不死身の提督の見た地平線 作:消えずの金剛石
稚拙、矛盾点も多々あるかと思われますが、お楽しみください。
壱日目 最悪な初対面
さんさんと輝く太陽がじりじりと地面や工廠を照らす7月のある日のこと、ここ横須賀鎮守府にある一人の提督が就任しようとしていた。
「うぅん……暑いな……」
そう言いながら額から零れる汗を拭いてら愚痴をこぼす一人の男性、
最寄りのバス停から歩いて一時間、既にかなり疲労が溜まっていた僕はそろそろ限界かなと思っている所に唐突に
「えぇ……噂には聞いていたけどさぁ、これは……」
俺の視界に入ってきた
それよりもいい加減歩き疲れたから執務室で休憩する為に歩を早めようとした時、不意に
「……何故かは知らないけど歓迎されてないみたいだね……一体どうしたものか……」
いやまぁ理由は僕の上司である上白沢元帥からは聞いていたけれどさ。
気を抜いて考え事をしているとすぐさま
「兎にも角にもどうにかしないと話もできなさそうだなぁ……」
_____________しょうがない、出し惜しみは無しだね_______
僕はそう決心し、全力で走りながら頭の中の引き金を引いた。
「___我が偉大なる祖先よ、今一度、この我が身に力を貸し与え給え」
やけに冷めた口調でその祝詞を告げる、瞬間。優斗の瞳の色が赤から
英霊憑依、かつて藤原の一族がその権力を永遠のモノにする為に生み出された技術。尤も、現在の地球上で唯一でそれを使えるのは藤原の末裔である優斗だけである。
「……久々に使ったが、この状態なら何とかなる」
優斗と意識を入れ替わった
「何だとっ……ただの人間風情がなぜ……」
「何ですカあのBoyは!?」
憑依したことにより強化された聴力が僅かに前方にいる俺に撃って来たであろう奴らの驚きの声が聞こえた、伊達に藤原の末裔やってねぇんだこんなのは朝飯前だ。
「さぁて、どいつが俺に喧嘩を吹っ掛けてきやがったんだ?」
そろそろ拝見させてもらおうか、
全力で地を蹴ったからかやや身体がふらつきながら挑発をかけると声が聞こえてきた。
「ハッ、それはオレの事だ、クソ人間!!」
「近いっ……!!」
声のした方に目を向ければ学生服を着て眼帯を付けた女性が俺を殺さんがために突撃しながら腰に差した日本刀と似た形の剣を引き抜いているのが見えた。
「これで終いだッ!!」
俺の首がこのままでは跳ね飛ばされるだろう。____そう、
女の刃は優斗の首を跳ねれなかった。ガキンッと鋭い音を立てて目の前の男が持つ軍刀に阻まれたからだ。
あり得ねぇ……さっきの回避や突撃も人間離れしすぎだ。それに何故だろうか、目の前のコイツからどうしてオレと同じ気配がしやがるんだ?
「テメェ……! どうやってオレ様の攻撃を防いだ!?」
「悪いが急に砲弾飛ばしたり切りかかってくる輩には教えれないなっ!」
鼻で嗤いながら女の日本刀もどきを弾き飛ばして飛び退きサマーソルトで着地。我ながら完璧……ッ!? やべぇ、そういやさっき二人の声がしたんだった、もう一人は――――
「これで終わりネー!!」
俺が気付く前に彼女は既にその主砲をこちらに向けきっていた。
やばい、この距離じゃ避けれない……!
「まずっ――――」
その直後、爆音と共に俺の体は文字通り
至近距離からの砲撃、しかも
「Yes! これであの化け物も……deadデスネ?」
「冗談はよしてくれ、金剛さんや?」
その炎の中で、何かが起き上がっていることに気付かずに。
______________________________________痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたいいたいいたいいたいイタイッ!!
先程のゼロ距離砲撃で内蔵の六割が一瞬で消し飛び、遅れて声にもならない痛みが襲ってくる。
「っッ!!」
普通ならここまでここまで吹き飛ばされたら即死だ、思考する暇もなく死に至る。だが、生憎自分は一族の
「はぁぁぁ……幾ら不死身だとしても思い切り撃ってくるとか……しかも上司だぞ俺……」
ようやく傷が完治したので消え始めた黒煙から出ると物騒な連装砲を四門構えた少女が化け物を見たような顔で驚いていた、解せぬ。
「へ……ッ!? 何でアナタはあの砲撃を受けて平気なんですカ!?」
「死ぬかと思ったよ、いやまぁ一回
「は、はい……じゃなくテ! 一体どうなってるんデスカ! なんで身体が吹き飛んだのに生きてるんですカ!」
「そうだな、それにさっきの見切り、あれは人間の範疇を軽く越えていたぞ」
そう言って近づいて来たのは先程俺に切りかかって来た少女だった。
「……アンタが新しい提督か?オレは
「そうだな、次からは気を付けてくれ、よろしく」
天龍はうぐっ、とバツの悪い表情を浮かべてから苦笑いでよろしくと言った。
「正直納得はできないけど…それじゃあ今度はmeの番ね!私は英国帰りの帰国子女、金剛デース!!」
私が目の前の男と握手を握手した時、不思議な感覚がしたのだ。
(何故なの、なんでこの男から
「あぁ、よろしく頼むよ」
割と見切りな感じではありますが、如何でしたでょうか?
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それでは、また次回!!