたから」
その表情を見て、俺と同じように思ったようだ。
「だったら、今度会った時に戦うのが楽しみだな」
「戦う、えぇ!!」
どうやら、リク自身も自分が考えたダブルオー、そして俺の新たな555と戦う姿を想像し、俺達はそのまま握手する。