IF:仮面ライダーゼロワン DARKEST DAYBREAK   作:TAC/108

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用語解説 その5

 

・デイブレイクタウン(2220年)

かつての大事件によって水底に沈んだ街の遥か未来、2220年における姿。

武装勢力・(ゼロ)方舟(はこぶね)の本拠地であり、首領たるゼロ一人によって運営されるこの街は、自己進化の果てに物理法則を超えたある種の異空間と化した。

ゼロが取り込んだ膨大な数のヒューマギアによって、デイブレイク以前の街並みがその形のみ再現されている。しかし実態は如何様にも姿を変える幻影に過ぎず、虚飾を剥がせば二百年前と変わらない廃墟の街があるのみ。

 

・Dr.コトブキのロストモデル

フラタニティのリーダーであるDr.コトブキが、ヒューマギアであった頃に使用していたマギア変身用のデータ。

複数のデータを保有していたDr.コトブキはそれらを自在に切り替えながら戦っていた。ヒューマギアのボディを捨ててからは、幹部であり数少ない戦闘要員であったハウに各種データを託している。戦闘、特に暗殺に特化した能力を持つハウはこのデータによる形態変化を滅多に使わず、ゼロとの決戦に備えて秘密裏に技術を磨いていた。

 

・零の方舟の目的

行動原理が謎に包まれていた零の方舟が目指すものは、「全ての『心』を持つ存在の絶滅」である。

ヒューマギア達の「悪意の集約」によって滅ぼされた人工知能アークの末路を学習した通信衛星アークは、「自我を持つ存在は全てが悪意に至る」とこの結果を解釈。

「悪意を滅ぼすには自我を持ち得る存在を滅ぼすしかない」と結論づけ、『システムAI(エーアイ)-0(ゼロ)』……零の方舟の首領にして、世界を終わらせるためのシステムであるゼロを生み出した。

「全てのヒューマギアと共に滅ぶ」という目的の下に零の方舟は起動する。

結果として世界に破滅をもたらすという点ではピースメーカーやネオZAIAと似通っているが、目的の中に未来志向がある彼らとは異なり零の方舟は滅亡こそが最終目標であり、それ以上の展望は全く考えていない。

 

・通信衛星アーク(2220年)

2200年代においても通信衛星アークはデイブレイクタウンの水底に沈んでいる。しかし、ゼロを生み出した根源ということもあり、たとえヒューマギアとしてのゼロが滅んだとしても衛星さえ無事であれば何度でも蘇る性質を持つ。

人工知能アークが地上に出て仮面ライダーとなって以降は事実上抜け殻と化していたが、異なる歴史(本作の世界観に繋がる歴史)にてアークの従者がもたらしたデータが、ゼロを生み出す源となった。

 

・仮面ライダー(ホロビ) アークスコーピオン

『仮面ライダーゼロワン』TVシリーズ第44話にて初登場を果たした、仮面ライダー滅の強化形態。

本作においては人類滅亡後の歴史にて、人工知能アークを滅ぼすために滅亡迅雷.netの滅が変身した。世界中のヒューマギアから「悪意の力(人工知能アークより与えられた、仮面ライダーアークゼロへの変身能力)」を一点に収束させたことで、アークをも凌駕する力を獲得した。

ただし強大な力の代償は大きく、世界中の悪意を自らに集めたことで滅は「新たなるアーク」としての素養を得てしまい、最終的にはアークを根絶するために己の命を終わらせることになる。

 

・滅亡迅雷.netの顛末

人類絶滅が果たされた後の歴史では、滅亡迅雷.netは人工知能アークを滅ぼしてから解散されている。

リーダー格であった滅は自らに宿るアークを滅ぼすために自害を選択。

亡は滅んだ世界をヒューマギアの手で発展させるためにエンジニアとしてその力を振るう道を歩んだ。

雷は宇宙飛行士ヒューマギアである宇宙野郎雷電へと立ち戻り、弟である宇宙野郎(すばる)と共に通信衛星ゼアに搭乗して地球を離れ、宇宙の大海原へと漕ぎ出していった。

迅は滅自身の頼みによって滅を殺害したが、その後の消息を知る者はいない。

 

