閃の軌跡if~もしも銀の叙事詩と混じったら~   作:氷桜

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明らかに戦闘面/知識面では強化済み。
……実際旧Ⅶ組で入れ替えてもシナリオ的に問題ないキャラってどれだけいるんだろう。
必須の役割持ってる人物とそうじゃない人物で格差が凄いんですよね……。

将来的にフィーを成長させてレインクラスにする……?(妄想)


15.外へ。

「はい、そこまで!」

「うぅん……。」

 

そんな言葉を切っ掛けに、筆を置く。

周囲からは騒ぎ声というか、あちこちから聞こえるのは悲鳴もあれば溜息もある。

まあ何にしろ、今日行うべき物は全て終了した。

 

『……。』

『どうかしたか?』

『いや――――()()片翼には関係のないことだ。』

 

そうか、とだけ呟いて。

荷物を片付け、立ち上がりながら。

自分のいた部屋……教室から外へ出た。

後から追いかけるようにして着いてきたのは()()

 

「リィン!」

「おう、フィー。」

 

片方は、大分前に会って以降は手紙でやり取り……というよりも一方的に送ってきていた銀の少女。

此処二月ほどは送ってこなかったので心配していたのだが、教室で見かけて互いに驚いた。

ただ、その背は明らかに以前見た時より成長を見せていた。

()()()()は余り変動がなかったが……多分それを口に出したら首を裂かれる気がする。

飛びついてきた彼女を何とか受け止め、その場に降ろす。

 

「ああ、えっと……先程は、ありがとうございました。」

「いや、困ってる時は助けろって教わってきただけだから。」

 

そして、後から追ってきた少女に声を掛けた。

息を切らしている姿からして、フィーに追いつくような突発的な運動面は余り経験がないか薄いようにも思える。

顔の中、目立つように。

薄いセピスで作られた補助具――――眼鏡を掛けた、桃色と言うには紅さを混ぜ込んだ髪色をした。

フィーと並ぶとその差がはっきりする、豊満な肢体を持つ少女へと。

 

「それで、問題はもう無いのか? ()()。」

「はい、良く言って聞かせましたから。」

 

むー、と口から漏らす少女と話す時間は後に設けてある。

それよりも、困っている様子だったことへの問い掛けは問題がないことを示す肯定の返事。

 

「しかし、ペットを連れてきたってのも凄いな……。」

「家に置いておくと、どうしても駄目みたいで。」

 

彼女が困っていた内容は単純なことだ。

俺が試験を受ける事になっていた帝都近郊の都市、トリスタに存在するトールズ士官学校。

帝国各地から集まる受験者たちはどうしても遠ければ近郊、或いはその間だけ寮の一室を借り受けて試験を受けることになる。

貴族かそうでないか、貧乏か金持ちか。 それによっても対応は変わるものの。

そんな中、俺は寮でなく近くの宿の一室を借りていた。

そうしたのは簡単な話で、寮を借りる受験者数は平民が大多数。

貴族用と平民用、と分けられている上に卒業するまでは何処の建物も一杯になるのが当たり前。

そんな事を帝都から見知っているエリゼから、そしてなぜか知っているシャロンさんから聞いていたから。

 

受験当日の朝方、宿から出た所で黒猫を追いかける彼女を目撃。

逃げようとする猫を先回りして捕まえた、というだけの話。

後は忘れていたらしい筆を一本貸したが、精々その程度。

俺だって忘れていたら借りるなりしていただろうから、当然のことをしたまでなんだが……。

その猫は今は知らんぷりというか、我関せずと寮の部屋の中にいるらしい。

一食くらい抜かすほうが罰になる、と怒っているのも印象的で。

だからこそ、名前を覚えてしまったという部分もある。

 

「で、二人は試験どうだった?」

「んー……多分?」

「一応、全力は出せたと思います。」

「そうか。 俺はまあ、多分頑張れたとは思うんだが。」

 

二人の試験結果を問い掛け。

それぞれの答えが戻ってきて、大体予想通りと言えば予想通り。

 

「頑張れた?」

「色々と叩き込まれてな。 勉強も結構面白いもんだと分かったのは収穫だ。」

「うわ、なんか気持ち悪いこと言ってる……。」

「楽しいと思いますよ、フィーちゃん。」

 

もし、受かっているのなら同級生になる異性の知り合い。

少しだけ寄っていこう、と。

三人で同意して立ち寄った先は、街中の一角にある宿と併設した料理店だった。

 




ほぼ必須キャラその1:エマ≒『眷属』。

※ちょっと記憶違いがあったので訂正。

他シリーズからヒロイン1~2名追加しても良いと思います?

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  • どうせだしキャラ入れ替えれば?
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