キャンペーンシナリオ[トータス旅行記]リハビリ作   作:重言 白

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 ダイスの神は邪神。
 オリ主君の初期正気度である49から1割減ってますが、1日ではないので不定の狂気は発症してません。

 ニャル「ゲス外道だなんて。心外ですよね」


その6

 ラウンド3

 

 近づけばあの巨体で押し潰されるだろうし、遠ければブレスの餌食。

 詰んでないかコレ? 

 いや、ニャルラトホテプがいかにゲス外道だが、奴は生存できるルートを残す奴だ。

 それに試練と言った以上、何かしらの方法で突破できるようになっているはず。

 攻略法を考えるためにも、1度荷物を整理しよう。

 背嚢の中には落とされた時に持っていた物の他には、

 ・狼の毛皮

 ・フラム鉱石

 ・非常食の魔物肉

 ・スイカの味の林檎の種

 がある。

 フラム鉱石はミニ=ショゴスが容器を作ってくれたので、そこに入れている。

 使い物になる気がしない。

 

 目星 71 >= 61

 アイデア 65 >= 52

 

 あまりにも姿が違うかったため気付かなかったが、そういえばあの虫と蛆の群れには見覚えがある。

 確か這うものという呼ばれる、かつての魔術師の成れ果てだ。

 1匹1匹が個別の生き物であるため、普通の武器ではろくなダメージを与えられなかった。

 それとあれに取りついた何かだが、念動力を使えるということはロイガーだと考えられる。

 つまり、這うものの肉体にロイガーを取り付かせた? 

 ロイガーは単体であるからか、渦巻攻撃をするほどの魔力はないらしい。

 とりあえず、警戒は怠らないでおこう。

 

 ??? 1D6 >= ? 

 

 今度は金色の頭がこちらを向く。

 その首を急激に伸ばし、私に噛みつこうとしてきた。

 

 噛み付き ?? >= ?? 

 回避 56 >= 46

 

 避けようとしたが、それを読んだように頭を動かし、右腕に噛みつかれた。

 そのまま噛み砕かれ、肩から先が持っていかれる。

 

 耐久 14-6 = 8

 

 あまりの激痛に叫びたくなるのを抑え、左手を“変形”させて右腕を再現して止血を行う。

 足りない分は、ミニ=ショゴスから補給をしてもらった。

 

 耐久 8+4 >= 12

 

 ミニ=ショゴスは私の右腕を食べた金色の頭に乗りかかって押し潰そうとした。

 

 近接戦闘 70 >= 29

 押し潰す 10D6 >= 39

 

 ギリギリと金色の頭は抵抗し、拮抗していたがついには潰れた。

 その残骸をミニ=ショゴスは美味しそうに食べている。

 

『……主のからだを食べるなんて。うらやま、ゆるせない』

 

 少し不安を覚えつつも、ミニ=ショゴスならあの頭を討ち取れるようだとわかった。

 しかし白色の頭がクルァン! と鳴くと、潰れたはずの頭はみるみるうちに再生していく。

 

 ?? 4D10 >= 31

 

 バフ役ではなく、回復役だったらしい。

 どうやらあの白色の頭を先に潰さなければ、終わらなさそうだ。

 

 ラウンド4

 

 DEX 65+15 >= 87

 

 “天歩”+“縮地”で、一気に白色の頭との距離を詰めようとするが、黄色の頭がキングコブラのように首を広げて、私が白色の頭に近寄るのを防いだ。

 雷攻撃役ではなく、盾役ということなのだろう。

 

 ??? 1D6 >= ? 

 ??? ?? >= ?? 

 回避 56 >= 29

 

 黄色の頭に突撃を妨害された私に向けて、緑色の頭がブレスで攻撃をしてくる。

 緑色の頭の攻撃は予想通り風で、なんとか避けることができた。

 

 近接戦闘 70 >= 24

 押し潰す 10D6 >= 33

 

 ミニ=ショゴスは回復したばかりの金色の頭に近づき、もう1度押し潰していた。

 再び金色の頭は床のシミになった。

 また白色の頭が嘶く。

 

 ?? 4D10 >= 23

 

 みるみる巻き戻すように回復していっているものの、どうやら先程よりは回復できていないようだ。

 

 ラウンド5

 

 黄色の頭ごと白色の頭を仕留める作戦が必要だ。

 しかし、私の攻撃ではろくなダメージは期待できない。

 何かがあるはずだ。

 全てを台無しにする最終手段は、最後まで取っておきたい。

 辺りを見渡し、何かが隠されていないか探す。

 

 目星 71 >= 16

 

 怪物の攻撃で砕けた床の下、そこに何かが埋まっていることに気づいた。

 手の届く範囲に1つあったので手にとって見てみると、それは灰緑色の粉が入ったボールだった。

 ボールはガラスのような素材でできており、強く叩きつければ砕けそうだ。

 もしかしてコレは、《スレイマンの塵》ではないだろうか? 

