真・超サイヤ人 三次創作 IF・名付けてクローン大量発生異変   作:未奈兎

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セリフが感情付一文字だけは所謂真超サイヤ人の世界と違うゼノバース2主人公です。



漫画版超時空の数の暴力に数の暴力で対抗してみましたって話。

 
ついでと言わんばかりに【神様】も暴れます


混沌の裂け目

 

 

 

コントン都、ここではあらゆる歴史を護る任を務める【時の界王神】が管理するあらゆる時空のあらゆる強者が歴史を護るために集う都。

 

 

 

しかし一時その機能が数度麻痺した戦いが起きた。

 

 

 

一つはトワとミラの暗躍によるトキトキ都の英雄消失(後にコントン都の英雄によって救出された)、そしてもう一つはトワの最後のあがきで復活した暗黒魔界の王【ダーブラ】によって危うく歴史も何もかもが消え去る最大異変になる可能性があった事件。

 

 

 

その2つを見事解決し、コントン都の英雄と呼ばれた【サイヤ人】が居た。

 

 

 

「やぁ!君のことを待ってたよ!」

 

 

 

「!」

 

 

 

そんな【サイヤ人の少女】は今や親友と言ってもいいフューに呼ばれ、コントンの一角に居た。

 

 

 

「そういえば最近実験で使った例の『遊び』、このコントン都で大流行だね!僕も鼻が高いってもんだよ!」

 

 

 

思わず苦笑いを禁じ得ない少女、なんせこのフューと言う男は何をするにも規格外な実験をするものだから付き合う此方の身は大きいな負担である。

 

 

 

しかしそれでも少女はフューのことを咎めるつもりはないのだった。

 

 

 

なんせ少女は例のダーブラの異変の過程で発生した時の裂け目でフューが行った実験に快く付き合った身であるし、彼女のお目付け役でもある老界王神が悟空を呼んでまで捕らえようとしたフューを庇うという所業までしてのけたのだ。

 

 

 

だがその過程で悟空が【神の次元】に到達するわ、

 

そんな悟空にフューからもらったエネルギーありきとはいえ、

 

超サイヤ人ブルーに20倍界王拳を上乗せするという、これまたハチャメチャな時空を踏み越えて、悟空と対等に渡り合うというデタラメバトルを展開して老界王神を呆気にさせたのは記憶に新しい。

 

 

 

その時のバトルのことを少女の先生でもあるベジータからしてみれば・・・。

 

 

 

「俺自らが徹底的に鍛えたのだ、これくらいのことはできて当然だ。」

 

 

 

と言うのみであったらしい。

 

 

 

「セルゲームの時代で悟空をブルーにまで至らせたりと、こやつといい、サイヤ人というのは出鱈目じゃのー・・・。」

 

 

 

「もうなんて言うか突っ込むのも馬鹿らしくなるわよね・・・。」

 

 

 

「あ、あはははは・・・。」

 

 

 

それを聞いた時の界王神や老界王神、そしてベジータの息子トランクスも肩をすくめるばかり、因みにトキトキ都の英雄である『地球人』はこれを見てさらに過酷な修行に身をおくことにしたらしい、今では悟空に徹底的に鍛えられているらしいが結果は本人たちのみぞ知る。

 

 

 

こんな人種が一時期星の地上げ屋という恐ろしい生業をしていてそれが全宇宙に広がる可能性があったのだからある意味惑星ベジータを滅ぼしたフリーザの判断は極悪と言って過言ではないが後の宇宙から見れば英断だったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

 

 

 

 

そんな悟空とハチャメチャバトルをしてみせた少女だがフューに呼び出されて所謂【オレ・レイド】を行う時の裂け目付近にやってきた。

 

 

 

オレ・レイドとは暗黒魔界の結晶を使い特定の戦士を暴力的なまでに強化させ、それを数人がかりで相手取る変則的な戦いだ。

 

 

 

フューが企画し瞬く間によい修行になるとタイムパトローラー中で大流行、コントン都のブルマが作ったヒーローコロシアムに並ぶ一大施設にまで至った。

 

