■■■「なんで覚えてないの……?」
■■■「当然では……?」
■■■■「お嬢様方は大変ですわね。」
■■■■■「それが普通だと思いますが。」
「風切」と名付けられたセピスで作られた刀……というよりは、やや大きめの太刀にも近い武器。
それを手に入れ、自分に合うように更にセピスや
というのも。
直接接しているわけではないのだが南西、《リベール王国》と呼ばれる土地で《導力停止現象》とされる奇妙な事が起こって以降。
その被害が此方にも来るのではないか、と一部の市民の間で警戒されていて満足に使用できなくなっていたのが原因なのだとか。
段々とその影響は小さくなっていた――――のだが、なんだか奇妙な浮遊都市が浮いたとか浮かないとか。
そのせいで帝国では緊張が走り、更にその影響が、と。
自分の暮らす国の影響だからこそ、声を大にして何かを言うことも出来ずにいた。
『しかし刀、か。』
『何か違和感でもあるのか?』
《八葉一刀流》は八つの型から構成される東方の剣術の複合体。
刀を用いた型が七つ、無手の型が一つ。
その内俺が叩き込まれたのは、主に七の型である《無》と八の型である《無手》。
とは言っても、全ての型の基礎だけは叩き込まれているのだし。
日常の訓練というか、既に日課として取り入れている以上慣らしを兼ねて許可を得て宿の庭で振っている。
本来なら町の外、街道外れで魔獣を狩る鍛錬でもしたいところだが。
手配魔獣と呼ばれる巨大、且つ危険なものに遭遇すれば一人ではとてもではないが太刀打ちできるかも怪しい。
その為、今の俺が出るならば最低限二人は必須なわけだが……
『いや、その武器に少々親しみがあるだけだ。』
『……刀に?』
『私自身が、というわけでもないがな。 今の動き、右肘が下がっているように思えた。』
そんな事を口にしながら、所々で指摘してくる内容は大分的確。
その部分に注力しながら振るえば、伝わる力は先程より確かに上。
流派に精通しているというわけでもないのに、見ただけで看破してくるその眼力には少しばかりの嫉妬を覚える。
そんな感情を抱くこと自体が、不遜なのだろうが。
『所でだ、片翼。』
『どうした変人。』
『先程の少女が待っている時間になると思うが。』
空を見れば、確かに暗く。
修行に熱が入るといつもこれだ。
良く
「ん?」
『口から漏れているぞ。』
『いや今はそれはどうでもいい。』
今何かおかしい記憶が頭を過ぎったような気がする。
見知らぬ、親しい誰かがユミルの家で待っているような感じ。
それに気がつくとなんだか気持ち悪さのほうが増してくる。
あれは、確か…………。
「メイド……?」
『どうかしたのか。』
『知らないような知ってるような誰かが頭の片隅に残っていてな。』
『結局戻った際に分かることだろう。 今はどうするのか、決めるが良い。』
こいつは優しいのか厳しいのかどっちなのか。
……まあ、意に反しすぎれば
自分の直感が常に囁いているのだから、未だ優しい部類なのだろうが。
『……会いに行く。 せめて名前くらいは思い出したいしな。』
『思い出せるかは分からなくてもか?』
『それが努力しない理由になるのか?』
そう言えば、満足したように押し黙った。
確か、待っているのはあの食事をしたところだったか。
刀を腰に納め、汗を流したら向かうことにしよう。
そう思って、宿の入口へと視線を向けたら。
「…………。」
入り口……というよりは、そこが見える場所の角。
隠れているようで隠れていない姿が見えた。
「…………。」
何をしてるんだ、あの子は。
どっかの■■■≒どっかの■≒■■枠(+α)。
限りなく原作崩壊要素。
他シリーズからヒロイン1~2名追加しても良いと思います?
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GO
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NO
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どうせだしキャラ入れ替えれば?