現在ライダー達が使えるカードは?
ブレイド ♠︎A、2、3、5、6、8、9 ♦︎Q(ワイルド)
ハジメ ♥A〜10、Q
レンゲル ♣︎A〜7、9、10
ギャレン ♦︎A、2、3、5、6、8、9、J
覇瞳皇帝 ♥K ♠︎J
1
「キャルちゃんもタチハラさんも来ませんね…。」
たこ焼き屋いろは組とたい焼き屋ほへと組の売り上げ勝負から一夜開けた今日。
ペコリーヌは最近全員で集まる事が中々少なくなった現状を嘆いていた。
ハジメが戻って来たと思ったらコレである。
心なしか少し元気なそうだ。
「ブレイド、お前言ってないのか?」
「………言えるかよ。」
「主様?何か知ってるのですか?」
視線がブレイドに集まる。
彼は苦い思いを感じながらも溜息を一つ吐き
「ギャレンの正体がタチハラさんだった。」
「ええ!?」
「ギャレンって、あの♦︎のライダー?」
「それは、本当何ですか?」
「ギャレンが変身解除されて中からタチハラさんが出てくるのを見た。
多分初めから、スパイだったんだ。」
それを聞いたペコリーヌは愛剣プリンセスソードを取ると外に飛び出して行った。
「あ、ちょっと!ペコさん!」
ヒヨリが追いかけ様とたちあがる。
ブレイドは呼び止めて♦︎Qのカードを渡した。
「ギャレンの、♦︎のアンデッドの位置ならコイツが教えてくれる筈だ。」
「わかった、ありがとう!」
ヒヨリを見送るとハジメも立ち上がる。
「ハジメも行くのか?」
「いや、今日はほへと屋のとこに。
たい焼き名人アルティメットフォームは今日も鉄板両手に悪きたこ焼き屋いろは組を倒す為に出動って訳だ。」
そう言ってシャドーチェイサーを走らすハジメ。
「ユイとレイは?」
「そうだな、ヒヨリがついてるならペコリーヌは平気だろう。」
「私達はバイトやアンデッドの情報収集かな?」
「その格好を見るに、2人は今日もテレ女か?」
今日もブレイドはバッチリ女装している。
ここ最近バイトのスケジュールの関係で行けておらず中々調査が進んでいないのだ。
「ああ。そろそろ手がかりぐらい掴みたいからな。」
2
「と、意気込んだはいいものの、」
「何も見つからない…。」
一番古い建物の下、との事だったが
「一番古い建物は近く取り壊し予定でどの扉も鍵がかかってて入れませんし…」
最悪変身して蹴破ってもいいのだが、流石にそれをやれば摘み出される。
「どうしたもんかな。」
しかも時間的に昼休みになってしまった。
多くの生徒が校舎の外に出て来て昼食を取ったりしている。
「主様、私達もお昼にしませんかい?」
そうだな、と返して偶々半分開いていたベンチに座る。
「ふえぇ、ユニの隣に座ってくれるのぉ?
一人ぼっちで寂しかったよぉ〜、ふぇぇぇん!」
先客の、すごく背の低い少女に抱きつかれた。
髪の毛は、オレンジががった茶色を三つ編みにしていて、黒い学校指定の帽子。
大きめの制服に胸のリボンは、青。
なんと3年生。
「………。」
あまりに唐突にこられたせいでコッコロがミッフィー口のままフリーズしてしまい下手に喋れない。
それもあるのだが、ブレイド自身が驚いてるのもある。
(この人、こんなキャラだっけ?)
違和感が凄まじい。髪色から言動。
仕草に至るまでこの顔の人物と一致しない。
(もっとこう、同年代みたいなイメージが、、、どこで?だれに?)
なんて考えてるとだんだん頭が痛くなるように錯覚してくる。
(だめだ頭回んない!)
何とか思考を別にやろうとした時
「あ、いたいた!ユニ先輩!」
「こらこら。何人様に迷惑かけてるんですか?」
ピンク髪のヒューマンのきゃぴきゃぴな少女と、金髪ツインテールのクール系のエルフ少女がやってきた。
「ほら先輩。知らない人が困ってるっしょ?
