悪魔「ヒャハハハ!」
悪魔「キャハハハ!」
楽しい、やはりコイツらとのボードゲームは最高だ。
俺「ああー、俺の一人負けかよー。」
悪魔「相変わらず弱いなー、ダイスは。」
俺「まぁな~。」
ここは天国だ。自由だ。永遠とコイツらと賭けをしながらボードゲームができる。
◆
エル「クソッ、あの馬鹿はどこ行った!?」
キラティナを倒しに行くと言ってから一日がたった。しかし、帰って来ることがない。
とりあえず、気絶した皆は家に帰したが…、
ミカ(ねぇ、エル。)
エル「ん?」
ミカ(神ノ様さ、もしかしたらキラティナにやられたのじゃない?)
エル「はぁ?神ノが?」
十分に有り得る。キラティナの能力の一つ、『物語を続かせない程度の能力』を使用すれば、だ。『物語を続かせない程度の能力』は物語、つまり話の順序を破壊する。例えで言えば、ハン●ー×ハ●ターの様な休止が続く状態で物事が動かない。そんな感じだ。ただ、その能力を使用できるのは精々一人まで。
多分、神ノはそれにやられて一日も帰っていないのだろう。
もしくは、キラティナの二つ目の能力、『記憶を書き替える程度の能力』。その能力名通り、相手の記憶を書き替える能力だ。効果時間は約48時間。もし、こちらも使用されているとしたら、あの最凶の神ノ邪神でも確実にキラティナに負けている。
エル「……」
ミカ(ヤバいんじゃないの、急ごうよ!)
エル「…でもなぁ~、アイツは別になぁ……ハッ…!」
ヤバい!これはミカさんに殺される…!
ブルブルと身震いが起こる。
すると、ミカとの融合が解かれた。
エル「え~っと……ミカ、さん…?」
ミカの顔を見ると真剣な顔をしていた。
ミカ「……貴方は、そう思っているだけですよね?でも神ノ様は裏切らないよ。」
エル「っ…。」
そうだ、神ノ邪神はそういう性格だ。相手が誰であろうと最後には敵でも味方にする、それが神ノ邪神だ。
だからこそ、キラティナにやられたのかもしれないが…。
エル「それならあのバカの事だ。もう死んで──」
ミカが殺気を放ち俺の首近くに手刀をたてる。
エル「なっ…!」
ミカ「まだわからない事を勝手に決めつけるな、エル。」
エル「…っ!」
何だよ、自分の方が攻撃とかも強い筈なのに何故か殺気を放つミカには逆らえない。
エル「何なんだよ?!ミカは俺よりも立場、上なのかよ!」
ミカ「違うよ。」
エル「んじゃ何だよ!マジで?!」
ミカ「そ、それは…」
はぁ、もうミカには飽き飽きだ。どうでも良いか。
エル「もういい、お前はもうどうでもいい。死んでくれ。」
ミカ「えっ──」
俺はミカに手のひらを向けて黒炎を放った。
対抗する赤い炎。しかし防ぎきれない黒い炎を羽根に喰らった
声にならない少女の叫び声。黒炎はそのまま少女の身体を蝕んでいく。
ミカ「あ……あぁ……」
目から涙が出てきても黒炎がその涙を燃やして出ない、ついでに黒炎でも炎、ミカは喉を火傷して声が出ない。
その光景を見ても可哀想とは思わない。今まで邪魔な感情を燃やしたのだ。反対に心から喜んでいた。
エル「はははっ、滑稽だな!良心な感情が命取りなんだよ!馬鹿な
どんどん燃え尽きてきて生命反応を感じなくなった。
エル「終わりだな、『黒炎』。」
トドメに黒炎をぶつける。完全に塵となって風で空に粉が舞う。
笑えてくる、あまりにも面白い。これは俺へのプレゼントなのだろうか。最高にいい気分だ。
エル「ワハハハー!!」
素早い黒い線が俺の頭を貫通した。
エル「──あ…?」
そして地面に落下する。
ケルベ「やったぜ!命中!命中!」
ガープ「殺したのか?」
ケルベ「あぁ、俺の第二の顔がミカエルの奴の脳をこの弓矢で貫いたからな。」
ケルベロスの頭が一つ増えて顔と弓矢をガープに見せつけた。
ガープ「そうか。」
ケルベ「それにしても、よくもあんな残酷な作戦を考えれるよな。」
ガープ「まぁな。」
ケルベロスが言うガープの作戦は──
最初にガープがエルの心を正義から悪へと突き落とす。しかも急にだ。次にまたガープがミカを焼き殺す命令をエルに流す。最後にエルの感情までも悪に変えて油断を行わせる。そしてケルベロスの第二の顔を発動させてエルの頭を邪気を纏わせた矢で貫通させて暗殺する。
