虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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今更ですがプロローグの第0話です。

ではどうぞ。


第1章インターハイ(革命)編
第0話:伝説の残した栄光と異常(イレギュラー)


今から22年前に開催された高校サッカー世界大会、「FFI(フットボールフロンティアインターナショナル)」で世界の強豪たちを破り優勝し、見事世界一の座に輝いた日本代表イナズマジャパン。

その影響で、日本国内でのサッカー人気は爆発的な物になりサッカー強豪校には入学希望者が殺到。一方で弱小校は生徒数の減少から経営が立ち行かなくなり廃校になる学校が出始め、サッカーにおける実力が、社会的地位まで決める様になってしまった。

 

その事態を打開すべくイナズマジャパンの優勝から10年後、サッカー協会はサッカー管理組織、「フィフスセクター」を設立。そしてその組織の立ち上げの集会に、

 

観客たち1:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』

 

観客たち2:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』

 

観客たち3:『『『フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス! フィフス!』』』

 

響木:「これは希望などでは無い。これから始まるサッカー暗黒時代への決起集会だ········」

 

久遠:「ええ」

 

そして中央の壇上に赤いスーツを着た長身の男性が立つ。

 

イシド:「今日この場に集まってくれた諸君。フィフスセクター聖帝、「イシド・シュウジ」だ。今やサッカーは、世界を動かす程の大きな力を持っている。その力を管理し、「サッカーの公正と平等の実現」という少年サッカー法第6条を守る事が、我々フィフスセクターの存在意義だ!!!」

 

 

それからフィフスセクターは各学校の試合スケジュール、そして勝敗や得点までも管理を始め勝利数を等しく分配。しかしそれは本来のサッカーの持つ熱さ、楽しさを失わせる行為であり、多くの選手たちが反抗。

 

しかしその事態を見越していたフィフスセクターは特別に訓練を受け、フィフスセクターに忠誠を誓う選手たち、「シード」を養成し反乱の目を摘み取り、反抗した学校はそのサッカー界における権力を使い、見せしめとして学校ごと幾つかの部を潰した。

 

 

それを目の当たりにすると反抗も沈静化し、徐々にフィフスセクターに従おうとする者たちが多くなり、フィフスセクターはサッカー界に君臨した。

 

しかしそこにはかつての皆が熱狂し、心を1つに勝利を目指すかつてのサッカーの面影は何処にも無かった。

 

 

 

 

そしてそこから更に12年の月日が流れ、故郷静岡県沼津市にある港町内浦を離れ、春にかつてのイナズマジャパンメンバー、「円堂守」、「豪炎寺修也」等を輩出した東京の名門、「雷門高校」に入学を控えた一人の少年がいた。

 

?:「行ってらっしゃい。体に気を付けてね」

 

?:「了解。親父と母さんもね。あとアイツにも宜しく言っておいて」

 

?:「ああ。思い切りやってこい!!」

 

そして少年を見送った両親は、リビングに飾られた、22年前のとある集合写真を見る。

 

?:「フィフスセクターが設立されて12年か······今年は荒れるぞ」

 

?:「うん。今のクソみたいなサッカーをぶち壊す為の戦いが起こるからね。」

 

?:「俺たちやアイツも忙しくなるな。····果南!!」

 

果南:「うん!! 龍也!!!」

 

この二人、世界一のイナズマジャパンのメンバー、旧姓「松浦果南」。今の名を「大海果南」と伝説のエースストライカー「大海龍也」の子供たちとその仲間たちが起こす、12年に渡るサッカーの闇の夜明けを願い、二人は自分たちと、金がかった茶髪の男の子と、青い髪をサイドテールに結った女の子の四人が写った写真を眺めていた。

 

 

― 次回から本編 ―




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