現在ライダー達が使えるカードは?
ブレイド ♠︎A、2、3、8、9、J
カリス ♥A、2、3、5、6、8、9、10
レンゲル ♣︎A、2、4、5、6、7、10 ♠︎5、6
ギャレン ♦︎A、2、3、5、6、8、9
1
「と、いう訳で今日から美食殿に入ったシジョウ・ハジメ君でーす!」
なんでこうなったんだろう?
サレンディア救護院にてキャルはこめかみを抑えながらソファにふんぞり返るハジメを睨んだ。
「アンタら正気!?そいつはアンデッド!
何度も私らを殺そうとして!
こっちが先に倒したアンデッドを封印された事もあるのよ!
そいつをギルドに入れるっての!?」
それ以外にもレンゲルに変身する所を思いっきり見せてしまったり、散々辛酸舐めさせられてるキャル的には最も近くにいて欲しくない人物だった。
「ハジメ様にはそれ以上に助けて頂きましたから。」
と笑いながら言うコッコロ。
確かに彼女達からみればこいつがあの時カリスにならなければあの局面は切り抜けられなかったが…
「自分で言うのもなんだがカード一枚渡されたのに対して奪われたカードを4枚も奪還してやったんだ。
これぐらいはして貰って然るべきじゃないか?
お魚ちゃん。」
「誰がお魚ちゃんよ!私猫だし!
馴れ馴れしく変な渾名付けるな!」
アンタもなんか言ってやりなさいよ!
とブレイドに向くが、
「いや、話してみれば良い奴じゃないけど悪い奴じゃないよ?」
「何よそれどっちよ?」
兎に角自分以外はハジメを受け入れるムードの様だ。
「さ!まずはレンゲルちゃんとお友達になってブレイバックルを返してもらう為の作戦会議です!」
前回の戦いでKICK、THUNDER以外のカードは奪取出来たがブレイバックルは取り戻せなかったのだ。
「正直、レンゲル様には色々言ってやりたい事がございますが、主様のブレイバックルを返していただく為です。
コッコロは我慢します。」
「レンゲル…カテゴリーAさえ無ければ良い奴なんだと思いたいな。」
「だってよ。キ・ヤ・ルちゃん。」
「変な目でこっち見るな!ぶっ殺すぞ!」
ヒラヒラと噛み付くキャルを躱しながらハジメは出口に向かう。
「あれ?ハジメ君行っちゃうんですか?」
「ああ。こう見えてファンが多くてね。
最近増えすぎて困ってるんだ。」
そう言ってハジメは自身のバイクに跨ると颯爽と走り去っていった。
2
「取り敢えずレンゲルちゃんを探しましょう!
お話するにしてもまず会わなきゃ話になりません!」
とペコリーヌの提案でツーマンセルで街を探す事になった。
因みにレイとヒヨリ、ペコリーヌとキャル。
ブレイドとコッコロ、タチハラとユイといった組み合わせだ。
「うーん。よく考えずに飛び出しちゃいましたけどよく考えたら私達レンゲルちゃんの声しか知りませんでしたね。」
「そ、そうねー。」
居るわよー。バリバリ近くに。
一番張り切ってる人の隣に居るわよー。
と内心冷や汗をかきながらキャルは曖昧に返事した。
(最悪!ここんとこ最悪続きだけど今日は特に!
なんで自分で自分を探さないといけないのよ!)
しかもアンデッドが出ればブレイドが居ない今、ユニオンバーストは使えない。
(こいつらはそれを知らないわよね。
もしかしたら独自でソルの塔を攻略してるユイ達は知ってるかもだけど。)
たはぁ……と溜息をついてペコリーヌについて行く。
レンゲルを探す、と言っても前述の通り手がかりなんて声ぐらいなので
「あ!キャルちゃん見て下さい!
新しいクレープの屋台が出てます!これは買いです!」
「キャルちゃんキャルちゃん!
私、オカラのドーナツって初めて食べます!」
「キャルちゃんキャルちゃんキャルちゃん!」
「だー!結局食べ歩きじゃないの!
ギルドとしての活動はモンスター狩りとかになっちゃうのになんで違うミッションで本来の形に戻ってるのよ!
おかしいでしょ!」
一度大声で叫んでキャルは肩を落とした。
正直彼女に正論を言っても無駄な気がする。
「えー?だって新しいクレープ屋にオカラのヘルシードーナツですよ?