離れて離れて。」
「やーめーろークロエ君、僕は今この見知らぬお姉さんに甘えてるのだー。」
「いや見知らぬお姉さんってこいつのリボンピンク。
チエルと同じ一年。」
エルフ少女、クロエに引きずられ剥がれる少女、ユニ。
「ありゃ?なんか落としましたよ?」
剥がされまいとポケットを掴まれたせいか、ポケットからCHANGE ♠︎Aのカードを落としてしまった。
「そのカード!?」
拾ったピンク髪の少女、チエルからカードをひったくるクロエ。
(不味い。)
カードを奪われてろくな事なかった試しが無いブレイドはすぐに取り返そうとするが
「まったまった。うちの先輩が迷惑かけてるし、
アンタの時間を奪っちゃってもいるけど答えて欲しい事が有る。」
カードを引いてブレイドに問いかけるクロエ。
「アンタ、今巷で噂の仮面なんちゃら?
あのコートグラサンの仲間?
あの化け物なんなの?」
答えるべきでは無いし声を出せないのだが、
カードを奪われてる現状を鑑みると、どうなのだろう?
「答えろよ?こっちは夜な夜なアンタらが化け物に化け物じみた力で対抗してるのが飛び火しないか不安で夜も寝れてねーんだよ。」
静かな、低い声でこちらを責める様に問い立てる。
間違いなく、苛立ってるし怒ってる。
「私も聞きたいね。
特にグラサンの男について。」
5人の背後から長い金髪を後ろに束ねたスーツ姿の美女が現れた。
生徒にしちゃ歳食ってるし、
教師にしては目が悪過ぎる。
「なあ、チエル君。
うちの学校にあんな先生はいたかね?」
「いやいなかったと思いますけど?」
「私は王宮騎士団副団長のクリスティーナ・モーガン。」
そう言って不敵に笑いながら懐からグレイブバックルを取り出す。
「レンゲル様と同型のバックル!?
まさかあなたは!」
「ご明察。変身!」
黄色のケルベロスのカードを取り出してバックルにセット。
腰に装着し、固定されると右手の親指でカバーを弾きスピリチアエレメントを発動。
<OPEN UP ⊕A>
「仮面ライダーグレイブ!」
ブレイラウザーと同型のグレイブラウザーで切りかかってきた!
「うわ!こいついきなり何を!」
「なあ、アンタの仲間…じゃないよな。」
ブレイドは頷くと無言でクロエに手を出した。
「ちっ……やるからにはちゃんと倒せよ?」
ブレイドはカードを受け取りブレイバックルにセット。
装着してポーズを取り
「変身!」
<TURN UP ♠︎A>
仮面ライダーに変身。
「行くぞ!」
「来な!楽しませておくれよ?」
3
「あ、あぁ……」
同じころ、キャルはランドソル郊外の森に来ていた。
「あ、ああああああああああ!!!!!」
<OPEN UP ♣A>
レンゲルに変身して咆哮をあげる。
ラウザーの先に出現した魔法陣が紫電を放つ。
周囲にいたモンスター達が取り憑かれた様に集まってくる。
レンゲルは下から睨めつける様な動きで街の方を向くと号令を出す様に腕を下ろした。
大挙してランドソルに向かうモンスター達。
その前に1人の男が立ち塞がる。
「やあ、キャルちゃん。」
「タランチュラ……」
嶋昇だった。
「今はお前に用はない。」
「力が欲しいんじゃないのか?」
嶋昇は怪人態に変身する。
レンゲルはモンスター達を下がらせてラウザーを構える。
「来い!」
ラウザーの刃とタランチュラの鍵爪が交差する。
ここでも戦いの火蓋が切って落とされた。
コッコロ「コッコロと!」
ユイ「ユイの!」
2人「アンデッドサーチャー!」
コッコロ「今回紹介するのはこちら!」
<BIO ♥7>
ユイ「♥のカテゴリー7、
プラントアンデッドです!」
コッコロ「仮面ライダーブレイド2、36話に登場した蔦のアンデッドです。」
ユイ「触手を伸ばす能力とが毒液が武器で、原作では仮面ライダーカリス、ジョーカーアンデッドに封印されました。」
コッコロ「今作ではユイ様とレイ様のユニオンバーストを受け、戦闘不能になったところをハジメ様封印されましたね。」
ユイ「次回もお楽しみに!」