エル「神ノ。」
現在俺は、椅子に座って机で作業をしていたところにエルは来た。
珍しいな、アイツから来るなんて…
神ノ「どうした?お前から俺に声をかけるなんて、珍しいな。」
エル「急用だ…」
呆れたような顔をして今やることを無理矢理押し付けるエル。そんな急用か…。
神ノ「急用?」
エル「あぁ、あのルージュの件でな。」
神ノ「…異常は?」
エル「ない……とは言い切れない。近頃ルージュの外出が多くてな。朝行ったきり三時間ぐらいで帰ってくるからまだ良いが一度、俺はルージュに着いていった。そこでだな、ある人物との関わりが分かった。」
神ノ「それは?」
エル「あの姿はまさしく、大悪魔邪神王、通称 キラティナの野郎だった。」
神ノ「あの片言ジジイか。」
エル「そうだ、あのジジイが裏でルージュを動かしていたらしい。あと、話しているところもしっかり聞けた。どうやら…」
キラ『アト三日ダ…ルージュ、アト三日デココ一帯ニ悪魔ヤソロモン72柱ヲバラマコウゾ!』
ルージュ『はい…』
エル「…らしい。」
あと三日…?何のために悪魔やソロモン72柱を…というかソロモンが大悪魔邪神王の元で協力するはずがない。それならどうして…それよりも!
神ノ「エル、その会話はいつの会話だ。」
エル「二日前だ。」
神ノ「それなら実行される場所をすぐに特定し、悪魔や72柱が襲撃してきたら俺らで片付けるぞ。ルージュ以外の皆にそう伝えてくれ。」
エル「暴食とミカにか?」
神ノ「頑張れば神司などにも伝えてほしいが…アイツらは…」
現在この世界、”日本„列島には呼び出せないしな…そうか!アイツらなら!!
神ノ「エル…七つの大罪たちには伝えれるか?」
エル「良いのか?アイツらに協力してもらっても…」
神ノ「そうだな…エルはミカ…と他の天使たちに伝えてくれ。俺は七つの大罪を集めて少し会議を開始して作戦でも考えてみる。」
エル「了解した。…ていうか、ここに七つの大罪や天使たちを待機してたら世界ニュースにならないか?」
神ノ「安心しろ、スタンバイできたらすぐに特大の門を開いて呼んでやるよ。それで良いだろう?」
エル「まぁ…良いか。分かった、それで行こう。」
神ノ「それじゃあ頼んだぞ。」
エル「任せろ。」
俺とエルは拳をぶつけた。そしてエルは俺の部屋から出ていった。
それよりも、ルージュが大悪魔邪神王と繋がっていたなんて…まぁ良い。あの昔の事件もあるし『悪魔』ってことは有り得たしな。まぁ…この戦いは、世間の耳や目には見えないように超強力な結界を張っとかなくてはな…最悪列島に被害があった時はその時に対処するか…
神ノ「さて、んじゃ集めますか。」
俺は暴食を呼びに居間へ向かった。やっぱり居た。暴食は居間のソファーに寝転がり漫画を読んでたのだろう。顔の上に漫画が置いてあってそのまま寝ていた。
神ノ「寝落ちか…起きろ暴食ー。」
起きる気配がない。ならば伝心で…
神ノ『起きろ暴食!』
暴食「うわぁ!」
びっくりし過ぎて飛び起きる暴食。
やっと起きたか…さて、用件を言うかな…
神ノ「おはよう、暴食。」
暴食「あぁ~おはようごじゃいましゅぅ~神ノしゃま~。」
こりゃ完全に寝ぼけているなぁ。まぁ、良いけど。
神ノ「悪いが少し付き合ってくれないか?暴食。」
暴食「ほえ…?急用ですかぁ~?」
神ノ「まぁな…てかまだ頭起きてないのならもう一回伝心を…」
暴食「それだけは!」
神ノ「起きたか?」
暴食「えっ、えぇまぁ…」
神ノ「とりあえず急用なんだ。急速に七つの大罪のみんなを集めるぞ。」
暴食「分かりました…!他の六人の内誰に自分は呼び掛けますか?」
神ノ「そうだな…幻想郷に住んでる嫉妬と怠惰。あとは…強欲を頼む。」
暴食「分かりました。神ノ様は、憤怒と色欲、あと傲慢ですね。」
神ノ「そうだな。んじゃ暴食行ってきてくれ。」
暴食「了解しました!」
暴食はすぐに居間から外へ行き、幻想郷へ向かった。
今回なぜ自分が憤怒と色欲と傲慢かと言うと、アイツらは扱いにくいというのが正直だ。
もし、暴食にあの三人を任せれば…扱えなくてすぐに帰ってくるだろう。
嫉妬と怠惰は神ノ邪神からの団長命令と言えばすぐに動いてくれる。だけど強欲は少し違う。強欲の職業を一言で言えば、『鍛冶屋』だ。ましてや”強欲„と呼ばれる程の奴だ。結構な面倒くさいだろう。でも少しは協力してくれることを願おう。
さて、俺の方もそろそろ動くとするか…
神ノ「そういや、今家に居るのは俺だけか…?」
周りを確認しても誰も居ない。一応魔力感知をしてが反応はない。