レンゲルちゃんも女の子ならここに来る筈です!」
微妙に当たってるからなお始末が悪い。
そして当人が言えないのが余計に事態を悪くしている。
(まあ仕方ないわよね。
……嘘つき続けるのは、もう慣れてるし。)
また溜息を吐きペコリーヌの食い道楽に付き合おうとするが
「この気配、まさか!ペコリーヌ!」
「え?きゃあ!」
ペコリーヌがついさっきまで立っていた場所に穴が開き三つの突起のついた仮面に、細かなトゲがビッシリと並んだ皮の鎧で紫の身体を覆った巨大な爪の怪人、♣︎の3番モールアンデッドが飛び出てきた。
モールアンデッドはキャルを引きづり込むと巣穴の奥に消えてしまった。
3
ファンがどうとか言う話は全部嘘で、
四条ハジメはただ考える時間が欲しかっただけである。
ランドソルの広大な平原を突っ切りながら考える。
スピードで余計な景色が削ぎ落とされてく感覚はハジメを集中させた。
(レンゲルのスパイダーアンデッドの封印は不完全なものだ。)
それは事実だ。間違いない。
何よりブレイドがそう言ったのだ。
ことアンデッドに関してアイツが間違える筈がない。
(なら覇瞳皇帝、奴らが陛下と呼ぶアイツは気付いてないのか?
それともあえてそうしたのか?
はたまた偶々そう出たのを利用してるのか?)
スパイダーの不完全な封印は意図した意図してない問わず陛下は気付いてるのだろうか?
気付いてないなら何もしないだろう。
だがもし気付いてるなら、下手に対策できないか、利用しているかのどちらかだ。
(最悪のパターンで考えた場合奴はレンゲルを使って何をするつもりだ?)
キャルははっきり言って不安定だ。
手にした大きな力に対して依存的な面も見られる。
(戦わなきゃならない相手の手札が分かっていない事ほど不気味な事はないな。)
一旦切り替え他の考察をしようとした時、前方に攻撃が炸裂する。
「わっぶね!何者だ!」
見ると左右から女が出て来た。
右から薄い紫髪の妖艶な剣を持った美女、
左からオレンジ髪の弓矢の少女だ。
「あなたが四条ハジメね?
私達と一緒に来てもらうわ!」
「ダブルデートには男が1人足りないな。
俺の知り合いの色男でも紹介してやろうか?」
ジョーカーラウザーを出現させながらカテゴリーAを構える。
「生憎私達、秘密結社ですのでそういう派手な事は」
テメェで秘密結社って言っちまってるじゃねえか。
と言いたかったが、色々めんどくさかったの言わなかった。
「悪いけど今忙しいんでな。
お前らはサッサと片付けさせてもらう。
変身!」
<CHANGE ♥A>
カリスに変身し、カリスアローを構える。
紫髪の女には刃で、オレンジ髪の少女には射撃で対応する。
「速い!私の弓をこんなに避ける上に反撃してくるなんて!まさに蛍光石器!」
「……何ぬかしてんだアイツ?」
「もしかして電光石火って言いたいのかしら?」
「それどっちかって言うと俺じゃない、な!」
<CHOP ♥3>
紫髪の女をなぎ払い、
<TORNADO ♥6>
真空の矢を放ち、弓矢の少女の足場を崩す。
サッサと逃げようとバイクに戻るが
「何だと!?」
急に大地が震え、地形が滅茶苦茶に凸凹になり始めた。
「おいおいおい。
俺1人連れて行くのにここまでするかよ
熱烈なアプローチは男冥利に尽きるが、生憎予定がいっぱいでな!」
カリスはバイクにエネルギーを注入し、ただの市販のバイクはブルースペイダーやレッドランバスに劣らないスーパーバイク、シャドーチェイサーに変身した。
「じゃ、あばよ!」
<TORNADO ♥6>
バイクのラウザーにカードをラウズし、シャドーチェイサーをトルネードチェイサーに変身させ、風の力で凸凹道を飛び越えながら去っていった。
ペコリーヌ「ペコリーヌと!」
キャル「キャルの!」
2人「ラウズカードアーカイブ!」
ペコリーヌ「今回紹介するのはこちら!」
<REMOTE ♣︎10>
キャル「♣︎のカテゴリー10、
リモートテイピアのカードよ!」
ペコリーヌ「仮面ライダーブレイド17話から登場したラウズカードです。」
キャル「仮面ライダーレンゲルのカードで、
ラウザーにラウズして使う事で使用者に開放したアンデッドを使役する力を与えるわ。」
ペコリーヌ「強力な仲間を呼び出すことも敵のカードを開放して多勢に無勢にも出来るなんてヤバいですね!」
キャル「次回もお楽しみに!」