怪獣娘(絶) 〜ウルトラマンZ参戦計画〜 作:ただのファンだよ。
前編と中編がありますので、まだの方はそちらから先にどうぞ。
『フォッフォッフォッ!』
「くっ」
勝利を確信し高らかに笑い声を響かせるバルタン星人。目の前には身体のあちこちにかすり傷や砂埃などの汚れを付け、膝を屈して地面に手を突いた四つん這いで頭を下げるゼットンと高笑いするバルタン星人。
わかりやすい勝者と敗者の図が、そこにあった。
『フォーフォッフォッフォッ!』
「……っ」
ゼットンはバルタン星人との戦いに敗れた訳ではない。寧ろバルタン星人がある行動を起こすまでまでは互いに無傷の状況が続いていた。ならバルタン星人が起こしたある行動とは?───人質だ。
バルタン星人は壁の内部を無重力空間に変えると自身の宇宙船から捕獲用エネルギーネットを使い一般の人間や自衛隊の人員達を根こそぎ捕らえ人質とした。人質とした人間の一人を操り翻訳装置として扱い、抵抗すれば捕らえた人間を全て消滅させるとゼットンに告げたのだ。
ゼットンはバルタン星人の言葉に従い抵抗をやめ、バルタン星人は意味のわからない愚かな種族だと嘲笑った。
それからはバルタン星人のやりたい放題だった。ハサミから電撃光線や白色の破壊光線を低威力に抑えてゼットンに浴びせ、殴る蹴るの暴行。しまいには捕らえた人間のうち数名を選びゼットンに暴行する様に指示した。最初こそ拒否する人間がいたがハサミを鳴らすだけで意見を変えてゼットンに手をあげた。殺されたくない、死にたくないと、自分を守ってくれるゼットンに本気で攻撃し、袋叩きにする。
それでも抵抗しないゼットン。常人よりもずっと遥かに頑丈だと言っても限度はある。ゼットンは身体を襲う痛みを根を上げる事なく歯を食いしばって耐え続ける。
フォッフォッフォッ、バルタン星人の笑い声が木霊する。
ゼットンが痛めつけられる姿に満足したバルタン星人は数名の人間を再びエネルギーネット内に捕らえると翻訳用の人間を使って言い放った。
「『私の目的はこの星の原住民を全て消し去り、この星を我が物とする事だ。どの道お前達は消えて無くなるのだ』」
悲鳴が、絶叫が、怒りが、慟哭が、絶望が、満ちる。
人間達が叫ぶ、ゼットンに宇宙人を倒せ!と。何をしてるんだ!ふざけんな!さっさと倒せよ!早く助けて!起き上がれよ!役目だろ!
さっきまで自分達が手を上げた事を棚に上げて少女に身勝手な言葉を投げ掛ける。
ゼットンは動かない、頭を下げたままプルプルと震えるばかり。
『フォー!』
バルタン星人がトドメに掛かった。
当初の目的の一つでもあるゼットンの捕獲。バルタン星人はハサミをゼットンに向けると宇宙船からエネルギーロープが放たれゼットンの腕や足、腰などの関節や首に絡み付いてゼットンを捕らえる。大の字の姿で吊るされ無理矢理前を見させられる。
バルタン星人がゼットンに近付く。一歩、また一歩。敢えてゆっくり歩み恐怖を煽る。
「……っ」
ハサミを鳴らし笑い声を響かせ一歩ずつ距離を詰める。
「………ぃ、いや」
ガチガチと歯を鳴らす、恐怖に顔が歪むゼットン。
「いや……いや…」
空から罵倒が聞こえる。心無い言葉がゼットンを責める。
「こな、いで……!?」
ゼットンの目前で立ち止まり、ゆっくりハサミをゼットンの顔に近寄せ、ハサミを開く。暗い昏い奈落の様な穴が視界に広がる。
その時、頭痛と共に頭に声が響く。
───お前は、この星を侵略する為の兵器として利用してやろう。
バルタン星人のテレパシーだ。何故今までしなかったのかわからないが最後の最後にバルタン星人はゼットンの頭に直接話し掛け、否、一方的に叩き付けた。
悪趣味にも火の海となった地球の街の上空に浮かび、仲間や一般人に向けて火球を放つ自分の映像を付けて。
「ア、ァァ、……ぁ」
遂に恐怖が限界を迎え心が折れたゼットンの姿が変わった。頭の角と額の結晶が消え、服装がGIRLS職員の制服に。
変身が解け、ただの少女としての姿が露わになる。
『フォ?』
バルタン星人も一瞬だけ戸惑ったが、洗脳してから再度変身させればいいと赤色光線を撃とうしたその時。
───光が顕現する。
銀色の巨人、刃が如き光の戦士、轟く悲鳴を耳にして、来たぞ我らの『ウルトラマン』。
ウルトラマンゼット、アルファエッジ。
「ジェア……」
ここに降臨。
『
!!さっきまで何を言ってる変わらなかったあの宇宙人、バルタン星人の言ってる事が何となくだけどわかる。
『アレは宇宙語だ。ゼツト、お前は私を通じてあのバルタン星人の言葉を理解しているんだ』
なるほど。流石ゼットさん、
宇宙の言語も理解できるとは御見逸れしました!!