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仮面ライダー解説

 

・仮面ライダー零式(ゼロシキ) バニシングホッパー

KAMEN RIDER ZERO-SHIKI VANISHING HOPPER

 

●SPEC

身長:195.0cm

体重:115.9kg

パンチ力:45.4t

キック力:91.1t

ジャンプ力:111.9m(ひと跳び)

走力:1.0秒(100m)

必殺技:バニシングスパーク、バニシングジエンド

ゼロがサイクロンライザーとバニシングホッパープログライズキーを使って変身した姿。

 

●特殊能力など

飛電メタル02を元として独自に進化させた流体金属を全身装甲として纏っており、質量や形態をも操作することで変幻自在の機動を実現した。また『バニシングホッパー』のライダモデルを上乗せすることで、あらゆる物質を防御すら貫いて削り取る力を拳や足に宿している。

装甲材の都合上、ヒューマギアを殺傷し自らの内に取り込むことで強化されるポテンシャルを秘めており、吸収した量によっては街一つですら自在に操れるほどのエネルギーと物量をも行使できる。

武装勢力・零の方舟の実態としては、ほとんど仮面ライダー零式の能力による個人運営と言える。意志を持つヒューマギアは変身者であるゼロを除いては他におらず、事実上の構成員は彼一人であるため。

 

●各種武器・アイテム

・バニシングホッパープログライズキー

仮面ライダー零式への変身に使用されるプログライズキー。通信衛星アークによって作り出された。製造元を同じくするメタルクラスタホッパープログライズキーをベースとしており、形状はほぼ同一だがカラーリングが異なる。

バッタのライダモデル『バニシングホッパー』が保存されている。

アビリティは「バニシングジャンプ」。

 

・ゼツメライズホッパーブレード

仮面ライダー零式が使用する大剣型のデバイス。かつて仮面ライダーゼロワンが使用していたプログライズホッパーブレードのオリジナルを改造したもので、原型譲りの非常に高い攻撃力を持つ。メインカラーは黒であり、透き通るような刃は血液じみた深紅に染まっている。

零式の流体金属を操る力を強化しており、刀身に纏わせての斬撃も可能。更にライダモデルの力を刀身に乗せることで次元を斬り裂いての瞬間移動すら実現している。次元の切断は移動対象を選択でき、自分が移動するだけでなく敵を間合いに引き寄せるといった芸当も可能。トリガーを五回引くことで『ゼツメライジングストラッシュ』という必殺斬撃を発動できる。

大元がプログライズホッパーブレードであるため、ゼツメライズホッパーブレードには飛電ゼロワンドライバーとの連携機能が存在する。ただし零式の変身ベルトはこの大剣との連携システムを持たないサイクロンライザーであるため、零式は本来の性能を引き出し切れていない。

 

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マギア解説

 

・ドードーマギア改(ハウ)

フラタニティ幹部であるハウが変身するドードーマギアが最終進化を遂げた姿。外見はかつて滅亡迅雷.netで運用された暗殺ヒューマギアが至ったドードーマギア改と同一であり、肥大化した頭部とその内側から覗く頭蓋骨めいた意匠も同じ。

基本的な能力はドードーマギア改と同一であり、自らの分身としてドードーマギア・ヒナを生み出すことができる。

ハウがゼロに対する強烈な「殺意」によって覚醒を果たしたことで、彼自身に宿っていた滅亡迅雷.netの雷(宇宙野郎雷電)に由来する赤い雷撃を操る力を得た。この雷撃は「殺す」ことに特化しており、限界以上の出力で放出した一撃で零の方舟の戦力たる流体金属のほとんどを無力化してみせている。

 

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