アルシャードセイヴァー・リプレイ シャードギア   作:モモンガ団

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第一話「シャードギア」
PREPLAY01:はじめてのGM


PREPLAY01:はじめてのGM

 

 吾輩はモモンガである*1。名前はもうあるが、基本的にモモンガと呼ばれている。

 TRPGを初めておよそ3年、モモンガは初めてGMをやろうとアルシャードセイヴァーの卓を立てることにした。

 GMに挑戦することを宣言すると、いつも卓を囲む仲間たちがPLとしての参加を表明してくれた。

 

 レギュレーションは以下の通り。

 

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 今回予告

 サジッタ社のとある研究室。

 そこではクエスター用の様々な装備の開発が行われているという。

 キミたちは研究主任である小柳から新装備のテストへの協力を依頼された。

 報酬はそれなりに高い。

 キミたちはお金のため、あるいはクエスターたちの未来のため、その依頼を受けることにした。

 

 アルシャードセイヴァー「シャードギア」

 蒼き星に新たな奇跡が生まれる。

 

 

 

 各PCハンドアウト

 コネクション:小柳利男 関係:ビジネス

 キミたちはクエスターとして活動している。

 サジッタ社所属、フリーランス、

 もしくは他組織に属しているが小柳と面識がある等、依頼を受けられる状態なら自由に決めてよい。

 

 

 初期作成。 サプリは上級のみ使用可能。

 

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 初GMのテストということで、シナリオ内容も新装備の戦闘テストという内容にした。

 PC2名で戦闘を1回行うだけの簡素なシナリオだ。そうそう時間はかからないだろう、GMはこの時そう思っていた。

 

 

 ここで各メンバーの紹介をしておこうと思う。

 

モモンガ団

 筆者でありGM。モモンガの力で世界征服を行う秘密結社の総帥である*2

 基本的にはモモンガと呼ばれている。小動物、百合、メカ、神話、歴史、ミニチュア玩具を愛するTRPGプレイヤー。

 PL歴3年、GM歴約3か月*3。主にアリアンロッド2Eとアルシャードセイヴァーをプレイしている。

 

 

ちありす

 モモンガが尊敬するヲタクの一人。「好き」を言語化する能力や他人のモチベを上げる能力に長けている*4

 アリアンロッド2EのGMもしており、モモンガも頻繁にPLとして参加している。

 小説家になろうで「アリアンロッド2E・リプレイ・ダイジャスティス」を連載中。

 

ふむたん

 紫という色をこよなく愛する人。この人の影響でモモンガはドールの服を買う時、紫系統をよく買うようになった。

 主にアリアンロッド2EのPLをしており、メイジやアコライトのPCを使うことが多い。

 TRPGの戦術眼に優れており、的確なアドバイスで他PLをサポートしてくれる名軍師。

 

 

 

 予定日の数日前、PL2名がキャラクターシートを完成させた。

 

ちありす:できた!

アタッカー/ソードマスター/オウガ! 初GMにぶつけて良い構成なのかこれって気もしなくもないので、もしアレだったら仰ってください!?

 

モモンガ団:うおお!火力たけえなおい!!

 

ちありす:フツミタ&タケミカ持ちでCrt値10のロマン構成(初GMにロマンぶつけるな)

 

モモンガ団:これボス1ラウンドもつか……?(震え)あ、でも案外ちょうどいいかもしれん。*5

 

ふむたん:完全攻撃系おねーちゃんだと……これは疑似タイマンの流れを作ればいいんだな。マジックシールドとチャンス、どっちがいいです?

 

ちありす:あ~~~チャンスいいですね!!

 

ふむたん:おっけーです、じゃあ2ターンに限りクリ値8でいけるよ!戦闘能力ないからセットアップで逃げるので後は任せるスタイル。

 

 

 そうして準備は完了し、セッション当日を迎えるのだった。

*1
ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科モモンガ族に属する小型哺乳類

*2
PCの設定ではない

*3
リプレイ執筆当時

*4
とモモンガは思っている。

*5
この時はそう思っていた


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