???「ね、ねえ……リィンなの?」
リィン「いや誰だよ!?」
だいたいそんな環境に置かれ続ける主人公。
残った記憶。
子供の頃に雪山で拾われた記憶。
ユミルにやってきた客と、所々で会話した記憶。
義妹を救うために、獣を小さい刃物で殺した記憶。
老師に学び、《八葉一刀流》を身に付け始めた記憶。
そして、見知らぬ記憶。
拾われる前に、同い年くらいの誰かと話していたような。
何人いたのか、男なのか女なのか。
一人ではないはずなのに、大人の姿の覚えは一切残っておらずに。
ただ、誰かと話していた記憶だけがある。
そんな不可思議な混在した記憶。
記憶が一冊の本だとすれば、その間に
忘れていた、というよりは後から追加された感覚に震えすら浮かぶ。
「……なんだ、これ。」
『片翼が今までに経験してきた
事になった?
……というか、なんで俺はそんな記憶と前の差異に気付けている?
こいつの影響か何かか?
気付けば、気絶していたように時間は大分進んでいた。
「……なあ。」
『何だ?』
「お前が知ること、全部話せ。 その……お前の名前を含めて。」
『ならば、歩きながらでも構わないだろう? それに、言葉に出さずとも私には通じる。』
武器屋に向かいながらでも、多分話はできる。
……本来ならセピスで刀を作る、というのも簡単なんだが。
東方から流れてくる一品を元のデータにした刀、というのはやはりそれ相応に近い場所でなければ中々巡り会えない。
それに――――この地には、俺の兄弟子に当たる人もいるはずなのだ。
故に、刀に関しては良品を求めていたわけなんだが。
妙なものの方に先に出会ってしまったわけで。
『……こうか?』
『ああ。 私のことは……そうだな、
はっきり言ってしまえば。
俺は、その自分しか見えない影に。
恐怖と、もう一つのナニカの感情を抱いていた。
****
武器屋前……ではなく。
出る際になって、自分の空腹の存在に気付いて外での外食。
頼んだメニューに少しだけ興味があって、食べながら覚えつつ。
『……一度整理してもいいか?』
『無論だ。』
但し、脳裏では煙を吹き出しそうになりながらの情報整理を継続していた。
それら全てを嘘だ、と切り捨てられればよかったが。
運良くか、或いは運悪くか。
そういった
『お前が、俺の……何だ、《力》の化身だって言ってたな。』
『正しくは、《黒の呪い》とそれに対抗する《精神力》の相克の結果、と言った具合だがな。』
ただ、目の前に座られていると違和感が凄い。
自分しか見えていないのだから尚更に。
『それが良く分からないんだが、詳しくは言えないんだったな?』
『自ら掴み取るまではな。 言ったところで無為に帰すだけだ。』
そして、何を言ってるのか分からないのも余計に痛い。
何だ黒って。 《魔界皇子》じゃねえんだぞ。
……駄目だ、思い出してはいけないものを思い出しかけてしまった。
『それで……残りは何と言った?』
『
一番意味がわからないのがこの発言だ。
……詳しく話すつもりがないらしいから、これ以上言うだけ無駄だろうが。
『……分からないが分かった。 結局お前は何を求めてるんだ。』
『
『それが一番怖いんだが……。』
『――――予言しておこう。 本来は俺が言うことではないのだがな。』
何をだ、と呟いて。
『何をどうしようが――――
は、と言葉を吐き出して。
「…………もしかして。」
テーブルの先の、道の脇。
そちらの方から、見知らぬ誰かの声が聞こえた。
「リィ、ン?」
……少なくとも、見た覚えがないような。
そんな誰かの声が、俺のことを呼んでいた。
???≒どっかのグラビティトンチキその1枠(+α)
年齢的な面でブレがありますが多分遭遇経験は記憶喪失前と暴走直前or直後位を想定。
他シリーズからヒロイン1~2名追加しても良いと思います?
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GO
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NO
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どうせだしキャラ入れ替えれば?