審判『後半開始!』
ピィイイイーーーッ!!!
― 後半開始! ―
木戸川ボールで後半戦開始。ボールが清水に渡るとそのままドリブルで攻め上がる。
清水:「跳沢!!」
ボールは跳沢に飛ぶがトラップの瞬間を狙い愛さんがカットする。そのままドリブルで持ち込む愛さんに石川がディフェンスに入る。
石川:「行かせるか!!」
愛:「リュウ!!」パスッ
竜太:「愛さん!!」パスッ
俺と愛さんのキレイなワンツーパスで石川を抜き去り愛さんはさらにゴール前まで侵入すると背後に化身オーラが発生。人のような姿を形作る。
愛:「師匠と出会って学んだ事全部出しきる!! 来て!!【楽しいの天才サイコウ】!!」
中から現れたのは、黄金色のアーマーを纏ったゲームキャラの様なコミカルな顔をした化身だった。
何とも言えないネーミングセンスの化身、【サイコウ】を発動。そしてシュート体勢に入る。
愛さんがボールを上に蹴り上げると【サイコウ】の周りにあらゆるスポーツ、ゲーム、音楽等と言った娯楽、はたまたエンターテイメントの用具が出現。無数に出現したそれらが光に変わりボールに集まってくる。それを愛さんが【サイコウ】の一撃と共に渾身のボレーシュート。
愛:「[― サイコーハート ―]!!!」
ドガァアアァァアアアアンッ!!!
愛さんの化身シュートはオレンジ色のエネルギーを纏いゴール目掛けて一直線。硬山も化身を発動して迎撃体勢に入る。
硬山:「そんな技!! [― ガーディアンシールド ―]!!!」
ドガァァアアアアッ!!
[サイコーハート]と[ガーディアンシールド]が激突。しかし硬山はシュートのパワーに徐々に圧されていき、
硬山:「くっ!! 何なんだこのパワーは!?」
愛:「決まれぇぇええええええっ!!!!!」
ドガァァアアアアンッ!!!
シュートは【バロン】の盾を打ち砕き、ゴールネットに吸い込まれた。
GOOOOAL!!!
雷門 1 ー 1 木戸川清修
実況:「ゴォォオォオオオル!! 雷門同点に追い付いたーーーーー!!!!」
円堂:「よし!!」
璃奈:「愛さん、化身を宿してたんだ·····」
システィ:「愛はね、元々化身を出せる力はあったの。けど、イタリアに留学してきた時の愛は自分への自信を失いかけてた。そのせいで、自身の持つ化身に気付かないままにその力に蓋をしてしまっていた。だから愛の実力なら難しすぎず、かといって普通でもなく、練習を積めば達成出来るあの練習を教えたの。失いかけた自信を取り戻せれば、何だって良かったから」
龍也:「そうだったのか·····サンキュ。システィ」
システィ:「役に立てたなら良かったです。」
そしてフィールドでは、
総介:「何やってんだお前ら!! 俺が折角決めてやったのに台無しにしやがって!! 全部俺に寄越せって言っただろ!!!」
貴志部:「総介!! いい加減にしろ!!「うるせぇ!!!」」
― 木戸川ベンチ ―
滝弟(以下:快彦):「監督!! 兄さんを交代してください! このままじゃあ試合が滅茶苦茶になっちゃいます!!!」
アフロディ:「いや、総介は代えないよ。代わりに快彦、河宮と交代だ。」
快彦:「僕が!?」
ピピッ!
ここで木戸川は選手交代の様だ。FWの河宮に代わり「滝
総介:「なんでお前が入るんだ!! 役立たずのお前が!!「総介!!」」
貴志部:「快彦、監督からの指示は?」
快彦:「はい、「その時その場面で一番シュートを撃たせるべきだと思うヤツにボールを預けろ」と言ってました」
総介:「なんだそりゃ? 意味分かんねぇ」
貴志部:「分かった。よし、行くぞ!!」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
木戸川ボールで試合再開。パスを回してボールは前線の貴志部へ。
貴志部:「(この位置、相手のマーク····ボールを預けるのは、)快彦!!」
総介:「っ!? おい貴志部!! 何で俺じゃないんだ!!」
貴志部:「総介はマークが3人ついてただろ? 快彦は1人だったからな。」
滝弟はボールを受け取るとシュート体勢に入る。[ファイアトルネード]とは逆回転の跳躍で青い炎を纏いゴール目掛けてボールに回転踵落としを叩き込む。
快彦:「[バックトルネード]!!!」
ドガァァアアアアッ!!!
シュートは雷門ゴール目掛けて急降下。三国先輩も必殺技で応戦する。
三国:「[炎の鉄槌・Z]!!!!」
ドグシャァァアアァァアアアッ!!!
三国先輩は、[バックトルネード]を完璧に防いで見せた。
― 続く ―
因みに愛ちゃんの化身、【楽しいの天才サイコウ】のモデルは仮面ライダーエグゼイドのハイパームテキです。
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