神ノ「降参だよ…。」
そう言って俺は一度死んだ。
確かに俺自身も終わりと思っていた。
◆
目を開けると俺は真っ白な世界に立っていた。
神ノ「…あれ?ここってもしかして…。」
?「はい、貴方のお察し通り、ここは『死の狭間』です。」
あっ、この声はまさか…。
神ノ「サユリ様だよね…」
サユリの姿は白い髪に背中から生えている白い羽根。目は綺麗な薄紫色だった。
サユリ「あら、貴方は七つの大罪総団長の神ノ邪神ではないですか。なぜ貴方の様な大物が?」
神ノ「実はですね──」
今まであったキラティナ戦をサユリに全て話す。
サユリ「なるほど、貴方よりも強い者がいるとは…しかも天界でもいるかいないか分からないほどの伝説の悪魔、キラティナ・キラティナイドとの死闘ですか…。」
神ノ「ああ、だからさ。俺を生き返らせてくれないか?」
サユリ「無理です。」
即答だった。
神ノ「何で!?」
サユリ「貴方は一度死んでいるのです。貴方は死んだ人を生き返らせてくれと頼まれたら生き返らせますか?」
神ノ「当たり前だろ。」
サユリ「そうですか、惜しいですね。」
神ノ「 ? 」
サユリ「まぁ良いでしょう。亜無くんと神司様によろしくお願いしますね。」
神ノ「あぁ、あいつらは俺が死なせないからな。」
サユリは俺の身長と同じぐらいの和風の門と一個の綺麗な水色の水晶を取り出した。
サユリ「ベルゼブブが狂気に取り憑かれています。」
サユリは水晶の中を見ながら言った。
神ノ「了解、暴食も助けてやるよ。」
サユリ「神ノ邪神…無事に帰って来て下さいね。」
神ノ「帰って来てって、もう一回死んで下さいって言ってる様なもんじゃねーか。まぁまた遊びには来るわ。」
サユリ「はい。そうだ神ノ邪神、貴方にこの刀を。」
神ノ「ん?」
サユリは一本の綺麗な刀を渡してきた。鞘は緑色だった。俺は一度刀を鞘から抜いてみる。
神ノ「へぇ…!」
刀の刃に綺麗な草と火がが描いてあった。
神ノ「いいね、最高だ。」
サユリ「その刀は元々は貴方の刀、”
神ノ「そうか…それじゃあな、世界を救って来るよ、
神ノ邪神は門を潜って元の世界に戻って行った。
サユリは何もない上を向きながらため息をついた。
サユリ「また、四季様に怒られそうね。無事でいてね、勇者の皆さん。」
◆
門の外に出ると空中だったので慌てて空中浮遊する。周りを見渡すとサユリの言った通り、暴食と身体全部出しているベヒモスがキラティナを殺そうと努力していた。
しかも何だ、あの見た目は。
服はいつもの暴食だが、竜の尻尾と竜の羽根、頭には竜の様な角を生やしていた。そして武器は左手には赤黒い槍と右手には黒い球を持っていた。
暴食の姿はまるで吸血竜人みたいだ。
神ノ「まさか…!」
嫉妬から血を貰ったのかもしれない、そう頭に思いついた。あの姿は間違いなく吸血竜人である。
暴食はキラティナに黒い球を投げてから赤黒い槍は投げてキラティナの胸に刺さった。刺さった槍は爆発してキラティナの胸に大きな穴が空いた。黒い球は大きなブラックホールに変化した。そして気が緩んでキラティナはベヒモスとブラックホールに吸い込まれそうになる。
神ノ「不味いな…!」
何が不味いか。
キラティナに暴言を吐きながら攻撃する暴食。
神ノ「第一人格『邪神斬り』、第四人格『死々銀河』。」
俺は刀でベヒモスとブラックホールを斬った。
暴食「誰だよ…!」
刀を二本、下に向けて暴食の方を向いて静かにこう言った。
神ノ「暴れるな、俺は生きているんだからな。」
暴食「あっ、ああ…神ノ様ぁ!!」
暴食は泣いて俺に抱きついてきた。
神ノ「うわっ、とっと。」
空中で落ちかけるがなんとか耐える。
暴食「神ノ様…っ!
神ノ「おいおい、泣くなよ。男だろ?」
暴食「泣ぐに″決まっでるでしょ!」
キラティナが容赦なく殴り掛かるが憤怒が『獄斷』で怠惰が『刈り憂怒』で止める。
憤怒「今いいムードなんだよ。」
怠惰「邪魔すんな♪」
キラ「そんなムード、我がブチ壊スッ!!」
いつの間にか生やしていた腕で神ノ邪神と暴食に攻撃し掛けるが、
強欲「……!」
自称剣豪の強欲がキラティナの拳を流れるように斬る。
斬られたところから出血する。
キラ「……ッ!!」
強欲「高速つばめ返し。」
そのまま強欲はキラティナの腕の上を走って行く。
強欲がいないせいで拳が進んでいく。
嫉妬「『オーバーゼロ』。」
キラティナの拳だけに重力を倍した。
嫉妬「普通重力には逆らえるのは生物的にあり得ない。しかし俺は重力を自由自在に操れる。言わば”重力の創造神„だ。」
キラ「クッッソォォオ!!!」
キラティナは憤怒と怠惰を振り払い嫉妬にレーザーを放ったが、重力で沈められる。
嫉妬「今だ!神ノ邪神!ベルゼブブ!」
神ノ「おっ、俺らの出番か。」
暴食「最大出力、融合能力発動、『
神ノ「『BLE=AK』発動、
暴食は赤黒い大鎌を構えた。俺は『BLE=AK』を扱って攻撃力を上げる。俺と暴食は一歩ずつキラティナに向かっていく。
神ノ「これは巨人狩りだ。心落ち着かせて行くぞ。」
暴食「…はい。」
5
4
3
2
1
神ノ「”0„」
暴食「あぁあああ!!!!」
神ノ「 ! 落ち着け!暴食!!」
既に俺も落ち着けていない。これじゃあ暴食は
俺は急いで突進していく暴食を止めようとした。しかし暴食
キラ「モウ遅い!!」
キラティナのレーザーが集中的に暴食に向かっていた。
神ノ(殺させない、暴食は俺の大事な家族なのだから。)避けろー!!」
?「『カゲロウヒカリアリ』!」
光速で俺の横を通って暴食と一緒に光の繭に入る。
一瞬誰か分からなかったが技名でわかった。
その繭にレーザーが当たりまくるが傷一つ付いていない。
神ノ「良かった…」
?「間に合ったようだな。」
神ノ「えっ?」
声をした方向を見ると融合したミカエルが浮いていた。ならば暴食を助けたあの繭を出したのは誰なのか。
神ノ邪神の台詞に、
「いいね、最高だ。」
とありますが、この台詞は某少年の現在も連載中の『アンデットアンラック』のアンディの台詞です。
さて、重力で引っ張られた腕の上にいた強欲はどこへ行ったのか。安心して下さい。しっかりキラティナの腕にしがみついて振り払われずに腕を斬っていますよ。
さて、前書きでも言った通り、今年最後の更新です!次回は既に予約投稿しています!次回の予約投稿はなんと…
……久々の「邪神たちのいきる世界」での更新となります!!!
1月1日の0時に予約投稿です。
それでは皆さん、良いお年を!!
通常公開はしても良いか。
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良いよ。
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ダメだ。