 

 ?? 1D6 >= ? 

 

 再び黒色の頭が私を凝視する。

 悪夢に苛まれるが、幻覚だとわかっていればどうということはない。

 

「そいつは後回しでいい! 黄色の頭を抑えてくれ!」

『……わかった』

 

 近接戦闘 70 >= 64

 押し潰す 10D6 >= 37

 

 ミニ=ショゴスは金色の頭から離れ、“縮地”の速度で黄色の頭に突撃して拘束した。

 黄色の頭は盾役だけあって頑丈らしく、そんな攻撃を受けても暴れていた。

 その黄色の頭を回復させるように、白色の頭が嘶いた。

 

 ?? 4D10 >= 25

 

 ラウンド6

 

《スレイマンの塵》は地球外あるいは別のプレーンの生命体に効果を発揮する。

 つまり、異世界であるココでならある意味最強の武器ではないだろうか。

《スレイマンの塵》を励起させるための詠唱を行いながら、白色の頭に突撃する。

 

 DEX 65+15 >= 13

 

 邪魔に入ろうとした他の頭を振り切るほどの速度で、余裕をもって白色の頭に接近した私は、念入りに詠唱してからボールを直接口の中に叩き込んだ。

 

 スレイマンの塵 1D20+20 >= 32

 

 魔法を詠唱するための喉が溶ければ、しばらくは回復させられないだろう。

 白色の頭が暴れてのたうつよりも早く、別の割れた床から《スレイマンの塵》入りボールを回収する。

 どうやら、あと10個はありそうだ。

 

 ?? 1D6 >= ? 

 

 そんな私に向けて赤色の頭と青色の頭がブレスで攻撃を仕掛けてくる。

 

 ??? ?? >= ?? 

 ??? ?? >= ?? 

 回避 56 >= 05

 

 赤色の火のブレスを難なくかわし、青色の氷のブレスもなんとかかわした。

 体のほとんどがミニ=ショゴスの今となっては凍る心配はないが、氷での打撃は痛いことは痛いのだ。

 

「トドメは任せた!」

『いただきます』

 

 押し潰す 10D6 >= 33

 近接戦闘 70 >= 30

 押し潰す 10D6 >= 41

 

 先ずは今抑え込んでいた黄色の頭をグシャリと潰す。

 のたうっていた白色の頭を、ミニ=ショゴスが形も残らないほどの威力で押し潰した。

 もうミニ=ショゴス単独で良いんじゃないかな? 

 黄色の頭と白色の頭がやられたことで、怪物は激昂しているようだ。

 

 ??? ?? >= ?? 

 回避 56 >= 33

 回避 8 >= 03

 

 銀色の頭のブレス……レーザーのようなそれは無数に分かれ、この空間そのものを埋め尽くすように撒き散らされた。

 私はなんとか柱の陰に隠れて避けることができたが、ミニ=ショゴスはかわせない! 

 そう思ってそちらをみると、見るも無残に穴だらけのミニ=ショゴスの姿があった。

 しかしよく見てみると、なぜか体積は減っていない。

 今もまだ続くレーザーの雨がさらに、ミニ=ショゴスに降り注ぐ。

 ミニ=ショゴスはそのレーザーに対し、レーザーが通る場所に先に穴を空けて通していた。

 どこのカタクリだお前は!? 

 未来予知みたいな技能持ってたっけ!? 

 銀色の雨はしばらく降り注いだが、結局ミニ=ショゴスの体積はカケラも減っていなかった。

 

『……いちどうけたこうげきがつうじるとおもうなよ。このとかげが』

 

 知能を得たショゴスってヤバい。

 

 ラウンド7

 

 次はヤバい攻撃を繰り出す銀色の頭を狙おう。

 ミニ=ショゴスは先程、予想外の回避方法をしていたが、カスリでもすれば危ない攻撃は放置できない。

 近づきすぎればあの攻撃を躱せないので、今回は励起させた後に投擲する事にした。

 

 投擲 20 >= 51

 

 しかしボールは銀色の頭に届くことなく、地面に落ちて砕けて割れた。

 

 ??? 1D6 >= 4

 

 黒色の頭が、私ではなくミニ=ショゴスの方を凝視した。

 

 近接戦闘 70 >= 42

 触手 10D6 >= 39

 近接戦闘 70 >= 59

 押し潰す 10D6 >= 42

 

 瞬間、ミニ=ショゴスは鋭く尖った無数の触手で黒色の頭を貫いた。

 その時点で致命傷のようだったが、さらに追撃でゆっくりとカケラも残さず押し潰した。

 

『幻覚とはいえ私達にあんなものを見せるなんて。苦しんで死ね』

 

 普通に喋れたの……? 

