虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第11話:一回戦開始!vs天河原

― 天河原高校グラウンド ―

 

場所を天河原グラウンドに移し、いよいよ一回戦が始まる。

 

円堂:「じゃあスタメンを発表する。

 

FW   南沢  神童  果林

 

MF   せつ菜 松風  しずく

 

DF 西園  霧野  璃奈  彼方

 

GK       三国  以上だ」

 

竜太:「やったじゃんしずく! 璃奈! スタメンだぞ!!」

 

しずく:「はい! ありがとうございます!!」

 

璃奈:「頑張る!」フンスッ!

 

南沢:「一年たちにはボールを渡さない様にな」ボソボソ

 

せつ菜:「分かってます。果林さんも気をつけて」ボソッ

 

果林:「任せて」ボソボソ

 

そして選手整列し、チーム挨拶の時

 

安藤:「今日はよろしくお願いしますね雷門の皆さん? 精々場がシラケ無いように上手く敗けて下さいね」

 

相手の軽薄そうな選手の物言いに悔しさで唇を噛む先輩たち。そんなに悔しいならボコボコにしてやれば良いのに。

 

西野空:「絡むなよ安藤? 前回の全国準優勝の雷門に勝てるんだ。それだけで良しとしようぜ?」

 

な~んか嫌な奴らだな。こんな奴らがウチにいたら親父に胸ぐら掴まれてるぞ。

 

すると天河原のキャプテンである喜多(きた)がチームメイトに注意する。ふむ、キャプテンはまともそうだな。

 

喜多:「チームメイトが済まない。俺は、雷門とは本気の勝負がしたかったんだけどね」

 

そして選手全員が位置につく。

 

スターティングメンバー

 

天河原

 

GK       三波

 

DF   糸川  河崎  樫尾

 

MF 西野空 比嘉志 隼総  晴井

 

FW   星降  喜多  安藤

 

雷門

 

FW   南沢  神童  果林

 

MF   せつ菜 松風  しずく

 

DF 西園  霧野  璃奈  彼方 

 

GK       三国

 

審判「試合開始!」

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

試合開始のホイッスルが鳴り、果林先輩がボールを持って上がる。そこに相手のDF樫尾(かしお)がディフェンスに入りボールを奪う。

 

果林「つ―――」

 

果林先輩、やっぱりわざと負けるつもりなんだな……。

 

樫尾:「隼総(はやぶさ)!!」パスッ

 

パスはMFの隼総(はやぶさ)に渡りそのままドリブルで切り込んでくるが、そこに天馬がディフェンスに入る。

隼総の左右への揺さぶりや巧みなフェイントに天馬は何とか踏みとどまって食い下がる。

 

隼総:「お前、頑張るな」

 

天馬:「頑張らなきゃサッカーじゃない」

 

隼総:「お前、面白いな」パスッ

 

隼総はパスを出す。

 

隼総「ただ、頑張れば良いってもんじゃ……」

 

走ってきた見方にパスを出した隼総だが、まだ天馬に何か言おうとしたのを天馬は無視してボールを追う

 

隼総:「おい! 無視すんな!!」

 

パスはそのまま喜多に渡りそうになった所を信介がインターセプト。天馬にパスを出す。

 

信介「もらったぁ! 天馬!」パスッ!

 

比嘉志:「ちっ!!」

 

天馬「ナイス信介!行くぞ!!」

 

天馬に対してMFの比嘉志(ひがし)がディフェンスに入るが天馬は必殺技を放つ。

 

天馬「[そよ風ステップ]!!」

 

天馬の優しい風を纏った回転突破(ルーレット)。比嘉志を抜き去る。

 

西野空:「ウザいんだよ!!!」ドガアッ!!

 

天馬「うわっ!?」

 

しかし、相手の激しい背肩奪取(ショルダーチャージ)で天馬は吹き飛ばされボールを奪われる。あれでファールじゃないんだったら今回の主審は多少の接触は流すタイプと見た。

 

西野空:「お前らは敗けるの決まってるんだから大人しく敗けろよ!!」

 

西野空がドリブルで攻め上がろうとすると、

 

神童:「それは……どうかな!」バッ!

