現在ライダーが使えるカードは?
ブレイド ♠︎A~10、Q ⊕A
ハジメ ♥A〜10、Q ♦J、Q
レンゲル ♣︎A〜7、9〜J ⊕A
ギャレン ♦︎A〜9
覇瞳皇帝 ♥K ♠︎J ♦︎K ♣︎K ⊕A
1
街に出たハジメはアンデッドを探して練り歩いた。
特別なものは何もない。
ただひたすらアンデッドの反応を探して歩きまわるだけだ。
(無いものねだりをしても仕方ないけど、
シャドーチェイサーがあればなぁ……。)
今までずっと移動はシャドーチェイサー頼りだったのでここに来て文明の利器の偉大さを痛感する。
「はぁ……あ?なんだこれ?」
ハジメは下級アンデッドに近い気配を感じた。
感度がいい時はこれだけ近くに居ればスートとだいたいのカテゴリーぐらいは分かるのだが、初めて感じる気配だ。
「大方あのネカマ野郎の改造実験体か。」
上着をただすとハジメは気配のする方に走った。
しかし気付いたのが少し遅れたのも有って見失ってしまった。
「あちゃー、しくったな。」
「ハジメ君!」
背後から自分を大声で呼ぶ声がする。
振り返るとしばらくぶりに会う仲間がいた。
「レディ!無事でしたか。」
「はぁ、はぁ……あの程度で諦める渾名ぺコリーヌちゃんじゃありません!
さあ質問に答えてもらいます!
貴方が、アンデッドハンターの基地を襲ったんですか?」
「あれは、まあ、結果襲うことになったと言うか……。」
「結果襲うことになった?」
「あそこに居たやつらは全員」
「お前が殺したんだろう!」
無数の銃弾がハジメの方に撃たれる。
ぺコリーヌの背後から走って来たのかシンメイがやって来た。
「お前、何を言ってる?」
「こっちのセリフだ!お前が俺のアンデッドハンターの仲間を、俺の仲間を殺したんだろう!」
「………ああ、俺が殺した。」
ぺコリーヌは何度もシンメイとハジメを交互に見る。
どちらも険しい顔をしていて嘘を言ってるようには見えない。
「お前も倒してやるよ。」
そう言ってハジメは生身のままカリスラウザーを構える。
真っ直ぐにぺコリーヌにその先を向ける。
「来い。」
「……変身!」
<TURN UP ♦A>
ギャレンに変身し、走り出すぺコリーヌ。
ハジメは弓を引き絞ったままギャレンに向けて走り、ギャレンのパンチを紙一重で避けるとシンメイに向けて矢を放った!
「うぐぅ!」
矢がかすめた左腕からは、絵の具のような緑色の血が流れる。
「貴様…気付いていたのか?」
「気配のとぼけ方に相当自信があったみたいだが、
俺には俺の耳となり感覚となるアンデッドが13体も居る。」
そう言ってハジメはラウズアブゾーバーをギャレンに差し出した。
「じゃあ、狼人間を作っていたのは!」
「こいつだろうな。
まだ発症してない奴に潜伏してるウイルスはこいつさえ封印すれば活性化することなく身体の方で自然と抗体を作れるはずだ。」
「……分かりました。今まで騙してくれた分、
お友達を疑わせてくれた分、まとめてお返しします!」
「はっ!優しさを利用される方が悪い。
騙されてた間抜けが今更活きるんじゃねえ!」
<ABSORB QUEEN>
ウルフアンデッドに変身するシンメイ。
ギャレンは二枚の上級アンデッドのカードを、ハジメはチェンジのカードを取り出し
「「変身!」」
<FUSION JACK>
<CHANGE ♥A>
ギャレンはジャックフォームに、ハジメはカリスに変身する。
『最後の♥のアンデッド、ここで封印する!』
「ええ!行きましょう!」
2
王宮騎士団の本部にて。
オクトーは偏頭痛を覚えながらも仕事をしていた。
「はー、めんどくさ。」
調べたいこともやっておきたいことも山のように有るというのにやらなければならないことが多すぎる。
(あいつに文字通り頭引っ掻き回されたせいかな。
変な夢とか見るし、最悪だ。)
そのせいで睡眠も最悪の物しか取れなかったのだ。
夢の内容も意味不明で、ノウェム、ムイミという名のあの少女にお宝のペンダントを渡す夢だ。
渡されたアイツは本当にうれしそうで、
それを見た自分は、、、。
(やめよう。ますます仕事に集中できなくなる。)
覇瞳皇帝にどやされんのだけはごめんだ。
下手に機嫌を損ねたら殺される。
(それか他の王宮に勤めてる奴みたいになる、か。)
オクトーは彼女にやとわれてからこの王宮でまともな人間を見ていない。
唯一時々すれ違う猫の獣人の少女からはあんまりそれを感じないが、それ以外からは生気みたいなものを感じないのだ。
(仕事は信頼出来る人とじゃないとね。)
『後ろは任せたぞ!相棒!』
『はーい。任されましたよー、相棒。』
これもブレイドに頭をかき回された時に出てきた記憶の一つだ。
全く忌まわしい。
こんなめんどくさい事で惑わされるなんて全くの徒労。
(けどまあ、決心はついたかな?)