 というか普段の言葉遣いが崩れるって、一体何を見せられたんだ? 

 

 ??? 1D5 >= ? 

 ??? ?? >= ?? 

 投擲 20 >= 30 

 選択ルール[幸運を消費する]

 幸運 60-10 = 50

 投擲 20 >= 30-20 =20

 スレイマンの塵 1D20 >= 18

 

 そう考えている私に向けて、赤色の頭がブレスで攻撃してきた。

 しかしそれは怒りに感情が支配されたせいか酷く荒く、少し体を動かすだけで躱すことができたので、新たに拾った《スレイマンの塵》入りボールを励起させながら投げ付けた。

 それは赤色の頭に直接は当たらなかったものの、砕けた中身が弾けて偶然にも上手く降りかかった。

 かかった部分はグズグズに溶けたものの、まだ余裕があるようだ。

 

 ラウンド8

 

 ??? ?? >= ?? 

 

 突如、這うものが大きく蠢く。

 それはまるで何かを唱えているようだった。

 その時、空間にヒビが入り、砕ける。

 その穴から、巨大な黒いクサリヘビのような怪物が姿を現した。

 コウモリのような1対の翼を持ち、その姿は常にうねり、変化し続けていた。

 いや、ちょっと待て。

 狩り立てる恐怖は、夜の野外でしか召喚できないはずだ。

 しかし今、確かにそれはそこに存在していた。

 

 正気度判定 0/1D10 39 >= 21

 

 理屈はわからないが、あの這うものの素体となった魔術師が優秀だったのだろう。

 狩り立てる恐怖を、屋内で召喚できるほどに。

 それに戦闘中に発狂すれば、今度こそ死にかねない。

 なぜなら狙われるのは間違いなく、私だからだ。

 おそらくだが、あの狩り立てる恐怖に従属のための魔術はかけられていない。

 なぜなら従属させるまでもなく、召喚した狩り立てる恐怖が連れ去ろうとする贄となる人間は、私しかいないからだ。

 なので元からいた怪物はミニ=ショゴスに任せて、私は私でコイツをどうにかしなければならない。

 

 投擲 20 >= 19

 回避 ?? >= ?? 

 スレイマンの塵 1D20 >= 2

 

 励起させた《スレイマンの塵》入りボールは上手く狩り立てる恐怖に当たったが、励起が十分ではなかったらしくあまり大きなダメージを与えることは出来なかったようだ。

 狩り立てる恐怖は餌にするつもりの相手に反撃された事に腹を立てたのか、私を食おうと突撃してきた。

 

 ?? ?? >= ?? 

 近接戦闘(格闘) 66 >= 22

 風爪 1D8+1D4 >= 8

 

 突撃してきた狩り立てる恐怖を“縮地”で躱し、“風爪”で切りかかる。

 しかしタイヤのゴムのような分厚い皮膚に阻まれ、ろくなダメージを与える事ができない。

 そうしている間にも、怪物とミニ=ショゴスの怪獣大決戦は続いている。

 

 ?? 1D5 >= ? 

 ?? 1D5 >= ? 

 ??? ?? >= ?? 

 近接戦闘 70 >= 67

 押し潰す 10D6 >= 46

 ??? ?? >= ?? 

 近接戦闘 70 >= 04

 押し潰す 10D6+60 >= 99

 

 青色の頭と赤色の頭がミニ=ショゴスに向けてブレスを吐き出す。

 青色の頭のブレスを躱して叩き潰したかと思えば、赤色の頭が先程の傷口から火を吹き出して火達磨になっているのを“縮地”で跡形もなく轢殺した。

 あと頭は3つだ。

 

 ラウンド9

 

 とりあえず私が考えるべきは、狩り立てる恐怖の方だ。

 分厚い皮膚でまともに攻撃が通らない以上、《スレイマンの塵》を使うしかない。

 確実に当てるために、敵の突撃に合わせて叩きつける他ないだろう。

 

 ??? ?? >= ?? 

 近接戦闘(格闘) 66 >= 25

 スレイマンの塵 1D20 >= 17

 CON ?? >= ?? 

