今回は完全オリジナルの話しを入れました!
では本編どうぞ!
25層でピッコロを倒した後俺はアスナに衝撃的な言葉を言われた。
「ねぇ?デートしない?」
それを聞いて頭が真っ白になった。デート?何言ってんだ。最近血盟騎士団に入ってから色々と大変だと言っていたのはどこのどいつだよ。
「何言ってんだよ。そんなことしてる暇があるなら攻略を進めた方が良いに決まってるだろ」
「何言ってんの!ファイン君まともな休息取らないでずっとレベル上げしてるくせに」
「休息ならとってるよ」
「本当?」
「ああ。ちゃんと夜は寝てるし食事は取ってる」
「じゃあ丸一日休んだことある?」
俺は少しの間考える。……そういえばちゃんと休んだことねぇかもな。新しい階層についたら誰よりも速く迷宮区まで辿り着いてトラップ部屋を潰して回ったりしてるし。しかもこれ知ってるのあいつしか知らないし、もしアスナに言ったら怒られそうだな。かと言ってデートって言っても気まずいだけだし。…逃げるか。
そう言って徐々に後退りし、素早く逃げようとするがその前に腕を掴まれ阻止された。いやおかしくね?ステイタス圧倒的俺の方が速いはずなのになんで捕まってるんだ?しかもすげー笑顔だし。
「どうしてかな〜?なんで逃げるの?」
「めんどくさそうだし」
「何ですって!」
アスナは顔を真っ赤にしながら怒る。
「ファイン君にずっと攻略の負担掛けさせてるし昨日もあんな危険な目に合わせたからお礼に誘ったのにめんどくさそうですって!なによ!良いわよ!もう誘ったりしないんだから!」
そう言ってアスナはどっかへ歩いて行ってしまう。悟空は困りながらも……
迷宮区目指して歩きだす。
アスナside
もうなによ!失礼しちゃって! でも良いもんね。私はリアルの時結構モテてたの。そんな私がこう怒っているのよ。追いかけてくるでしょ。
実はアスナさんこの状況楽しんでんじゃないですか?
そんな訳ないでしょ。ていうか今の誰?まぁいいわ。さて肝心のファイン君はどうしてるかしら?そう思い後ろをチラ見する。ファイン君はどうしてるか見たのだが彼は私を追いかけてくるどころか背を向けて歩き出した。
ええ⁉︎何でこの流れでどっか行っちゃうの⁉︎普通そこは『悪い!俺が悪かった。だから機嫌直してくれ』とか言って一緒にデートする流れでしょ!なんで私なんか見向きもせずに歩きだすのよ!
そう思った私はファイン君を追った。
アスナside out
俺が数歩歩いていると後ろから腕を掴まれた。こういう時気を使えないの不便だなぁ。後ろを振り向くと先程どっかへ歩いて行ったアスナだった。
「…え?ちょっと待って?何してるの?」
「何ってこれから迷宮区に行くんだけど」
「なんで⁉︎普通この流れでどっか行こうとしないでしょ!」
「だってアスナがもういいって」
そういうとアスナ呆気に取られた表情して後ろを向く。最初はどうしたかと思ったが肩を震わせていた。まさか泣いてるの?
