届いた制服は、
「んー……?」
「どうかしましたか?」
「ああ、シャロンさん。 少し気になったことがあって。」
「気になったこと、ですか?」
届いたそれを前に、違和感というよりも純粋な疑問を思う。
首を捻っていれば、仕事を片付け終えたのかシャロンさんが顔を出し。
知っているとは思えないが、気になっていたことを口に出す。
「この間、士官学校で入学試験を受けたじゃないですか。」
「そうですね、リィン様が無事に受かってホッとしました。」
「……ご心配おかけしました、でいいんですか?」
「旦那様方も口には出さずとも、心配しておられましたから。」
そうですか、と口にして。
後で礼を言っておこう、と心に決めた。
普段から俺のすること、したいことに殆ど否定もせずに応援してくれる二人なのだから。
こういう機会にこそ、きちんとしておきたい。
そして、彼女もそれを見越しての発言なのだろう。
薄く笑うその顔に、熱を覚え。
少し目を逸らしながら話を続ける。
「それで……学校で手伝ってた先輩? の服装って緑だったんですよ。」
「制服の色が違う……今年に入ったからでは?」
「何か意味があるのか、と考えてしまったら止まらなくて。」
「恐らくは――――士官学校で説明があると思われますが。」
少しだけ。
ほんの少しだけ、一瞬だけ。
シャロンさんの顔が歪んだようにも見えたが、次の瞬間には元の顔に戻っていて。
何かを思い出したのか、それとも引っ掛かったのか。
「……シャロンさん?」
「はい?」
「何か、引っ掛かることとかあるんですか?」
「いえいえ。 そんな事はありませんが……どうかしましたか?」
ごまかしている、という雰囲気ではなく。
何かが浮かび上がってしまったかのような、微妙な応答のやり取り。
そう感じてしまうのは、それなりに長く暮らしているからなのだろうか。
「いや、一瞬顔が……。」
「気のせいだとは思われますが……そうですねえ。」
だからこそ、理由を口に出せば。
見間違い、俺の間違いなのだろうと淡々と語りながら。
そうだ、と何かを思い出したかのような笑みへと変貌する。
「そんなに私のことが心配ですか?」
「へ?」
「ほんの少しの違いでさえも気付いて下さったのでしょう?」
何を言っているのか、という意味合いなのだが。
それを理解していないのだろうか。
取り敢えず、本心から気持ちを伝えておく。
「
あ、笑顔が固まった。
「ずっと一緒にいるんですから、気付かないってのも難しいと思うんですけど……。」
「……そ、そうですよね。」
「……一体どんな事を考えたんですか?」
結局。
そんな問い掛けも、固まった理由に関しても答えてくれることはなく。
……こいつもこいつで、彼女の言う所の「敬愛するマスター」から離れていて良いのか。
聞いてもしょんぼりするだけだから、聞けることでもないのだが。
…………時間が、唯過ぎていく。
そんな、冬に入り始めた一日の出来事。
他シリーズからヒロイン1~2名追加しても良いと思います?
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GO
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NO
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どうせだしキャラ入れ替えれば?