 

 

もちろん時の界王神は頭を抱えたが悪さをするわけでもなくタイムパトローラーの実力向上につながるならとフューの企画を前回の異変同様黙認した。

 

 

 

「さてと、君を呼んだのは他でもないんだけど、このオレ・レイドの近くに大きな時の裂け目ができちゃってね、これがどうにも厄介なんだ。」

 

 

 

「?」

 

 

 

フューをして厄介と称する時の裂け目に興味が無いわけではないが何が厄介なのかとフューに問えばフューは頭をかき明らかに参ったような表情を浮かべた。

 

 

 

「それがさぁ、この時の裂け目、どういうわけか【僕】もいるんだよね・・・。」

 

 

 

「!」

 

 

 

「そうなんだよ、どういう時の裂け目なのかと思って入ってみたら僕が居て既に歴史改変を始めていたんだ、ほら見てよこの裂け目の歴史!」

 

 

 

フューに誘導されるように時の裂け目を覗くと・・・そこには・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史は未来トランクスがザマスと戦う時代のようだが何かがおかしい、というよりも何もかもがおかしいと言うべきか、この歴史ではどういうわけか悟空が破壊神の権限である【破壊】を使用し、ザマスを消滅させようとしていた、しかしとっさにザマスは破壊される間際マイを盾に取り難を逃れた。

 

 

 

それでも体の大半が破壊されたザマス、もはや再起は不可能のように見えて、そこからさらに異常が発生し始める。

 

 

 

どういうわけか破壊された残片からゴクウブラックが再生され、そのゴクウブラックが再び合体ザマスへと変身したのだ、しかも破壊されたザマスも元通りで、実質ザマスが増殖するという悪夢が起きたのだ。

 

 

 

だがそれで終わるほど悟空たちもやわではない、ベジータが渾身のファイナルフラッシュで増えたザマスもろとも消し飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

そしてまたザマスが増えた。

 

 

 

恒例とも言える歴史改変の気を纏った合体ザマスのその数は別世界で戦ったメタルクウラの大群にも超越するほどに。

 

 

 

 

 

 

 

超ドラゴンボールによって不死身の体となったザマスはその肉片一つでさえ不死身であり、切り離されればその分肉片が本体として再生するという魔人ブウすら凌駕する存在へと至っていたのだ。

 

 

 

あまりの絶望に最期まで戦う決意を固める悟空たちだったが、ここで此方と違うフューがこの裂け目の歴史に乱入してきたのだ。

 

 

 

「お、おめえは・・・!?」

 

 

 

「やあ、苦戦してるようだね孫悟空、まあ【真】に至っていない君じゃこれが限界ってところなのかな?」

 

 

 

瓦礫に座り親しげに悟空に手を振るフュー、その発言には何やら含みをもたせていたが。

 

 

 

「貴様、暗黒魔界の住人だな、場違いな存在が紛れ込みおって。」

 

 

 

分裂し増殖した合体ザマスの一人が吐き捨てるように発言した、人間が憎いザマスではあるが世界そのものは破壊するつもりはなく、彼の人間0計画には当然暗黒魔界の住人など唾棄すべき存在である。

 

 

 

「ふーん、僕が言うのもなんだけど、君、僕の知ってるザマスよりもずいぶん小物だね。」

 

 

 

「な、なんだと・・・!」

 

 

 

「まあ、それだけ増えれば少しは僕の趣向も楽しめるんじゃないかな?」

 

 

 

激昂したザマスを他所にフューはおもむろに立ち上がると空に手をかざす、かざした先にはワームホールが発生し、そこから一人の【戦士】がまだかろうじて原型を残しているビルの頂上に落下してきた。

 

 

 

「あだぁ!?なんなんだ!何が起きた!?」

 

 

 

落ちてきたのは、どういうわけか超サイヤ人の孫悟空、しかしどこか様子がおかしい。

 

 

 

