現在ライダー達が使えるカードは?
ブレイド ♠︎A、2、3、5、6、8、9
ハジメ ♥A、2、3、5、6、8、9、10、Q
レンゲル ♣︎A、2、3、4、5、6、7、9、10
ギャレン ♦︎A、2、3、5、6、8、9、J
覇瞳皇帝 ♥K ♠︎J
1
「来た来た来た。ほへと屋!
逃げずに来たみたいだな。」
「たりめぇだ。
俺たちゃ勝負を投げる事だけはしねえ!」
前にブレイド達がイーグルアンデッドと初めて遭遇した広場にて。
たこ焼き屋いろは組とたい焼き屋ほへと組の対決が始まろうとしていた。
「けどどうする気だ?こっちは9人。
そっちは旦那1人にチビ3人だろ?」
「ミミ達はチビって名前じゃ無い!」
「リトルリリカル!
ランドソルの平和を守るギルド!」
「それに『ししょう』もついてる!」
「師匠?」
「ああ!ある意味俺よりうんとスパルタなな!
兄ちゃん!!」
店主の声にギャラリーをかき分けて現れたのは黒いヘルメットに胸部にたい焼きの絵の書かれたパネルのはまったアーマー。
下半身にも複数プロテクターを付けたその屋台の戦士の名は!
「秘密兵器、たい焼き名人アルティメットフォームだ!」
「俺たちは勝ち残る。
この戦いに勝って全てを手に入れる!」
2
「僕たち何見せられてるの?」
「さあ……」
方や柄の悪いヤクザみたいな奴らがたこ焼き屋やってて、もう片方では謎の鎧を着込んだ仲間が3人組の幼女と人の良さそうな親父と共に
「アルティメットフォーム!スペシャルターボ!」
超高速でたい焼きを焼いているという珍妙奇妙、
奇天烈奇怪と言う他ない状況が続いている。
「いや〜2週間も居ないなんて何かと思えばこれの修行だったんですね!
美味しくって何個でも食べれます!ヤバイですね☆」
そう言ってペコリーヌは54個目のたい焼きを頬張る。
ヤバイのはペコリーヌの胃袋だ。
「にしてもハジメ様。
顔には出しませんが随分楽しそうにたい焼きを焼いてらっしゃいますね。」
「あれ見てたらまたたべたくなるね〜。
ハジメくーん!こっちにもこし餡もう一個!」
「毎度あり。」
ひょいひょい!と鉄板で跳ねたたい焼きが弧を描いて空を舞う。
皿を持って待機していたリトルリリカル達がそれをキャッチ!
「はいこしあんいっちょー!」
意外にも素早い3人のキャッチが的確に焼きたてホカホカのたい焼きをお客様にお届けしていた。
「いいぞ!しゅぎょーのせいかがでてる!」
「あれを、練習してたのか?」
「みたい。」
何て話ながら勝負の行方を見守っていた時、不意にブレイドとハジメ何かに気付いた。
「みんな伏せろ!」
ブレイドが叫んだ瞬間にいつ間にか近付いていた無数の蛇が彼に襲いかかる!
それと同時に空からドラゴフライアンデッドが。
建物の上から棘のある蔦からなる身体を皮のスーツとプレートアーマーでまとめた怪異、プラントアンデッドが。
そしてブレイドに眷属をけしかけた白い呀の生えた女の様な仮面に絡みつく蛇の骨の様な意匠の鎧の上級アンデッド、サーペントアンデッドが現れた。
「三体もアンデッドが……」
「んぐんぐんぐ……ぷは!皆さん!
