俺たちがゴッドエデンへと拐われた事件の翌日、俺たちは雷門のサッカー棟で練習していた。
あの後フィディオさんとシスティーナさんから「8日間も何処へ行っていたんだ!!」とか、「いくら連絡しても繋がらなくてどれだけ心配したと思ってるの!!」と皆物凄く怒られた。しかし親父たちが事情を説明するとお二人のフィフスへの怒りが爆発。練習なにかやれることがあれば何でも言えと言ってくれた。
そして、
歩夢:「おはようございます·····」
龍也:「遅いぞ歩夢、もう練習始まって······」
?:「話には聞いてたけど、これが雷門のサッカー棟か」
見ると親父たちと同じかちょっと上位の見た目のおじさんが歩夢先輩と一緒に入ってきた。て言うかウチの親父固まってんだけど·····
侑:「一輝おじさん!!」
歩夢:「パパに私たちがフィフスセクターに拐われてたこと話したらぶちギレしちゃって、私が無事に帰ってこられて監督たちとちょっと話したいって言うから·····」
するとウチの親父が急に歩夢先輩のお父さんに頭を下げた。
龍也:「上原先輩ご無沙汰してます!! この度は申し訳ありませんでした!!!」
侑:「え? 先輩?」
龍也:「ああ。俺がプロ時代沼○でプレーしてたのは知ってるよな? その時の先輩でGKだった人だ。って言うか歩夢お前先輩の娘だったのか?」
歩夢:「はい。実はそうなんです·····」
すると歩夢先輩のお父さんは首を横に振り、
一輝:「いや、事情は歩夢から全部聞いた。俺はな、歩夢には「仲間と友達は何よりも大事にしろ」って教えて育ててきたんだ。なのに友達が人質に取られて自分は行かないなんて言ってたら多分俺は歩夢を見損なってただろう。無事に帰ってきただけで満足だ。」
龍也:「先輩·····」
システィ:「いいお父さんね。歩夢ちゃん」
歩夢:「ちょっと鬱陶しいときはありますけどね」
すると歩夢先輩のお父さんは驚愕の顔になり、
一輝:「「イタリアの白い流星」フィディオ・アルデナ!? 何でここに!?」
フィディオ:「ああ、リュウヤやマモルとFFI繋がりで」
すると先輩のお父さんは娘を凄く羨ましそうに見つめ、その日は一輝さんにも練習を見てもらった。
― 龍也 side ―
~ 居酒屋 ~
一輝:「ほれ、大海も一杯」
龍也:「すみません頂きます」
ゴクゴク
一輝・龍也:「「プハーーー!!!」」
そして唐揚げ等の料理が来たので食いながら今までの色々を話した。昔歩夢がサッカーボールを持って一輝さんに「パパ! サッカー教えて!」と笑顔でお願いしてきてその笑顔があまりにも可愛らしく、天使かと思った。や、歩夢は小さい頃本当に楽しそうにボールを蹴る子だった。とか、実の娘にノロケてるのか、とすこし思う。
そして話は今へ
一輝:「でもなぁ、歩夢が高校生になってからサッカーで笑顔を見せる事が無くなっちまってなぁ····」
龍也:「ああ·····」
一輝:「聞いたよ。雷門のやろうとしてること。俺たちの頃のあのサッカーを取り戻そうとしてるんだろ?最近の歩夢は全力でサッカーやれてるみたいでまた笑う様になったんだ。だから····ありがとう」
龍也:「そんな·····」
一輝:「まぁ今日は飲もうや」
龍也:「はい。頂きます」
― 龍也 side out ―
そして翌日、俺が朝一番でサッカー棟で練習していると、
竜太:「[ラストリゾート]!!!」
今回はエネルギーを練り上げる時間を体感で3.4秒程で撃ち出す。シュートはフィールドを破壊しながら突き進みクロスバーに当たり跳ね返る。
竜太:「あ~っ! くそ!! 惜しい···「へぇ? なかなかやるじゃないか。」ん? っ!!?」
見ると、そこには三人の外国人の男性が立っていた。
?:「フィディオが来てくれと言うから来てみたが····中々面白いじゃないか」
?:「今のシュート、未完成だったけどミーのハートにギンギンに熱さが伝わってきたよ!!」
?:「けどまだ、俺たちと戦り合ってたころのリュウヤには及ばないな」
は? 嘘だろ? この人たちは·····!!
竜太:「「エドガー・バルチナス」さん!?
「ディラン・キース」さん!?
「マック・ロニージョ」さん!?」
エドガー:「君が龍也の息子だね」
ディラン:「フィディオに話を聞いてミーたちも駆けつけたよ!!!」
ロニージョ:「日本は俺たち「ザ・キングダム」の恩人だ。そのサッカーが廃れて逝くのを黙って見ているなど出来ないからな」
ヤバい·····!!! 凄い事になりそうだ!!!!
― 続く ―
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