確かに着ている道着は悟空と同じだ、しかし顔色が灰色で目に至っては翡翠の色ではなく血のような不気味な赤色をしていた。

 

 

 

「じゃあ、僕は観戦のために退散するから、頑張って紅朗君っておや、一緒に【彼】も来ちゃったか、面白いことになりそうだ。」

 

 

 

フューが退散すると閉じかけたワームホールからもうひとりの戦士がゆっくりと降下してきた。

 

 

 

「おい人間、なんだその無様な姿は。」

 

 

 

「う、うるせーむしろ真下にいきなり穴空いてなんでお前は平気・・・ああ、神だからってか?」

 

 

 

「そういうことだ。」

 

 

 

一つ鼻を鳴らした男、彼の姿はどういうわけか先程まで悟空と戦っていたザマスであった。

 

 

 

「ふむ、見たところ、どうやら時の裂け目に落ちたようだな、貴様もずいぶんと厄介事に好かれているな?」

 

 

 

「ほっとけ、時の裂け目だかなんだか知らねえが落ちたくて落ちたわけじゃねえよ!」

 

 

 

起き上がりホコリを払うと周囲を確認する紅朗と呼ばれた孫悟空の姿をした男は悟空たちとザマスたちを捉える。

 

 

 

それと同時に悟空たちの目にも紅朗と呼ばれた悟空の姿をした戦士とザマスを捉える。

 

 

 

「な、なんだってんだ、あいつら、片方はザマスみてえだが、なんかあいつの気おかしいぞ・・・。」

 

 

 

「っちぃ!さっきからワラワラとなんだってんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

「おい神様、俺の目が腐ってないなら眼の前に悟空たちと、お前と似た奴がアホみたいにいるんだが、俺と同じクローンか?」

 

 

 

「知らん、貴様のアレと違って【あの姿】は知っているが、あの程度で同じ姿をされたうえに無駄に数ばかり揃えられるのも、腹立たしいものがあるな・・・だがそうだな、あれが別の私の可能性、か。」

 

 

 

クローンの側に居たザマスのつけた指輪から光が走り、そしてそこには、ゴクウブラックが現れた。

 

 

 

更にゴクウブラックへと変わったザマスは超サイヤ人ロゼへと変身してその瞳は灰色に転じた、その眼には明らかな怒りを浮かべて。

 

 

 

「くだらん、あの程度で【ザマス】であり【俺】を名乗られるのは名を汚されているようで虫酸が走る!」

 

 

 

その上で爆発的とも言っていい気の増幅をしてみせた、だがどういうわけかザマスが変身したゴクウブラックの敵意は合体ザマスたちへと向けていた。

 

 

 

「お、おっでれえた、あのザマス、いやブラックなのか?とにかくあいつ出鱈目につええぞ?」

 

 

 

「なんだというのだあの変身は!あのロゼとかいう変身とは少し違うぞ!?」

 

 

 

「な、何なのだ貴様は、貴様も私だというのか・・・!?」

 

 

 

「黙れ、貴様らごときと同列にするな、貴様ごときが、ザマスを名乗るな!」

 

 

 

瞬間移動と言っても良いスピードで肉薄したゴクウブラックは増殖した合体ザマスの一人に一撃を与えた。

 

 

 

ただそれだけで、増殖したザマスの一体は再生することなく消滅した。

 

 

 

これには合体ザマスだけでなく悟空たちも驚いた、悟空からしてみれば敵かと思えたゴクウブラックが合体ザマスを攻撃したのだ。

 

 

 

「うわ、出し惜しみなく真なる一撃出しやがった・・・。」

 

 

 

「おい、いつまで高みの見物をしている、貴様も働け、修行をみてやっている分、しっかりとな。」

 

 

 

「あーはいはい、やればいいんだろやればよぉ!」

 

 

 

先程まで観戦していた紅朗も、爆発的な気を放つ変身をすると、今度はそれこそ超サイヤ人孫悟空そっくりとなった。

 

 

 

だがその変身は悟空たちをして震え上がるほどの殺気を纏い瞳には黒の瞳孔が現れた。

 

