エドガーさんたちに俺の[ラストリゾート]を見てもらったら完成しない理由が分かったって····いったいどうすれば完成出来るんだ?
ロニージョ:「リュウタ、君は今[ラストリゾート]を撃つときに、ボールがゴールの枠から外れない様に、すこし上から被せてやや地面に叩きつけ気味に蹴ってないかい?」
竜太:「はい。前にボールへのエネルギーの上手い纏わせかたが分からなかったときに、真正面から蹴ったら暴発してあらぬ方向へ飛んでたのでコントロールするために」
ディラン:「じゃあエネルギーのコーティングから練り上げはもうできてるからそのまま真正面から蹴ってみなよ」
? 今のまま正面から? コントロール出来なかったら危険だぞ?
竜太:「分かりました·····」
そして俺はもう一度[ラストリゾート]の体勢に入る。ボールにエネルギーの塊を纏わせてオーバーヘッドで下に落として先回りからの左足払いで約3.4秒オーラを練り上げ、今度は真正面からボールを蹴り飛ばす。
竜太:「[ラストリゾート]!!!」
今度は叩きつけ気味に蹴っていないので、先程より2メートル程ゴールに近い位置でファーストバウンド。そのままフィールドを破壊しながら突き進み、そして·····
ドゴォオオォオオォォオオオン!!!
シュートは轟音を響かせながらゴールネットに突き刺さった。
竜太:「え? で、出来た·····?」
あまりにもあっさりと成功して俺が驚いていると、それを見ていた皆が駆け寄ってきた。
信介:「竜太スゴい!! あの伝説の技を完成させるなんて!!」
歩夢:「うん!! 竜太くん凄い!!」
竜太:「え··あ···う、うん·····」
自分が一番驚いてるよ。でもなんで·····
ロニージョ:「結論を言うとね、君の[ラストリゾート]は既に完成してたんだ。俺たちはコントロールのやり方を少し変えさせただけ」
竜太:「え? それってどういう·····」
エドガー:「君が以前暴発していた時は、蹴り方は間違って無かったんだ。ただ、エネルギーの練り上げが不十分で、エネルギーが不安定だったせいで暴発してただけなんだよ」
ディラン:「でも今はしっかりと安定させて蹴ることが出来ている。それを被せて蹴ってたら、ただでさえ強くなったバウンドがより強くなってしまい、ゴールから外れやすくなる。だから俺たちは本来の蹴り方に戻しただけさ」
そう言うことだったのか······
天馬:「これで準々決勝で使えるね!!!」
せつ菜:「はい! 確か相手は······」
竜太:「ええ。
すると果林とエマが、
果林:「あの···ディランさん、マークさん·····」
エマ:「私と果林ちゃんに、[ユニコーンブースト]を教えてください!!!」
ディラン:「ワッツ? [ユニコーンブースト]を? ······オーケイ!! 間に合うかは分からないけど、ジャパンには「思い立ったが吉日」っていう言葉もあるしね! ミーとマークで出来る限り教えるよ」
マーク:「ああ。恐らく化身使いのキーパーにもある程度は通用するだろう。駆け足ぎみにはなるが、しっかり着いてこいよ?」
果林・エマ:「「はい!!!」」
彼方:「彼方ちゃんはディフェンスの技術を鍛えたいかなぁ?」
栞子:「私もです」
テレス:「オーケー、みっちり鍛えてやるよ。と、その前に···カナタ、お前はパワーはそこまで無いが相手の動きの読みかたが上手いからそれに相性が良いディフェンス技を教えてやるよ」
彼方:「えっ!? なんですか!!」
テレス:「その技は、[ジグザグフレイム]だ」
彼方:「分かりました。教えてください」
そしてチーム練習でオフェンス3人、ディフェンスキーパー入れて4人でハーフコートの練習に入る。先ずはオフェンス神童キャプテン、天馬、俺の3人vsディフェンス璃奈、天城先輩、彼方、ゴールキーパー三国先輩の4人。
神童:「天馬!!」
キャプテンからのパスが天馬に通り、そこに璃奈がディフェンスに行く。
璃奈:「行かせない···![真・サイバー···「竜太!!」っ!」
璃奈が必殺技の体勢に入った瞬間天馬はパスアウトしボールは俺に。俺がロングシュートの体勢に入ると彼方と天城先輩がシュートコースの間に入りブロックの構えを取る
竜太:「[絶・エクスカリバー]!!!」
ザンッ!!! ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
エドガー:「!?」
彼方:「行かせないよ~! [爆・ダークトルネード]!!!」
進化した彼方の必殺シュート技が最終進化した[エクスカリバー]をブロック。しかしあっさりと斬り捨てられシュートは尚も突き進む。
天城:「俺だってゴッドエデンで特訓して強くなったんダド!! [アトランティスウォール]!!!」
天城先輩が海中から古代遺跡を呼び出して神秘のエネルギーでシュートをブロック。彼方のブロックがあったとは言え、最終進化した[エクスカリバー]を止めて見せた。
テレス:「へぇ? アイツ[エクスカリバー]も使えるのか······ん? どうしたエドガー?」
チラッとエドガーさんを一瞥すると、エドガーさんはどこか遠い目をして茫然としていた。
― 続く ―
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