ケルベ「流石は魔将様!」
ガープ「そんなに誉めるな。」
ケルベ「あれ~?照れてます??」
体つきの良い男と獣人の茶番をしていたそんな時、後ろから一人、男の人が二人のソロモンの柱に声を掛けた。
ガープ「何だよ、今はすまないが…なっ!?」
?「それはそれは御取り込み中すみませんねぇ~、でもなぁ~お礼をしたくてね。」
ケルベ「はぁ?!何で生きてんだよ!おかしいだろ!?」
するとその男の後ろから少女も一人出てきた。
少女「驚いてる驚いてる、さぁ~って!」
男と少女は声を合わせて、
エルミカ「「壊れた世界へようこそ!surprise !我らはエルミカである!」」
ケル・ガー「「………」」
二人の口があんぐりと開く。それもそうだ、目の前で死んだ者たちが今生きているのだから。
エル「さてさて、まずはなぜ俺ら生きているかを説明しないと観客は理解できないようだ。」
ミカ「そうだね、うーん…まずはだね、そうそうあの私たちは私たちだよ、でもねあの私たちは私が生命を与えた私たちの分身だね。つまり本当に死んでいるの、あの子たちは。」
エル「そうそう、それなら何時から?全て最初からさ。神ノがガープを探してたからな、だからこの残酷な作戦にノッた訳さ。」
ケルベ「ふざけるな!」
エル「何言ってんだ?ふざけてるのはお前らだろ。」
ミカ「私らは貴方を始末しなくちゃいけないのですよ。それじゃあ──」
急に黒い壁が俺らやガープとケルベロスに襲いかかった。
俺がチラッと空を見たらキラティナがいるのが見えた。
ああ、そうか、神ノは敗れたのか。
そして俺らは黒い壁に叩かれた。
エル「ぐぅ…!?」
ミカ「あがっ…!」
体の骨がバキバキと折れる音が聞こえる。
黒い壁が急に黒い強風になった。それで俺とミカは飛ばされた。
エル「ミカァアアー!!!」
ミカ「エルッ…!」
飛ばされたミカが見えなくなる。
エル「か、神ノの…馬鹿野郎……!」
そして目の前が真っ暗になって俺は気を失った。
◆
俺「……」
悪魔「どうしたんだよ、お前の番だぜ。」
俺「あ、あぁ…俺の番か…。」
何か俺の名を呼ぶ声が聞こえた様な…。
俺は気にせず悪魔からダイスを受けとる。
神ノ…?神ノ…邪神……
悪魔「おい、落としたぞ。」
悪魔の手の上にはダイスがあった。
いつの間にか、ダイスを落としていた。
俺「ありがと…」
考えてしまう、神ノ邪神とは何なのか、と。
ん?神ノ邪神…?
俺「…そうか。」
悪魔「どうしたんだよ。」
俺「ごめんね悪魔たち、俺は神ノ邪神だ。」
悪魔「「「……」」」
神ノ「あと、ミカエルの声も聞こえた。俺は向かうよ。」
悪魔「「「向かわせない。」」」
神ノ「俺の勝手だろ、邪魔はさせない。あと、結界でキラティナの気配消してるつもりだろうけど俺には無駄だからな。」
俺は境界を開いて片足入れた。
神ノ「あっ、そうそうお前らとのボードゲーム楽しかったよ。」
悪魔「「「………」」」
俺は走って日本にいや、ミカエルの方に向かった。
◆
日本に到着すると前居たよりも荒れていた。空にはキラティナ、地上にはボロボロになったミカとエル、ケルベロスとガープが倒れていた。
神ノ「やぁ、キラティナ…帰って来たぜ…!」
キラ「ヤレヤレ、相変ワラズ邪魔者ダナ。覚悟ハ出来テルカ?」
神ノ「もちろんだ。」
俺は第死人格『BLE:AK 』を発動させて愛刀を構えた。
ミカエルと神司、そして亜無がダウンしている今、俺一人でキラティナを倒す。もう、能力は使わせない。
つまり、エルくんの作戦はこうだ。
ガープが居ないことに気づく神ノ邪神。
↓↓
ミカに頼んで新しい自分ら(ミカ&エル)の魂と身体を創る。
↓↓
ガープの能力は感情操作なのでその能力が創った魂に掛かるのを待つ。
↓↓
創った魂が始末されるのをただひたすら待つ。
↓↓
始末されたらその始末を行った方向に向かう。
↓↓
敵、発見!
……ということですね。伝わったかな?
通常公開はしても良いか。
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良いよ。
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ダメだ。