 

 再び突撃してきて狩り立てる恐怖を避け、身体に《スレイマンの塵》入りボールを叩きつけた。

 それは上手く感覚器官の集まった顔に当たり、痙攣しながら倒れ伏した。

 よし、あとは怪物だけだ。

 そう考えてそちらを見ると、そこには惨状が広がっていた。

 

 ?? 1D3 >= ? 

 ?? 1D3 >= ? 

 ??? ?? >= ?? 

 近接戦闘 70 >= 14

 触手 10D6+60 >= 94

 ??? ?? >= ?? 

 近接戦闘 70 >= 78

 

 レーザーじみたブレスを放つ銀色の頭の攻撃を、床を滑るように液化して躱し、レーザーを撃ち終えた銀色の頭を触手の槍でズタズタにした。

 続いて緑色の頭から放たれた風のブレスを同じように避けて押し潰そうとしたものの、その突進は首を大きく動かした怪物に避けられる。

 残りは緑色の頭と金色の頭だけだ。

 

 ラウンド10

 

 投擲 20 >= 13

 スレイマンの塵 1D20 >= 13

 

 地面に落ちている《スレイマンの塵》入りボールを拾って、金色の頭にシュゥゥゥー! 超! エキサイティン! 

 それは金色の頭の首に直撃し、グズグズに溶かした。

 

 ?? 1D2 >= ? 

 

 金色の頭はさっきの投擲に腹を立てたのか、私を凝視してきた。

 同時に起こる渦を巻くような空気の動きと、微かな振動。

 それはロイガーが渦巻を起こす前兆だ。

 

 ?? 1D100 >= ?? 

 回避 56 >= 34

 

 “縮地”でなるべく距離を稼ぎ、更に“変形”に“変質”を重ねてタングステンカーバイトの層と衝撃を吸収するゲルの層を幾重にも重ね、それら全てを“金剛”で強化して生身の部分を庇う。

 その直後響く爆発音と、身が砕けるほどの破壊的な衝撃。

 ロイガーの起こした渦巻は中心に収束し、爆縮に似た現象を引き起こす。

 それは範囲内のものを余さず木っ端微塵に破壊し尽くすロイガーの切り札。

 通常単独では発動できないからって、警戒はしつつも油断していた。

 咄嗟に作った殻は“金剛”ごと全て砕かれ、生身の肉体にも多大なダメージを受ける。

 だが、ギリギリだが生き残れた。

 それでも意識を保つ事は出来なかった。

 最後に視界の端に映ったのは、ミニ=ショゴスが金色の頭をぐちゃぐちゃに潰している光景だった。

 

 耐久 12-12 = 0

 最大耐久値の半分以上のダメージを受けたため、重症。

 耐久値が0 → 失神。重症なので瀕死。




 狩り立てる恐怖「室内ナンデ?」
 ヒュドラ「ファンブルナンデ?!」
 作者「回避成功ナンデ!? ミニ=ショゴス無双ナンデ!? ロイガー見せ場ない……決死の1撃で渦巻攻撃使わせよう! ダメージ量は1D100……99!? 99ナンデ!?」
 タングステンカーバイト:世界で一番衝撃に強いらしい金属 装甲15×5とし、間に挟んだジェルと“金剛”でギリギリ即死しなかったとさせて下さい。
 空間に対する攻撃なので、通常装甲貫通かもしれませんが、密封された中なので外から圧縮を受けたため装甲ありで判定という事にしました。
 範囲が10m四方なので、回避にハード成功を要求、失敗しました。

 結論:ダイスの神は邪神の中の邪神。

 成長判定は次回に行います。
 狩り立てる恐怖が登場したのは、(あれ? 這うもの何もしてない?) と気づいてしまったからです。
 3ラウンドくらい空間を繋ぐための魔術を使い、そこから狩り立てる恐怖の召喚に5ラウンド、通常確率を10%上げるのに5分かかりますが、人外の詠唱技術ということで1ラウンドで10%上げてます。
 1ラウンドに5分かかってたわけではないです。
 スレイマンの塵は正直、耐久平均39に設定していた八岐ヒュドラの耐久を削れる物を探した結果です。
 今作では地球産のミイラで作ると地球外生物特攻、トータス産のミイラで作るとトータス外生物特攻になります。
 なのでトータスでスレイマンの塵を作った場合、オリ主君や使徒全員に効きますが、現地人には一切効きません。
 旧版でのヘルメス・トリスメギトスの毒塵が、スレイマンの塵なんですかね……?
 いつかミニ=ショゴス視点とか、他の人……人? 視点も書きたいです。
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