ある日、一人の魔族と天使族の間に生まれた人間、”アベル=サタナキア„が生まれた。その者はすくすくと育ち、青年まで育った。これは、そんなある日の物語…。
老人「やあ、アベルくん。」
青年が十六になったある日、一人の老人が青年の家に訪れた。その老人は明らかに怪しかったが、青年は上手く話に乗せられて老人に連れていかれた。その二日後…青年の母と父が何者かによって殺害された。しかし青年はこの事を知らないままである。そして、青年は老人と共に一つの技を習得しようとしていた。
老人「さあ、始めようか…アベルくん。」
アベル「はい!」
青年が習得しようとしている技の名は、「人格技」であった。その後やっとのこと人格技を習得した。
悲劇とはいつ起こるか誰も予測できない。青年は人間だ。そして、世界初の魔神なのだ。
◆
アベル「ギャアァア!!」
老人「ハッハッハッ、頑張れよ!アベルくん!!」
魔神の作り方…
一, 死んだ生き物の体を用意する。
二, 人間の魂をその中に入れる。
三, 完成。
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三. 五, 未完成(異形になる。)
その後、未完成はどこかの異世界に捨てられる。ただし今回は例外である。
生きている人間に天使族と魔族の魂を入れ込むとどうなるか。
答えは今行っていることである。
天使族の魂の名は、”ヤシャ=サタナキア„。魔族の魂の名は、”アスタロト=サタナキア„。
……後に実験は成功する。その間に起きた異変がいくつか…
まずは、青年の体の中で天使族と魔族の魂は、神化し、天使は「神」、に悪魔は「邪神」に変化した。そして魂の名も変化した。ヤシャは「夜叉姫」ヘ、アスタロトは「レメゲトン」に。この世界には、神と邪神という種族は存在しなかった。神でも天使族、つまり邪神でも魔族なのだ。次に神化してしまったことにより”アベル=サタナキア„はの魂は消滅してしまった。そして「神と邪神の魂」は後に融合して、一つの魂となった。
実験は成功した。しかし、老人は、
老人「失敗か…魔神番号”
そうして異世界に捨てられた。
その後、その世界の神 ゼウスに拾われ、神と邪神が融合したことをゼウスから知らされる。そして後にアベルによる神殺しが行われるとは誰が予想できただろうか。
~そして、何百年後~
アベル「……はぁ!」
ハデス「ッ!」
成長したアベルはゼウスの兄弟でもあり、冥界の王でもあるハデスと闘っていた。
アベルは一本の刀、ハデスは長い杖で戦闘していた。
アベルがハデスの肩を狙ったがハデスも神だ。杖で簡単に防がれた。
アベルは後ろに一度引いた。
ハデス「…今日はここまでだ。」
アベル「…っ!ありがとうございました!」
両方、武器を片付けてから一礼した。いつもこれでハデス
アベル「やっぱり師匠は強いですね!」
ハデス「当たり前だ、私もゼウスと同じ神だ。魔神のお前よりも上なんだぞ。」
アベル「へへっ、そうですよね。」
アベルの仕草を見てまだまだ子供だなとハデスは思った。
そのまま月日は流れた。
ある日にアベルの邪神の魂が暴走し始めた。
この時アベルを止めに努力したのはゼウスとハデスと同じく兄弟 海の神のポセイドンだった。
ポセ「アベル、早く止まるのだ。」
アベル「ガアァァア!!」
アベルは咆哮を放つと邪気を纏わせた刀でポセイドンの片腕を切り落とした。
ポセ「ぎゃあぁぁあ!!」
今まで聞いたことのなかったポセイドンの叫び声。それを見たアベルは三日月のような口をするとポセイドンの腹に刀を刺した。そして邪気を燃え上がらせてポセイドンを焼いた。
神属「ゼウス様!」
ゼウス「判っておる!だがあのままだと…!」
あのままだとポセイドンごとアベルを神雷を落とすことになるのだ。
ゼウスがおろおろしているとポセイドンの口の動きに注目した。
ポセ『わたしごとうちぬけ』
ゼウスはその動きを見てすぐにポセイドンごと神雷を三本ほどアベルに落とした。
