早めに閃(+碧)開始時期まで行きたいっすね……
「お帰りなさいませ、御兄様?」
「お、おう……。」
3月、と言うよりは義妹が現在通う聖アストライア女学院から戻ってきているのも、ちゃんとした理由あってのこと。
他国、つまりは今起こっているリベールでの異変に際して帝国の一部が影響下に巻き込まれたのが原因であり。
それに伴って、学年が切り替わるというのも重なり一時帰宅と相成っている訳……らしい。
だからこそ、別に屋敷にいるのは不思議ではない。
疑問というか焦る理由になったのは、帰った時間が普段であれば鍛錬か部屋に籠もっている時間帯にも関わらず。
玄関口で待ち受けていて、
「どうかされましたか?」
「……あー、いや、何でも無い。」
「シャロン、何か有りました?」
「いえいえ。 単に照れているだけでは?」
以前までの記憶も欠損している俺からすれば、何かが切り替わるよりも前で同じだったかは曖昧だが。
少なくとも、義妹――――エリゼはもっと距離感があった覚えがあるんだが。
なんだかこう、接し方が近い。
「別に何でもないさ。 ……で、何してたんだ?」
「
成程、と頷く自分がいた。
護身用として基礎的な宮廷剣術の一種である細剣を用いていたのは、確か。
それに加えて鋼線と短剣を仕込み、万が一に備えているというのは若干やりすぎ感があるのだが。
義理の両親は何方も歓迎しているのは、体力の大事さを理解しているからなのだろうか。
……まあ、エリゼに手を出すやつがいれば俺とシャロンが黙っては置かないのも間違いないのだが。
「学院の勉強は?」
「それも朝のうちに。 普段でしたら、姫様のお付きなどをする時間ではあるのですが……。」
「あー……。」
アルフィン・ライゼ・アルノール。
エリゼとは同級生に当たる、《帝国の至宝》と評される双子の姉で。
何故かはよく分かっていないが義妹の親友に当たる。
将来的には大変そうだよな、とは薄々思っているが直接会ったことは未だ無い……会いたい、と思ったこともないが。
「ですので、時間がありますから御兄様にでも付き従おうかなと。」
「待て。」
「あらあら。 仲がよろしいことで。」
そして、エリゼが言った言葉に反応を返せば面白そうにシャロンも笑う。
彼女がこういう時は大概二つの感情を混ぜ込んだ言葉だから対処に困る。
つまりは、「面白そう」という意味合いでの笑みと。
更に一歩踏み込んで、真剣な意味合いで「何か」を求めているという二つ。
何だかんだで一番接する機会が多い異性でもあるからこそ、追い払うわけにもいかない……らしい。
多分、というか絶対にそれだけの感情とは思えないんだが「俺」よ。
『護る者があるからこそ強くなるような人物も存在するぞ、我が片翼よ。』
『そんな事実は今は良い! 俺は未だ未熟にも程があるんだよ……! 初伝だぞ!?』
初伝の時点で全ての技術を叩き込まれたとは言え未だ未熟。
自分なりに納得してしまえばそこで成長は止まるだろうし、それよりも、だ。
『将来的に考えれば義妹が誰かを迎えてこの家を継ぐんだ、そんなこと言ってられる状況でもないだろ。』
勿論、その相手は徹底的に試し続けるが。
『…………難儀だな。』
『何がだ。』
「……あの、御兄様?」
「……どうしたのでしょうね、リィン様。」
内側と外側。
同時に話し続けているからこそ。
妙な目で見られることは避けられなかった。
他シリーズからヒロイン1~2名追加しても良いと思います?
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GO
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NO
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どうせだしキャラ入れ替えれば?