『え?い、いやだから頭が低い……』
(よし、行きましょうゼットさん、ってアレは!)
ゼットンさんが捕まってマリオネットみたいなってる!それになんか巨大な網みたいのに沢山の人が!?
ーーーッ!このセミヤロウ!散々好き勝手しやがって!ヤキを入れてやる!!
「ジィアァ!!」
俺は右手を握って拳を作り思いっきり振りかぶればバルタン星人は慌てて姿を消した。はい、
バルタン星人が消えた瞬間に俺は拳を解いてゼットンさんに手を伸ばす。
(ゼットンさん確保ー!!)
掌にゼットンさんを優しく包めばバルタン星人の宇宙船から伸びる縄も自然と千切れる。立ち上がり掌を開けばちょこんと女の子座りしたゼットンが………え?誰この子?
「……ウルトラ、マン」
えぇっと。……あ!ゼットンさんの人間形態っていうか変身してない時の姿か!あーあー!確かに似てる似てる。いやー、びっくりした。よし、兎に角ゼットンさん無事救出。じゃあ次は網の中の人達だな。
俺は片手にゼットンさんを乗せたまま網の真下にもう片方の手を向ける。すると手から柔らかな光の光線が放たれ地面にぶつかると広がる。クッション、よし!
続けて宇宙船に向けて額のビームランプからゼスティウムメーザーを撃つ。超高熱光線は一直線に宇宙船を狙い、直撃。宇宙船は火花と煙を出しエネルギーの網が途切れる。自然と網の中の人達が落下するがさっきの光線が作る光の領域に入った瞬間、ふわりと柔らかに降り自分の足で無事着地する。
「うおー!」「やった!助かったんだ!!」「ありがとうウルトラマンZ!」「アヤ!」「ママー!!」
ついでに宇宙船が壊れた事でバリアも消えて壁の向こうの人と合流する。ほら、早く逃げろ逃げろ。
自衛隊の人達が一般の人達に逃げる様に指示する。自衛隊の人達の言葉に従って次々と避難する人々。と、忘れちゃいけない。
膝を突いて片腕を伸ばす。ゼットンさんも早く避難してください。最初ビクッとした自衛隊の人達だけど掌に乗っているゼットンさん(人間バージョン)を見ると俺の意図を読んでくれて保護してくれる。
「彼女や住民達は我々が責任を持って守りきる。だからウルトラマン、あのバケモノの相手は頼んだぞ!!」
「ジィヤ!」
『
現れたなセミヤロウ。
背後から声が聞こえた為、立ち上がり振り返れば、俺と同じ巨体にまで巨大化したバルタン星人がいた。へっ、上等じゃねぇか!!
(覚悟しろよ!俺は、いや、俺達はウルトラ強ぇぜ!!)
「ジェェッアァー!!」
俺は勢いよくバルタン星人に向けて飛び蹴りを放つ。
『
蹴りが当たる寸前、バルタン星人は嘲笑う様に一鳴きしてから姿を消した。くそ、どこ行きやがった?