神雷が降り終わると丸焦げのアベルがいた。しかしポセイドンの姿は燃え尽き、炭となっていた。
~天界会議~
その夜緊急で天界会議が開始された。
司会はゼウス。参加者は兄弟のハデスとアテネなどの神が集まった。
ゼウス「アベルは今何処だ。」
アテネ「はっ!現在アベルは天界の地下牢獄の壁に鎖を巻き付けて監禁しております。」
ゼウス「報告ありがとう。さて、今回集まってもらったのは他でもない。私が拾った別世界からの来訪者の件についてだ。」
司会のゼウスが話始める。
ゼウス「その来訪者の名前は『アベル=サタナキア』という青年だ。」
ラファ「アイツだろ?あのポセイドン様を殺したっていう化け物。」
ガブ「でも実際にはゼウス様が最後にトドメを差したって聴いたけど~?」
アテネ「ガブリエル!ゼウス様のことを悪く言うな!」
ガブ「あぁ?るっせぇよ、闘いの女神がよ。」
ゼウス「静粛に!!」
全員「「「 !!!? 」」」
神たちを黙らせるほどの大声で騒ぎを止める。
するとゼウスは
ゼウス「簡単に決めるぞ、
~地下牢獄~
アベル「……」
アベルを目を覚ますと暗い石のできた部屋の壁に鎖で張り付けられていた。下を確認すると衣服が全て脱がされていた。つまり、今は全裸というわけだ。鉄格子もない部屋なので今が夜か昼かもわからない状態だった。アベルは心細かった。
いつもはハデスとの特訓で一緒に居たり、ゼウスたちと仲良く遊んだりしていた。が今はそんなことを考えている事はこの事ない。
アベルの心の奥から悲しみと怒りが上がってきたが何とか抑え込んだ。
アベルは察した。この感情は『滅び』を招くと。
牢獄の前から何人かが倒れる音が鳴る。そしてこの部屋のドアがゆっくりと開いた。そこから現れたのは、冥界の王のハデスだった。
アベル「師匠…」
ハデス「アベル!」
ハデスはすぐにアベルが拘束してる鎖などをアベルの身体が傷つけないように慎重に取り始める。数十分でアベルに付いていた鎖などが解けた。
ハデスはアベルを優しく抱いた。
ハデス「大丈夫か?怖かっただろ?」
アベル「うん…!うん…!」
二人とも泣きながら抱き合った。
ハデスはゆっくりとアベルにこのあとのことを話した。
ハデス「アベル、しっかりと聞け。今からお前はここから脱獄しなきゃいけない。そしてこの脱獄にはアベルお前一人で行え。」
アベル「えっ!?何でですか!」
ハデス「しっ!静かにしろ。」
慌て両手で口元を隠す。引き続きハデスの話を聞く。
ハデス「逃げたところでゼウスたちの兵士たちが追いかけて来ると思うが、そいつらはお前がポセイドンを殺したように殺せ。」
アベルには大きな疑問が一つ浮かんだ。
アベル「師匠…」
ハデス「どうした。」
アベル「ポセイドン様を殺したようにって、誰が殺したのですか?」
ハデス「ッ!」
それも当たり前、アベル自身がポセイドンを殺したのではなく、アベルの体の中に融合した神と邪神の魂の内の邪神の魂が暴走したのだから。しかもアベルにはポセイドンを殺す理由がない。
なのでこの事を知らないハデスはアベルが壊れたのかと思い、真っ裸のアベルの腕を掴み牢屋から引きずる。
ちなみにこの牢獄は石でできている。勿論この道も石ででできている。
アベル「痛い痛い!師匠!止めてください!」
ハデスは何も話さずにアベルを引きずっていく。
アベルは引きずられているのでハデスの顔は確認することができないが此方からの確認できるハデスの顔は諦めと怒りのキレたような顔であった。
◆
~天界の一番端~
ハデスは天界の一番端まで連れてくるとアベルの腕を持ったまま天界の外に吊るした。
アベル「し、師匠…?まさかここから落とすとか……」
ハデス「…すまんな、アベル。これも
アベル「止めてください…!俺は貴方に何かしましたか?!」
ハデス「黙れアベル!」
そう言ってハデスは下界に投げ捨てた。
アベルの叫び声がどんどん聞こえなくなる。
ハデス「これで良かったのだ…!これで……!」