ここはたい焼き屋さん達のためにもいきましょう!」
「よっしゃ!」
「はい!」
「ああ!」
3
ブレイドは自分の首を絞め殺そうとする蛇に何とか対抗している状態だった。
「どうした?その程度に手こずってる様ならこちらから行くぞ!」
サーペントは戦う準備が出来ていないブレイドに飛びかかろうとするが
「させないよ!」
「やらせません!」
ヒヨリの右フックとペコリーヌの斬撃が炸裂する
「ちっ!人間の仲間か!」
「あなたの相手は!」
「私達だ!」
同じ様に蔦を使って敵を拘束、攻撃するプラントアンデッドには素早い剣戟を得意とするレイとフォローにユイが、
ドラゴンフライアンデッドにはリトルリリカルとハジメが対応している。
「主様、今助けます!」
1人フリーなコッコロは未だ蛇と格闘しているブレイドからバックルとラウズカードを抜き取り、装着させてレバーを引く。
<TURN UP ♠︎A>
「変身でございます。」
オリハルコンエレメントで蛇を弾きながら仮面ライダーブレイド、変身完了。
「助かったよコッコロ。これをペコリーヌ達に。」
ブレイドはコモンブランクのカードをコッコロに渡す。
「主様は?」
「俺はあいつの相手だ。」
ブレイドが指差す先にいたのは
「今日こそ決着をつけるぞ、ギャレン!」
4
騒ぎが起きた瞬間、タチハラの行動は早かったすぐに避難誘導を始めて現場から離れると
「……変身。」
<TURN UP ♦︎A>
ギャレンに変身し、レッドランバスで直ぐに現場に戻った。
改めて戦場を見る。
「フラワーショット!」
「ウインドスラスト!」
レイとユイはプラントアンデッドを相手にうまく立ち回っていた。
ユイを狙った伸びる蔦はレイが切り落とし、本体がレイに接近すればユイが魔法で援護する。
「キャットストライク!」
「フォールスラッシュ!」
ヒヨリとペコリーヌも上級アンデッド相手に互角だ。
そして一番心配されたリトルリリカルとハジメだが
「喰らえ必殺鉄板打撃!」
「ウギャアアアアアア!!!
熱イ熱イ熱イ熱イィイイイイイ!!!」
何とハジメは生身のままたい焼きの鉄板をドラゴンフライの顔面に押し当てた!
顔を物理的に真っ赤にして無茶苦茶に暴れるドラゴンフライ。
たまたま振り回した腕が当たってハジメのヘルメットが脱げる。
そのまま後頭部を打ち付ける様に倒れた。
「ししょー!ど、どうしようししょうが!」
「ししょうが作ったチャンスをのがすな!」
ミソギの発破に3人はユニオンバーストを発動する。
青い魔法が、すばしっこい剣斬が、どこからこしらえて来たか分からん爆弾が、ドラゴンフライを退かせた。
「ガアァア!ニ、人間擬キノ餓鬼雌風情ガァ!」
ダガーを構え3人に飛びかかろうとするが
「おらぁ!」
復帰したハジメの蹴りがたい焼きの後の残る顔面に決まる。
「たく、まさかこの四条ハジメ様が記憶喪失になって
たい焼き屋デビューとは。
世の中何があるか分からないもんだな。」
「カ、カリス!」
「ししょう!」
「ししょうあたまだいじょうぶ?」
「ししょうなんか、ふいんきちがう。」
ハジメを心配して駆け寄り無事を喜ぶ3人。
「おう、元気ビンビンだ。
さてトンボ野郎!可愛い弟子の前なんでカッコつけさせてもらうぜ!変身!」
<CHANGE ♥A>
記憶を取り戻したハジメはジョーカーラウザーを出現させ、カードをラウズ。
カリスベイルを纏い変身する!
『本日限定にして本日初公開!
たい焼き名人カリスフォーム、参上!』
……まあ、あの調子なら大丈夫だろう。
「今日こそ決着をつけるぞ、ギャレン!」
問題はこっちだ。
ギャレンは陛下よりこれ以上ブレイド達が上級アンデッドのカードを手に入れない様にする様に指示されている。
「どけ。私はあの蛇のアンデッドに用がある。」
「俺はお前に用がある!」
2人がラウザーを抜いたのは同時だった。
<BULLET ♦︎2>
<SLASH ♠︎2>
強化された弾丸がただ一点ブレイドの急所を狙って放たれる。
しかしブレイドはエネルギーで幅を広げたラウザーの刃を盾にして全弾受けた。
「馬鹿な!」
急接近したブレイドにラウザーを切り上げる様に刃を振るわれる。
ラウザーを落としたまま転がされたギャレンにブレイドは追撃をやめなかった。
<BEAT ♠︎3 MAGNET ♠︎8>
引き寄せて強化された拳を叩きこまる。
吹っ飛ばされた先の壁をぶち破って倒れた。
(か、身体が、重い?うまく動けない…なんだ?