『フォッフォッフォッ!』
!?後ろからあの独特な笑い声がし、振り返れば奴が俺にハサミを向けている。奴はハサミから白い光線を放った。
『
「ジィア!?!?」
俺はバルタン星人の白色光線をモロに受けた。づぅ…ッ、ちくしょう痛ぇ。
『気を付けろ、ゼツト。バルタン星人の放つ白い光線は破壊光線だ!』
(知ってたなら早く言ってくださいよ!)
知らなかった訳じゃないんでしょ!?
くっそー。自衛隊のオッチャンと約束した手前カッコ悪い所は見せられねぇんだよ!!
「ジィヤ!」
バルタン星人に向かって駆け出す。バルタン星人も舐めてやがるのかテレポートはしない。
『フォ!』
「ジィ……」
バルタン星人は右腕のハサミを振って攻撃してくるが、俺は急ブレーキを掛けて減速。バルタン星人のハサミは見事に空振り空を切る。アタックチャーンス!
「ジェア!」
『ブォ!?』
俺はバルタン星人の右足の甲を踏み付け、バルタン星人も短い悲鳴を上げる。だが、まだだぜ。これの本当の目的はお前を逃がさない事にあるんだからな!
「ジェア!ジィア!ディアッ!!」
『フォ!?ブォッ、フォッ!」
足を踏み付け固定しゼロレンジによる脇腹に左フック、肩に右チョップ、奴の腹に右足での膝蹴りの三連打だ!
『
うわっと。くそ、アイツ。自身から分身を作り、その分身をぶつけて俺を弾き飛ばしやがった。
『フォッ!フォッ!フォッ!』
そのまま俺を弾き飛ばした分身体が攻撃してくる。ハサミでの近接戦だが、闇雲に両腕を振り回してくるだけ。宇宙拳法嘗めんな、そんなもん軽く捌いて反撃だ。正拳連打からのアルファバーンキックで分身を消し飛ばす。
分身体を倒したら次は本体を!と辺りを見回したが奴の姿がどこにも見当たらない。どこだ?どこにいる?っていっづぅ!?
背中に灼けつく様な痛みが走り、振り返ればバルタン星人がいやがる。この野郎!!俺がバルタン星人に向かって駆け出そうとする寸前に奴の姿が消えた。またかよ!
「ジェア……」
『フォッ!!』
「ジャアッ!?」
今度は背中にハサミで直接攻撃される。くっそ、コイツ!後ろからばっか攻撃ばっかしやがって、卑怯だぞ!!俺はバルタン星人に拳を打ち込むが手応えが全く感じられない。証拠に拳を受けたバルタン星人が煙の様になって掻き消えた。
『フォッフォッフォ』
『(ゼスティウムメーザー!)』
『フォーフォッフォッフ』
『(ゼットスラッガー!)』
テレポートで出現する度に光線技を撃つが、受けたのは
『フォッフォッフォッ』
『『フォッフォッフォッ』』
『『『『フォッフォッフォッ』』』』
『『『『『『『『フォッフォッフォッ』』』』』』』』
一体が分裂して二体に、二体に分裂して四体に、四体が分裂して合計八体になり囲まれる。
八体のバルタン星人が突撃して総攻撃を仕掛けてくる。数的有利っていうのは単純に強みだ。俺は防戦一方になり、それでも捌き切れず攻撃をくらってしまう。こっちは本体を見分けないと奴にダメージを与えられないのに、奴の分身は俺に攻撃できる。
(くそ、分が悪いなんてもんじゃないぞ!?)
七体のバルタン星人は俺を中心にして囲い、両腕のハサミを向けてくる。奴らのハサミから破壊エネルギーの光が漏れる。
(え?七体?残りの一体は…)
『ウルトラ拙いぞゼツト!避けるんだ!』
(は、はい!!)
俺はバルタン星人の白色光線を空へ飛び、避け様とするが。
『フォー!!』
「ジィヤ!?」
バルタン星人の分身体の一体が俺の頭上に出現、そのまま俺に覆い被さって地面に叩き付けられる。
(邪魔だ!離れろ!!)
『ゼツトッ!!!!』
(なっ!?)