それなら大丈夫かな。俺は外に出て悪魔界へ向かうためワープを開いた。
だが、神ノが去った家には一つの影が残っていた。悪魔の翼を生やして…
悪魔界へ着いてすぐに見つけたのが、
神ノ「色欲~!」
『色欲』のアスモデウスだった。色欲は、人間の魂を飴のようにしゃぶっていた。
神ノ「…何してんの…?」
色欲「見りゃわかんねーか?」
神ノ「判らん。」
色欲「ロリの魂の棒飴だよ。甘いぜ?『甘い』と書いて『うまい』だけどなぁ~♪」
少し退く。やっぱりこいつはヤバイ奴だ。まぁ、元からだけど…ていうか、神司もよくこんな奴にロンギヌスをあげたよな…とりあえず色欲に用件を話す。
色欲「あぁ?そりゃあ極上の悪魔っ子やサキュバスとかの飴が食えるのか?もしくはアイスか…」
神ノ「まぁ…俺が良いと思った敵なら食べて良いぜ。それで?こっち来る?」
色欲の答えは即答だった。
色欲「NO」
神ノ「えっ…?」
色欲「会議だろ?俺はそこで決める。とりあえず会議に参加はするよ。」
神ノ「判った。ならまた会議で会おう。場所は…『天界にある古代遺跡』だ。」
色欲「……?あっ…!なるほど…!了解したぜ♪総団長。」
了承は得た。ここを後にして次の所へ向かった。
色欲「あっ、そうだ。会議におやつは…いねぇかよ…。」
次は、地獄の奥底に移住している『憤怒』サタン だ。閻魔様にも気づかれずによく住めるなと俺は思う。
神ノ「憤怒…」
憤怒「何だ?総団長か…どうしたんだよ。」
憤怒にも色欲と同じことを伝えた。すると…、
憤怒「なんだぁ?もしそいつらが来たら俺はどこで住まないといけないんだよ。」
神ノ「だろ、困るだろ?とりあえず会議にだけでも参加してくれないか?」
憤怒「そうだな…家が無くなるのは困る。わかった、会議には参加する。」
そうか、参加してくれるのか…ありがたいな。
憤怒「そういや、総団長は色欲と俺に呼び掛けたんだよな。他のは?」
神ノ「強欲と怠惰と嫉妬は、暴食に頼んだよ。どうしたんだ?」
憤怒「いや、それなら傲慢とは今からなのか?」
神ノ「あぁ、そうだけど。」
憤怒「……それなら気をつけた方がいい…。傲慢が最近ウリエルと死闘を起こしたらしい。」
神ノ「なんだと…」
エルの方にウリエルのことを任せたが、もしかしたらエルの方でも…
一方、エルの方では…、
エル「何で…何で冥王星に居るんだよ…!『傲慢』ルシファー!!」
ウリエルを迎えに冥王星に着くと、そこには冥王星に住んでる人たちが血だらけになって倒れていた。その中には昔、怠惰たちと会ったことがあるキルアも倒れていた。
そして傲慢は、ウリエルの首を持って優雅に王座で座っていた。
傲慢「よぉ、ミカエル…どうした?あぁ~…このクズに用事か?王は変わったんだ、用事なら僕が聞くよ。」
エル「用があるのは傲慢、お前ではない。俺が用できたのはウリエルの方なんだ。」
傲慢「そうか…ならコイツを渡すよ。」
投げて床に落ちるウリエル。エルはウリエルの息を確認した。だが、
エル「息が…ない…」
傲慢「そうそう♪このクズの魂なら僕が美味しく頂いたよ。まぁ…味はいまいち…!!」
エルは黒炎を両手に纏い、傲慢を思いきり殴った。
傲慢「痛いね…!!ミカエル~♪あれはただの…」
エル「ただの何だよ…?」
エルは殺気を傲慢に仕向けると傲慢は、
傲慢「最後まで人の話を聞けよ。ただのジョークさ♪ウリエルの息がないのは君に渡す時に心臓麻痺で一時止めただけさ。あと他のみんなも気絶してるだけ!安心しろよ…」
エル「命乞いか…?」
傲慢「いやいや!それなら君自身でウリエルの息を確認してみなよ!?」
エルに殺気を出され続けて少し怯える傲慢。すぐにウリエルの息を確認すると…
エル「生きてる…」
傲慢「だろ?」
エル「はぁ…次そんなことしてみろよ…?次は殺す…!」
傲慢「分かった分かったから!で…?今ウリエルが気絶してるから僕が代わりに聞くよ…」
エルは、傲慢も必要だったことを思いだし、傲慢にウリエルにも伝えてくれと頼んで用件を話した。
傲慢「…なるほどね…判ったよ。総団長にも伝えてくれ。『必ず天界にある古代遺跡に向かう』とね。」
傲慢はそう言って消えた。エルは、ウリエルが起きるまで冥王星にある椅子に座って仮眠をとり始めた。
通常公開はしても良いか。
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良いよ。
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ダメだ。