「え?どうしたの、何かあった?」
「私って、そんなに貴方にとって魅力ない?」
「…は?どうしてそんな話になるの?」
「だって私が誘ってもそんな態度とるのは私に魅力がないからなんでしょ?」
「いやそんな訳じゃないけど。てか泣くなって。(こんなところ見られたらますます俺の立場なくなるじゃねぇか。ただでさえ茅場の犬で通ってるのに)……悪かった俺が悪かったからそんな泣くなって」
「…私って魅力ある?」
「あるよ。十分ある。だからデートしよ」
そういうとアスナは震えが収まり急に飛び跳ねた。
「やった!ファイン君騙されたわね!私泣いてなんていません!」
「あ!ずりぃ!(これだからめんどくせぇんだ)」
「ファイン君にはいつも助けられてるし今日ぐらい休んでもらわないとね」
「はいはい分かったよ。それでどこ行くんだ?」
するとアスナは笑みをやめた。
「…カラオケとか?」
「ここSAOだぞ」
そう!ここは現実ではなくゲームの中。そしてこの世界にはおよそ娯楽と呼ばれるものはおよそ食事しかない。多分開発者である茅場がクリアする意思が薄れないためにそういう作りにしたのだろう。
「しょうがない。とりあえずうちに来るか?何もないけど近くに綺麗な場所があるぜ」
「ファイン君の家⁉︎興味ある!いきましょ!」
悟空はホームに帰るために転移門まで向かう。アスナもそれについていく。転移門に着くと悟空はアスナの手を掴み22層に転移する。その際にアスナが掴まれて顔を赤くしたのは秘密だ。
22層に転移する。そこは森に囲まれる空気の美味しい場所だ。アスナも攻略に来たので知っているが改めて来ると心が洗われるようだった。そこから少し歩く悟空。
「ねぇファイン君、どこに行くの?」
「もうちょっとで着くよ。……ほらあそこだよ」
悟空が指した場所を見るとそこには木々に囲まれながら日当たりもいい、そして木で作られた家と住み心地が良さそうであった。
「綺麗」
「だろ。これ見つけた時は即購入したからな。木に囲まれて静かな場所。そして日当たりも良くて朝日で起きる朝は最高だよ」
悟空は鍵を開けてアスナを入れる。アスナは最初中はどんな感じだろうと期待したがいざ入ってみると何もなかった。椅子も机も棚も何もない。
「え?ファイン君。家具は?」
「言ったろ。何も無いって。本当は色々と家具を買いたかったんだが家買うのでお金が尽きちゃって。ベットを買うので精一杯」
アスナはそれを聞いて呆れる。本当にこの家を見た時お金のことを考えずに買ったんだろうと察した。そんなアスナに悟空は家を後にするよう提案する。
「確かにこの家は何もないけど周りは綺麗なんだよ」
そう言って悟空はアスナを連れ出す。少し歩くとそこには大きな池があった。
「池?」
「そう。別に釣りはしてないけどこうして野原に寝転がってるだけで気持ちいいだろ?」
「本当ね。気持ちいいわ」
2人は寝転がる。暖かい太陽。涼しい風邪。風で木が揺れる音。どれもが気持ちよかった。次第に寝転がってるだけだったのが2人は寝てしまった。本来こんな場所で男ならともかくアスナ程の人物が寝ていたら大問題だがモンスターもいないこの場所は攻略しに来る人はほとんどおらず。釣りに来るにしては上層なので人も来ない。なので誰にも邪魔されず昼寝を堪能出来たのだ。
日が沈みかけた頃アスナが先に起きた。周りをキョロキョロする。次第に頭が冴えてきて状況を理解する。
(え⁉︎私もしかして寝ちゃってた⁉︎確かファイン君と2人で寝そべってて…そうだ!ファイン君は?)
悟空を探そうとアスナはするがすぐ横に寝ていた。随分気持ちよさそうにして。
「ファイン君寝てる。なんかこう見てるとボス戦の時とは別人に思えてくるな。可愛い」
アスナは悟空の頭を撫でるようにしながら普段のボス戦を思い出す。寝ている今の表情とは違いキリッとした顔で常に体を動かして相手に隙を見せない。そして自分達とは圧倒的な力の差。ステイタスだけではなく戦闘技術、経験から来る予測何もかもが遥か上を言っている。もし25階層のような悟空でも苦戦するような相手だったら自分達には何が出来るのかと不安になる。自分達は足手まといになるだけじゃないかと。そう思っていると起きたのか体を起こす。
「うーん。あれ?寝ちゃってた?」
「おはよう。良く寝てたわよ」
「アスナおはよう。悪い俺が誘ったのに寝ちゃって」
「いいのよ。私も寝ちゃってたし。それに気持ちよかった」
「なら良かった」
「もし現実に帰れたら今度はちゃんとしたデートしましょうね」
「…ああそうだな」
悟空はすでに日も沈むのでアスナをホームまで送った。
「今日はありがとう。楽しかったわ」
「ほぼ昼寝してただけだけどな」
「それでもよ。じゃあお休み」
「お休み」
悟空はホームに帰りベットに寝転がり今日のアスナの発言を思い返していた。
(現実帰ったらデートか。アスナには悪いけどそれは無理だな。正直俺はゲームで出会った奴とそういう関係になろうとはしない。それに運良くこの世界には
さぁ悟空の言う『あれ』とは一体なんでしょうね笑笑
すいません次回は50階層の話しすると言っていましたが変えてオリジナル回を挟むことにしました。やはりオリジナルはあったほうがいいかと思いましてね。ドラゴンボール要素も突っ込んでいきたいと思います!