『『『『『『『フォーッ!!!』』』』』』』
ゼットさんの声の直後、七体のバルタン星人が白色光線を一斉に解き放つ。それも一発だけではない、次々と光線を撃ち続け爆撃を行う。
「ジィィアァァア!?!?」
(アアアアアぁあぁぁあアアァアぁアあアア!?!?)
『フォッフォッフォッ!』
痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い
バルタン星人の分身体ごと俺に破壊光線が殺到し、痛みに絶叫してしまう。
『
「……ィア」
ピーコンピーコンと、カラータイマーが赤く点滅する。エネルギーの量の低下や負傷を負った時に危険信号の役割を持つカラータイマーが鳴り出した。……はは、寧ろまだ生きてる事が奇跡なのでは?
爆撃が止んで倒れ込む俺をバルタン星人が嘲笑う。
勝利を確信でもしたのかバルタン星人が歩み寄ってくる。
『
「………」
『
『(……ゼスティウムメーザー)』
『ブォッ!?』
隙だらけ且つアホ丸出しで高笑いするバルタン星人の片目にゼスティウムメーザーをぶつけて爆破する。
片目にハサミを押し当てて悶絶するバルタン星人を尻目になんとか立ち上がる。へっ、ざまぁみろってんだ。馬鹿みたいにベラベラ喋りやがって。
(詰めが甘い辺り、お前も若造なんじゃないのか?)
『フォッ!?
あり?通じた。……まぁ、それならそれで挑発させてもらおうかな。
怒って馬鹿正直に突撃してくれれば儲け物だし。
(ムキになるのは図星だからっていうよな?なんだお前、若気の至りで地球侵略に来たのか?その癖にはウルトラマンが来ない星を狙うとかビビってる証拠じゃないか)
『
奴は激怒して大量の分身体を作り出した。人間なら顔を真っ赤にして怒ってんだろうな。
ってか、そうきたか。作戦失敗じゃん、拙いなこりゃあ。
『せめて、本体さえ見抜く事ができれば。くそっ!目で見ても違いがわからねぇ!!』
(目で、見ても……)
ふと、とある言葉を思い出した。
GIRLSに来る前に出会ったあの人の言葉を。
(──『見える物だけ信じるな』か。………よし、ゼットさん。
『………え?へ?』
(いいから早く、お願いします)
『わ、わかった!』
俺の言葉にゼットさんは困惑した様子だったけど言う通りにしてもらう。
俺だけでなくゼットさんの視界が途切れるのを確認すると小さく俯き、両足でしっかり地面を踏んで、掌を前に向けた状態で左腕を胸より上に、右腕は逆に胸より下に配置して集中する。耳で音を拾い、肌で風の流れを感じ、足で地面の振動を確かめる。情報を得る視界をシャットしたお陰でそれ以外の感覚が研ぎ澄まされる。
すると、視界以外の感覚が混ざり合い超感覚が出来上がるのを感じ取れた。
(……!)
研ぎ澄まされた超感覚が奴の隠し切れない感情の昂りに反応した。視界が閉じて漆黒の空間だというのにはっきりと奴の姿を捉えた。
───後頭部に向けられる奴のハサミ、俺の頭を吹っ飛ばすつもりだろう。
「ジィィヤァ!!」
奴が光線を放つ瞬間、俺は屈んで躱した。
奴が困惑する気配を感じる。そして俺は、
(そこだぁぁあ!!!)
振り向き
(よっしゃあ!!)
『ウルトラヒットー!!』
『
俺とゼットさんの興奮する声とは裏腹に、奴は腕を破壊された痛みで倒れてゴロゴロと転がり回る。
「ジィア」
『……ッ!?フォッ!』
俺がうつ伏せに倒れるバルタン星人の側に近寄るのを奴が察知すると、奴の姿が消える。
「……ジィ」
(………)
俺は再び目を閉じて感覚を研ぎ澄ませ、奴の居場所を探る。
……見つけた。これで終わらせてやる!
