茅場!テメェは俺を裏切った!   作:やってられないんだぜい

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 こんにちは名前変更しました!デストロイアアアアアから
やってられないんだぜいにしました。理由はなんとなくデストロイアアアアアが長いからです。え?やってられないんだぜいも長い?でもあを4つ繋げるのって時間かかるじゃん。だからこっちの方が良かったんだ!

 じゃあ色々語ったところで本編どうぞ!


 絶対に生き残ってやる!

 ファインが死んだことは瞬く間に全プレイヤーに広まった。最初はみんな喜びに打ち震えた。茅場の犬がとうとう死んだのだ。パーティーが開かれる程だった。誰もが戦うことを1度忘れて盛り上がった。

 

 少し離れた場所に集まる3人、アスナ、キリト、エギル。アスナは未だに泣き止んでいなかった。

 

 「アスナ、もう泣くなよ」

 「ファインくぅぅん!」

 

 アスナはキリトの励ましに耳も傾けずに泣いている。そんなキリトの肩にエギルは手を置く。

 

 「キリト、無駄だぜ。大切な人を失ったときは俺ら第三者がどうこう言ったところでどうにもならん」

 「だけどこのまま放っておく訳にもいかないだろ!」

 「変に慰めても相手を傷つけることになる。こういうときはそおっとしとくもんだ」

 「そういうものなのか。それにしてもこのパーティーろくでもないぜ。新聞に是非参加とか書いてあったからなんかあんのかと思ったらこれだよ。あの連中頭おかしいんじゃ無いのか?人が死んでるんだぜ」

 「俺もそう思う。それに重大な事にも気付いてないようだな」

 「重大な事?」

 「この攻略はファインがいたからこそのスピードでここまできている」

 「そうか!ファインがいないという事はこれからの攻略スピードが落ちる」

 「ああ。さらに25層のようなボスが多分50層、75層、100層にもいるだろう。今度はあいつ抜きで倒さないといけないんだ」

 「なんだよ、それ。そんなの無理ゲーだろ」

 「あいつらはそのことを知らない。きっとこのまま攻略していって初めて奴の偉大さに気づくんだろうよ」

 

 エギルはそういうと空を見上げる。それにつられてキリトも見上げる。天国にいるかどうかは分からないがこうしてるとファインと繋がってると思えたのだ。数秒そうしてるとアスナがやっとのことで泣き止み立ち上がった。

 

 「大丈夫か?」

 「…ええ、ごめんなさい。恥ずかしいところを見せちゃって」

 「しょうがないさ。大切な人がなくなったら皆んな泣くさ」

 「……そうね。ファイン君は多分私の好きな人だったんだわ。だからこそ悲しいし、悔しい。どうして彼を助けられない程に私は弱いのか」

 「ああ、そうだよな。悔しい。あまりの無力さに」

 「だから決めたの。私1番強くなる。誰よりも強く、今度こそファイン君のような犠牲者を出さないように」

 「ああ!俺だってアスナに負けないくらい強くなってやるぜ」

 「待てよ、これから先あの25層のボスみたいな奴が出てくんだぜ!どうやってあれに勝てっていうんだよ」

 「…勝てるかどうかなんて分からない。それでも俺達はファインの分まで戦い抜かなきゃあいつが報われない。それに俺らの現実の身体にも時間制限がある。どうせ待って死ぬならやるだけやって死のうぜ」

 

 キリトが言うとアスナもうなずく。内心諦め気味のエギルは呆れてしまう。それ程までにこいつらは馬鹿だからだ。しかし、どうせ待っていたって時間切れがある。ならやるだけやって死んでやる。

 

 「お前らがそこまで言うなら俺も付き合うぜ!」

 「あぁ、よろしく頼む」

 「よろしくお願いします」

 

 3人はこのファイン死亡パーティーの近くにいるだけで怒りが込み上げてくるのでその場を後にする。少し離れた場所で座りながら今後の方針を決める。

 

 「まず絶対条件として50層までで死ぬんじゃないぞ。そして前より攻略ペースが落ちたからって焦るのもダメだ」

 「分かってる」

 「そしてボスに勝つためには戦闘センス、あの動きを見れる動体視力が必要だがそんなもの簡単につけられたら苦労しない。かと言って今のままじゃ手も足も出ないだろう」

 「じゃあ一体どうすれば」

 「レベルのゴリ押し、これしかない。それじゃなきゃ奴らに勝てない」

 「まずはそれしかないよな」

 「ええ」

 

 3人は立ち上がって前に手を出し合って重ねる。

 

 「絶対に生き抜いて攻略しよう!」

 「「あえ(ええ)!」」

 

 3人は夜の星に必ず生き残ると誓いそれぞれの道を歩いていく。

 

 

 一方その頃悟空はというと

 

 

 「ひぃー全然着く気配すらねぇ。一体いつになったら着くんだ?って言うか本当にあるのか?」

 

 変わらぬ景色を走り続けていた。

 

 

 

 もうどんくらい走っただろう。何時間、何日、何ヶ月走り続け既に精神は限界に近かった。この場所に来てからお腹が空かなくなった。空いていたら1日で断念するがそこは感謝しよう。しかし長すぎる。一体いくら走ったか数えられないくらいだ。というか風景も変わってないから朝か夜かも分からない。気が遠くなっていく。

 

 「………ん?んん⁉︎もしかして!」

 

 そんなとき遥か遠くの方に尻尾が見えたのだ。いままで漠然としていたものが光輝いたように希望が見えた。そして先程まで疲れ果てていた精神が急に元気になり全力疾走しす。

 