 

 

「けどこの数を一人で相手するのも面倒だ、こういうときは!」

 

 

 

一気に気を膨れ上がらせた気を掌に集めると紅朗の手のひらについていた緑色の珠から光が迸り、無数の光が溢れた。

 

 

 

そしてそこには・・・。

 

 

 

 

 

 

 

先程まで紅朗と同じ姿をしていた孫悟空の偽物のような姿をした戦士が、大凡「100体」現れた。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・は?」

 

 

 

 

 

 

 

合体ザマス達が思わず素の声を出す、どういうわけか自分を遥かに凌駕する「自分」に敵対心を向けられたばかりか、こんどはそれに比肩こそしないが無視できない実力の超サイヤ人孫悟空の大軍である、と言うかこれを見た悟空たちも口あんぐりで悟空に至っては今しがた押そうと思った「全王様呼び出しスイッチ」を落っことした。

 

 

 

「おいカカロット、貴様実は何人兄弟だ?」

 

 

 

「いや知らねえよ!?オラにこんなに兄弟が居たなんてオラでも知らねえって!?」

 

 

 

 

 

「まあ、あんたらが誰か知らんが、曲がりなりにも師匠からの命令なんでね!相手になってぇ・・・もらうぜ!」

 

 

 

 

 

ザマスの大軍と悟空の大軍、そしてザマスの大軍を片っ端から消し飛ばすゴクウブラックにもはや未来はメチャクチャである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この始末☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを覗き終わったコントン都にて・・・。

 

 

 

「」

 

 

 

絶句である、思わず真顔である、何が起きているのかわからないがとにかくはちゃめちゃが押し寄せているのは確かである。

 

 

 

「ね、厄介でしょ?」

 

 

 

「」コクコク

 

 

 

フューの同意を求める声に思わず口を真一文字にして首を縦に降ることしかできなかった少女。

 

 

 

「で、多分この裂け目規模がでかいから、一度弱くして時の界王神様にまとめてもらわないと・・・オレ・レイドのために作った裂け目も取り込んで取り返しの付かないことになるんだけど・・・。」

 

 

 

「!?」

 

 

 

行けってか!このわけわからん時の裂け目に行けってか!?思わずのけぞる少女、なぜならあまりにも世界が違うのだ、特になんかすごい超サイヤ人ロゼに変身したゴクウブラックが。

 

 

 

「大丈夫だって、あの異変から君だって強くなったし、今まで集めた僕のエネルギー君に全部あげちゃうから!」

 

 

 

いやまて!そのエネルギー体力めっちゃ奪われるんだけど!?その状態でザマスの大軍と悟空の大軍、おまけにあのとんでもないゴクウブラックを倒すとなるとアイテムフルで持ち込んで尚辛いのは目に見えているんだけど!?

 

 

 

「ふふーん、そういうと思って、このエネルギーを完全制御できる装置を作ったんだ!これをつければ前のデメリット無しであの時以上のパワーが出せるよ!さあさあ、がんばって!」

 

 

 

もうこうなってしまっては彼のペースである、それになんだかんだフューの所業は黙認してもらっているだけである、ここでなにか問題が起きれば彼の身も危うい、少女は仕方なく装置をつけると一気に気を増幅させ超サイヤ人ブルーに至り、界王拳を爆発させる、その姿は紅蓮の鬼神のごとしとも言えた。

 

 

 

尚この異変はなんとか少女によって解決されたが、従来の巨大な時の裂け目と同じく、パラレルクエストの受付付近にまとめられ、最悪と恐れられた時の裂け目、「終焉を招く悪意」を超える超絶難易度クエストとなってタイムパトローラーたちの大きな壁になるのは完全に余談である。

 

更に、コントン都の英雄は、この戦いを経て新たな【真の次元の力】へと目覚めさせ、コントン都のサイヤ人(特に悟空)達に手合わせをせがまれるのは蛇足と言っていい余談である

 

そのクエストの名前は・・・。




完結編も次においておきます
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