 

相手の隙を突きキャプテンがインターセプト。そのまま天河原陣内へ切り込んで行く。

 

先輩方:『『『神童(神童くん)!?』』』

 

相手の最後のディフェンスを抜き去りキーパーと1vs1になったキャプテンはシュート体勢に入る。

 

キャプテンか構えると、ボールを中心とした円状に音楽の楽譜線が纏わりつく。そして音のパワーがチャージされ、ゴールめがけて蹴飛ばした。

 

神童:「[フォルテシモ]!!」ドガアァァアアアッ!!

 

三波:「何だと!?――つ!」

 

ザシュウッ!!

 

 

GOOOAL!!

雷門 1 ー 0 天河原

 

 

2ー0の勝敗指示で、まさかシュートが飛んでくるとはこれっぽっちも思っていなかった相手キーパー。

完全に虚を突かれ反応できずに、シュートはゴールに突き刺さった。

 

しずく・天馬・信介・璃奈:「「「「キャプテン!!」」」」

 

キャプテンは天馬たちに笑顔を向け、ベンチの俺にグーサインを出してきたので俺もグーサインを返す。

 

すると相手のキャプテンは神童さんに詰め寄る。

 

喜多:「神童くん、どういうことだ?指示では2ー0でウチの勝ちだった筈だ。フィフスセクターの指示に逆らうつもりか?「そうだ」!?」

 

そして、キャプテンはフィールドにいる全員を見渡し、

 

神童:「雷門のキャプテンとして、皆に言っておく。この試合、「()()()()()()()!!」」

 

全員:『『!?』』

 

―――そう、高らかに宣言した。

 

天馬:「キャプテン!!」

 

全員が絶句し、キャプテンを見つめる。

 

そして、試合再開のためにお互いの陣地に戻る両チーム。

 

喜多:「本気なんだな」

 

西野空:「フィフスセクターに歯向かうなんて馬鹿な奴等だ」

 

そして天河原ボールで試合再開。

 

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

安藤:「じゃあここからは遠慮なく全力で行かせて貰うぜぇ!!」

 

しずく:「行かせません!!」

 

ドリブルで攻め上がる安藤に、しずくが止めに入る。――すると、

 

安藤:「邪魔だ!! [マッドジャグラー]!!」ドカッ!ドガッ!ドゴォッ!!

 

安藤の必殺技。ディフェンスに入ったしずくの腹を、相手はボール越しに膝蹴りで何度も跳ね上げ、止めの蹴りを叩き込んだ。アイツ!! しずくは女の子だぞ!?

 

ドシャッ!!

 

しずく:「がはっ!うぅ……ゲホッ………」

 

地面に叩きつけられて動けないしずく。プレーは続行される。

 

龍也:「………竜太、準備しろ」

 

竜太:「分かっ、りました」

 

親子とは言え今は選手とコーチ。タメ口は不味いと思い言い直す。

 

雷門ベンチが動くなか、ボールは隼総に渡る。

 

隼総:「お前たちに教えてやるよ。フィフスセクターに逆らっても無駄だってな!!」

 

そう言うと隼総の背中から黒いモヤが現れ鳥のような姿を形作る。

 

せつ菜:「化身(けしん)!?」

 

黒いモヤが晴れ、その姿が露わになる。隼総の化身は青いボディに白い毛に覆われた頭部を持つ鷲のような化身だった。

 

隼総:「これが俺の化身、【鳥人(ちょうじん)ファルコ】だ!!さて、行くぜ!!」

 

隼総はファルコと共に翔び上がる。そして空中からボールに翔び蹴りを放つと、【ファルコ】が両腕の爪でクロスする様にボールを切り裂く。そして【ファルコ】が咆哮を上げるとシュートはの羽根を撒き散らし飛んでいく。

 

隼総:「[― ファルコ・ウィング ―]」

ドガアァァアアアアン!!!

 

隼総の化身シュートが雷門ゴールに物凄い勢いで迫る。それに対して、神童先輩が立ち塞がる。

 

神童:「させるかぁっ!!」

 

キャプテンは自身も化身を発動してシュートブロックをしようと試みる。――だが、パワーを集めきれずに化身を出せず、そのまま吹き飛ばされた。

 

神童「ぐっ!うわぁあぁああっ!!」

 

三国:「――つ!くそっ!!」バッ

 

三国先輩はシュートに手を伸ばすが届かずにシュートはゴールに突き刺さり、前半終了のホイッスルが鳴った。意外といい展開じゃね?

 

 

― 前半終了 ―

 

雷門 1 ー 1 天河原

 

 

― 続く ―




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