ハデスは膝を落として泣いて自分を慰めていた。が、その声からアベルに対して謝る声は聞こえなかった。
◆
~???~
アベル「……貴方は確か…」
アベルがあの天界から落とされた筈。なのになぜ生きているのか。それは落とされた直後、謎の裂け目に吸い込まれて異空間に飛ばされたのだ。そして気づいた、目の前に見覚えがある老人の姿があった。その老人とは、アベルに人格技を教え、最後に実の親の魂、夜叉姫とデメゲドンの魂をアベルの身体に無理矢理入れ込むという新しい魔神製作の実験台として扱った人物だった。
老人「やはり我の眼に狂いはなかった!“
アベル「絶ッ対に嫌だね!」
アベルは即答で答えた。
何を言っているんだ、あの老人は。俺を魔神にした上に異世界に捨てやがって。意地でも仲間になるもんか。
すると老人は腹を抱えて笑いだした。
老人「クククッ…はーはっはっは!!」
アベル「何が可笑しい!」
老人「いやはやすまないねぇ、アベル青年。まさか、これもまた断ってくれるなんて…洗脳という実験台がまたできるなんて…♪」
アベル「ッ!」
老人は奇妙な笑顔になると口元を舐めまくった。アベルはそれを見て恐怖を感じた。
少しずつアベルに歩いて近づく老人。後ろ去りするアベル。
するとアベルは急に激しい頭痛に襲われる。
アベル「ッ…!」
老人「アベル青年、君はもうこの場に
アベル「その…実験、とはッ…!」
老人はジャンプしたりして喜びながらこの場の状態について語り始めた。
老人「その実験はねぇ!『人格霧状増加実験』!だッ!その実験とは…──」
どうやらその実験は──
天使の神経を綺麗に引っ張り抜く。次にその神経を粉々に粉末状にする。そしてその粉をこの場に撒き散らす。すると魔神の肉体に反応する。老人はその後を見たいのだ。
アベル「あ”っ…ぎゃっ…!っ!」
老人「はぁ…♪」
頭が二つに別れるような激しい頭痛だった。
アベルの苦しむ姿を見た老人は歓喜の声を漏らす。そのまま実験が成功すれば本当に面白い結果になれば良いと老人は思う。
老人「それじゃあさようなら…!アベル青年!」
アベル「ガ"ア"ァ"ァ"ア"!!!?」
するとアベルの体から白い髪に頭に神々しい輪を浮かせて白い四枚の翼を生やした男性が出てきた。そしてアベルはそのショックで気絶してしまった。
老人「おお!新しい神の誕生だ!」
男性「俺が…神?」
老人「そうだ!では手始めにその青年を消し去れ!」
男性「それだけは断る。」
老人「な、なぜだ!?」
男性「こいつは俺の生みの親だ、親を殺さない理由など無い。」
老人「ハアァァア!我がキラティナ・キラティナイドの言ウコトを聞ケー!!」
老人は本性を出した。姿も変わり、顔が黒い星の様で腕は三つ、その内の二本はナイフとフォークを持った異形に変わった。そして口調も変わってしまった。
男性「『炎陣』。」
男性はこの場に自身とアベルを囲んでこの場から消えた。
キラ「逃げるナァァァァアー!!!!!」
◆
~どこかの野原~
野原が焦げ焼けてそこから先ほどの男性と気絶したアベルが瞬間移動してきた。
幸いこの場には誰もいなかった。
男性「生まれてきたのもなんだ、勝手に名前考えておくか。」
男性が悩んだ末、決まった名前は、
”ミカエル„。
そしてアベルは起きてミカエルの姿を初めて知る。二人は軽く挨拶してからこの場を去る。しかも別行動で。
後にアベルはこの世界にいる悪魔や邪神という奴らをたくさん倒し、自身の配下とする。そしてアベルの手によって結成される。『七つの大罪』と『黙示録の四騎士』を。最後にアベルは天界からは堕ちた。なので名前も変えることにした。名は──”神ノ邪神„と。
通常公開はしても良いか。
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良いよ。
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ダメだ。