頃合い見て適当に逃げよう。
あれだけ得体のしれない力を半ば使いこなしてるブレイドならもしかしたら奴らを倒してくれるかもしれない。
(僕は面倒なの嫌いだし、精々頑張ってね。
ブレイド…………ノウェム。)
3
『そらそら!口ほどにも無いな!』
「お友達と喧嘩させるなんて許しません!
多くの人をだました偽りの友情、成敗します!」
上空からの狙撃とカリスアローの狙撃で少しずつウルフアンデッドを削っていく。
もともとナイフのような鎧による近接戦が彼の強みなのだ。
遠距離戦など一秒でも早く撤退したいのだが
(あの女、俺を逃がさないつもりか!)
さっきからギャレンはウルフの頭上から動く事が無い。
断続的に放たれる真上からの銃撃にばかり気をやっていれば不規則に攻撃してくるカリスに対応できない。
今ここで完全に倒すつもりだろう。
今からウイルスを仕込んでおいた人間を活性化させても間に合わない。
(ここで女の方を隙を見て狼人間にしてやるつもりだったのに!)
『さーて、ここらでチェックメイトだ!』
<BULLET ♦︎2 RAPID ♦︎4 FIRE ♦︎6 BURNING SHOT!>
<TORNADO ♥6 CHOP ♥3 SPINNING WAVE!>
連射で撃ち込まれ続ける火炎弾と真空の手刀。
どちらも避けられぬままウルフアンデッドは爆散した。
『新しい寝床に挨拶しな。』
カリスの投げたプローパーブランクブランクに封印されるウルフ。
待ち望み続けたこの瞬間に思わずよし。
と小さくガッツポーズを取る。
「ハジメくーん!!」
『レディ!やったぜ!貴女のお陰で遂にってうお!』
ハジメを押し倒さんばかりの勢いでぺコリーヌは抱き着いてきた!
「寂しかったです!ずーっと会いたかったですよ!」
『れ、れ、レディタンマタンマ!離して離して!』
カリスベイル越しにもわかるたわわに実ったそれを思い切り押し付けられオーバーヒートしそうになったが
<SPIRIT ♥2>
ハジメの姿に戻るからと一旦離れてもらい何とか事なきを得た。
「なんで離れるんですか?
さっき無視して変身して逃げたこと、許してあげませんよ?」
「さっき?さっきっていつ?」
「シンメイさんが出てくる前に一回会ったじゃないですか?」
「……誰の話?」
会話がかみ合わない。
ただ後姿を見ただけなら他人の空似で済むかもしれないが変身までしてるとなると話は違う。
「待てよ……まさか、カメレオンアンデッド!」
パチンと指を鳴らすハジメ。
真剣に説明を求めるぺコリーヌ。
「奴はスート♦のカテゴリー10で、能力は『姿と能力の摸倣』。」
「それでハジメ君に化けたってことですか?」
「ああ。それに戦いの知識としてブレイドたちの居場所の情報まで摸倣してたとしたら…」
「それはすっごくヤバいですね!
すぐに行きましょう。ついて来てください!」
ぺコリーヌの案内に従ってついて行く。
ついたのは古い倉庫の地下、
どうやらアンデッドハンターの基地の1つらしい。
その奥で鎮座してたのは
「これは、バイク?」
「ブラックファングって言うそうです。
まだ未完成ですけどブレイド君達の所に急ぐくらいはこれで!」
「ナイスだ。ひとっ走り付き合えよ!」
「はい!」
燃料をいれて登場し、アクセルをふかす。
アンデッドの鎧のようなボディのマシンはシャドーチェイサー以上のスピードでランドソルを横切って行った。
レイ「レイと!」
ヒヨリ「ヒヨリの!」
2人「仮面ライダー図鑑!」
レイ「今回紹介するのはこいつだ!」
<FUSION JACK>
ヒヨリ「本作ではペコリーヌとタチハラが変身するの仮面ライダーギャレンジャックフォームだ!」
レイ「仮面ライダー剣では橘朔也が、小説ブレイドでは海賊のタチハラが変身したライダーだ。」
ヒヨリ「武器はギャレンラウザー(ディアマンエッジ付き)。専用バイクは通常フォームから引き続きレッドランバス。」
レイ「ディアマンエッジのおかげで近接戦の幅も広がり、飛行能力により回避率も上がっているぞ。」
ヒヨリ「次回もお楽しみに!」