今まで変身しててこんなになった事なんて一度も……)
「ウェーーイ!!」
ブルースペイダーに乗ったブレイドが飛び込んできた。
ギャレンは必死に逃げようとしたが
「言っただろ?決着をつけると!」
<MACH ♠︎9>
マッハスペイダーを駆り、トップスピードでギャレンにライダーブレイクを決めた。
壁に新たな穴を開けながら飛び出る。
「う、おぉ…………」
「トドメだ!」
<KICK ♠︎5 THUNDER ♠︎6 LIGHTNING BLAST!>
「ウェーーイ!」
必殺キックをモロに受けたギャレンは変身解除されて転がった。
「な!?タ、ダディバラザン!?」
ギャレンの正体を知り狼狽た好きにタチハラはレッドランバスを呼び出し、それに乗って去って行った。
5
<CHOP ♥3 TORNADO ♥6 SPINNING WAVE!>
真空の手刀でドラゴンフライを斬りつけたカリスは、
バックルが開いたのを確認し、すかさずプロパーブランクを投げた。
『よしゲット!残りは…』
「行くぞユイ!スラッシュテンペスト!」
「サンライズプロテクション!」
ユイの支援を受けたレイは最低限の防御でプラントの懐に潜り込み袈裟斬りに心臓を切り裂いた。
絶叫を上げて膝をつくプラントにプロパーブランクを投げる。
アンデッドを封印して戻って来たそれをキャッチしてペコリーヌ達のほうに向かう。
『レディ!ヒヨリ嬢!』
「ハジメ君!合わせましょう!」
「三連打!行くよ!」
<FLOAT ♥4 DRILL ♥5 TORNADO ♥6 SPINNING DANCE!>
「鍛えに鍛えた必殺技!
ヒヨリバーニングラッシュ!」
「超全力、全開!
プリンセスヴァリアント!」
まず破壊、撃破と形容するのが相応しいペコリーヌの一撃が、次にヒヨリの炎の拳が、
そしてその炎を煽るように繰り出された辰巻のドリルキックがサーペントを貫いた。
「ペコリーヌ様!ハジメ様!ヒヨリ様!」
怪我人を回復させていたコッコロがハジメにコモンブランクを渡す。
それを使ってハジメはサーペントを封印した。
「よし。これにて一件落着!」
「終わったらお腹空いちゃいました!
ハジメ君たい焼きおかわりー!」
「毎度あり!」
「ええ!?まだ作るの?まだ食べるの?」
「「当然!」」
「勝負は日没までだし。」
「戦いの後のご飯は美味しいです。
友達が作ってくれるともなれば尚更ですよ!」
「えぇ…」
「ははは。私はもう慣れてしまいました。」
再びたい焼き名人アルティメットフォームに変身したハジメは再び売り声を上げた。
「さあ!見て良し食べて良しのほへと屋のたい焼き!
今から待てば焼き立てだよ〜!」
レイ「レイと!」
ヒヨリ「ヒヨリの!」
2人「仮面ライダー図鑑!」
レイ「今回紹介するのはこいつだ!」
「アルティメットフォーム!」
ヒヨリ「本作では記憶を失くした四条ハジメが変身するたい焼き名人アルティメットフォームだ!」
レイ「仮面ライダー剣では三上了が変身…装着?した鎧だ。」
ヒヨリ「武器はたい焼き用の鉄板で、専用バイクはライダーじゃ無いから持ってないぞ。」
レイ「……そもそもが戦闘を想定して作られてないスーツだから評価のしようがないのだが、まあ、勇気は一人前だったな。」
ヒヨリ「次回もお楽しみに!」