アーマーが光を放ち、腕にエネルギーが集束する。ゼットさんと息を合わせ必殺光線を解き放つ。
『(ゼスティウム光線!!)』
十時に組んだ手から凄まじい威力の光線が放たれ、まっすぐに
バルタン星人の断末魔すら消し飛ばす程の光がスパークし、直後空に紅蓮の大華を咲かせた。
「………ジィヤッ!!」
バルタン星人が完全に倒されたのを確認すると空へ飛び立った。
「やったー!」「ありがとう!!ウルトラマンZォォオ!!」「うおー!!助かったんだ!!」
少し離れた所からウルトラマンZを喝采する声で満たされる。皆がウルトラマンZに感謝し、無事に助かった事に安堵している。
私は一般の人達とは少し離れた所で自衛隊の人達に保護されている。異星人が倒されてウルトラマンZも飛び去り自衛隊の人達に指示を終えた隊長と思われる人が歩み寄ってくる。
「君も、よくやってくれたね」
自衛隊隊長の人が私を労ってくれる。その瞳には少し不安が見え隠れしていた。多分、一般の人達が私に暴力を振るった事を危惧しているのだろう。
「大丈夫、です…」
「……そうか。ゆっくり休みたまえ」
そう言うと私を一人残し隊長の人は部下の人達の元へ向かった。
「………」
傷付かなかったと言えば、嘘になる。守る人達から暴行されて罵倒された。正直、ショックは大きかった。
けど、覚悟はしていた。私は怪獣娘の中では古参の方だ。その上、私が宿すカイジューソウルは怪獣の中でもトップレベルで危険な怪獣。当然、受け入れては貰えなかった頃もあるし今でも怯えられたりする。だから少し慣れている所はある。
それでも怖くない訳がない…!みんなは私を最強の怪獣娘と呼ぶ、誰も寄せ付けない孤高の存在だと。
「…そんな訳、ない」
私は、唯、怖いだけ。皆私をゼットンの怪獣娘として視る。
もしも失敗して、失望されるのが怖い。誰か共に行動して、想像と違うと見放されるのが怖い。守り切れなくて、失うのが怖い。
───目的のないまま活動してる自分を知られるのが怖い。
他にいないから、出来る人がいないからしてるだけ。自分のしたい事なんて何もわからない。いつもいつも悩んで悩んで悩んで、それでも答えなんて出てこない。ただ言われた事、頼まれた事をしているだけ。
アギラに似ていると感じたのは、自分のしたい事がわからなくて悩んでいる姿に共感したから。悩み続けながらも前に進もうとする姿に憧れたから。今の妥協する様になった私とは違い怪獣娘になったばかりの頃の私を思い出してしまったから。
私は怖がりだ。自分の意思の示し方もわからなくて、素の自分を他人に見せる事が出来ない様な人間だ。
───でも、ウルトラマンからすれば私もきっと
「……このメダル」
ウルトラマンの横顔が描かれたメダル。
相変わらずこのメダルを見ていると胸がざわつく。
「……ウルトラマン」
でも、このメダルがあのウルトラマン。
私を二度も救ってくれたウルトラマンZとの繋がりだと思うと、胸が
「ゼット…
一方その頃。
「ボクを一人にしないでよー!」
「ご、ごめん。ごめんって」
(痛い!痛いってアキさん!?ヤメテ!お願い!!)
ポカポカとアキに叩かれる。怪獣娘になってないし手加減もしてくれてるんだけどバルタン星人戦でボロボロになった俺には激痛で、涙が出そうになるのを必死に堪えてる。
「ゼツトのバカ!!」
(ギィィヤァァア!?!?)
標的(ゼットンさん)を確認。
落ちろ!…落ちたな(確信)
“実はネガティブコミュ障系”美少女ってイイよね。依存させたい。
次回予告!(CV.ウルトラマンゼット)
『俺とゲネガーグと通った異次元に通じる穴のあった場所から原因不明の虹が出現。異常な磁場が織りなすその虹は樹海の異次元空間に繋がる入り口だった!
怪獣娘と日本の軍人達はその異次元空間を調査する事になったが、異空間空間の中には銀色の怪獣が!?
とんでもない剛力の怪獣には新たなチカラで対抗だ!!次回!!
ウルトラ燃やすぜ!!』