 「ひゃっほおお!やっと見つけた!」

 

 尻尾の先にたどり着くとそこには何もなかった。

 

 「……は?え?どういうこと?無いんだけど」

 

 悟空は辺りを見渡す。すると斜め上空にぽつんと小さな球体があるのを見つけた。

 

 「あれか?星っていうからどんなのかと思ったら随分小さいんだな。よっと」

 

 悟空はジャンプをしてひとっ飛び。近づいても小さな事は変わらなかった。端から端まで見渡せる程だった。すると急に体が星に引っ張られていく。重力によって勢い余って着地に失敗してしまう。

 

 「ふぎゃ!いてて…なんだこれ!地面に体が引っ張られる。重力強すぎねぇか…!」

 

 すると目の前にゴキブリみたいな顔にグラサンをかけて太っている人?みたいなのがいた。そして胸には界王のマークがあることからこの人が界王様というんだろうと察せられた。

 

 「貴方が「待て!」…え?」

 「ワシの自己紹介は自分でする。

ワシはな……う〜〜ん、かい〜〜よ〜…かい〜〜お〜〜、かいおう……

 界王じゃ!」

 「あはははははそれ自分で考えたんですか⁉︎最高ですね!あはははは」

 

 悟空は界王のおよそギャグと呼べないもので大笑いする。理由はここへの道を教えてくれた人からの注意点だった。

 

 『よいか?界王様はたいへんギャグがお好きな方でな。訪ねて来る人には挨拶交じりのギャグを言ってくる。それがウケなかったら気分を害して修行をさせてくれなくなる。だから目一杯笑うのだ」

 

 自分のギャグがウケたのが嬉しいらしく気分よく話しかけてくれた。

 

 「ところでお前さん、ここは何しに来た?」

 「俺は界王様に修行をつけて貰いたくてここに来ました!自分今より強くなりたいんです」

 「そうか、修行か。いいだろう。ただしワシののテストに合格できたらな。このギャグの天才である界王様をシャレで笑わせる事が出来たらな」

 (来た!これもまじなのかよ)

 

 『界王様は修行をつけさせる条件として自分を笑わせろと言って来る。これで笑わせられないと追い返されてしまうから気を付けるのだ』

 

 悟空は悩んだ。どんなのをすれば界王様にウケるのかと悩んだ末にやったネタは…

 

 「じゃあいきます!

 

 皆んな!ストレッチャーズだよ!理想のボディを手に入れるためにエクササイズをやろう!……

 

 

 

 

 

 じゃあ今日はここまで!また来週!僕は絶対に来ないけどね!」

 

 数年前にテレビで見て面白かったジャングルポケットのネタだ。知らない人はジャンポケのエクササイズって調べてね!

 

 約3分間のネタを悟空はやり終えた。

 

 「どうですか!」

 「……今のの何が面白いんじゃ?」

 「え?」

 

 なんとこの界王様にはこのネタは全く受けなかった。悟空は驚いた。はっきり言って先程の自分のギャグが面白いと思ってるのに何故これがダメなのかと。

 

 (どうしてだ?あんな低レベルのギャグでウケるくせにこれが面白くないのか?じゃあどうすれば……待てよ?もしかしたら笑いの沸点が浅いんじゃなくて笑いのツボが人とズレてるのか?だとしたら)

 

 「はぁ、そんなレベルの笑いしか出来んと言うなら諦めて帰れ」

 「ま、待ってくれ!次こそは!」

 「しっかりワシを笑わせるかな?」

 「フ、フトンがふっとんだ‼︎」

 「⁉︎ぷ!ふぷっ!ぷぷぷ!くひひひ」

 「笑った!界王様が笑った!」

 「く、くそ〜〜〜!まさかそのネタを知っておったとは」

 「知って…おった?」

 「ああ。以前にお前と同じ事を言って来た男がいてな。まぁワシはデータの存在だから正確にはワシのモデルになった奴なんだがな。そいつは戦いが大好きな奴だった最初こそワシより弱かったがどんどん強くなって地球はおろか宇宙一強い男になったよ」

 

 悟空はその話を聞いておおよその検討はついた。孫悟空だろう。しかしひとつ気になる事がある。……この人物は原本にすら載っていない。だがこの話が茅場の作り話とは思えない。だとしたら茅場は原本以上に当時に詳しい何かをもっている可能性がある。そのためにはまず、

 

 「界王様。聞いていいですか?その人の名前を」

 「孫悟空。宇宙一強い男の名前じゃ」

 「やっぱりか。界王様」

 「ん?なんじゃ」

 「自分は孫悟空さんの子孫です」

 「なんだと⁉︎………そう言われれば面影がある。そうかぁ悟空の子孫かぁ。じゃあ悟空の行った偉業は知っておるか?」

 「はい。彼の数々の偉業は後世に語り継がれてます。俺は彼のようになりたいんです」

 「そうかぁ、じゃきつい修行になるがついてこれるか?」

 「はい!」

 

 これから孫悟空のきつい修行が始まるのだった。蛇の道を走って来て3ヶ月が経ち現在8月!

 





 ご愛読ありがとうございました。

 いやぁアスナ達がこれからどう成長するか楽しみですね。
 後、界王様ですが自分がデータの存在ってのを認識するかどうか迷ったんですが分かってるようにしました。なんか界王様がNPCみたいに決まった事しか出来ないようじゃ嫌だったのでこんな感じにしました。

 次回も多分2日後ぐらいに出すと思うんでよろしくお願いします!またね
 ではまたね
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