ハーフタイムに入り控え室。
神童:「まさか相手が化身を……「当然だろ?」っ!」
その声で皆は剣城を見る。
剣城:「天河原高の隼総、奴も俺と同じ「
それを聞いた皆は息を飲む。やはりシードだったか……。
剣城:「奴は化身を自由自在に
果林:「あなたたちも此で分かったでしょう!?フィフスセクターに逆らっても無駄なのよ!!」
剣城:「そのt.......[ダイナックル]ゴハアッ!?」
剣城の頭に一撃を叩き込み沈ませる。おお、頭から煙がでてる。
剣城:「貴様!!今度は何だ!!」
竜太:「いや、「雷門の敗北は決まってる」って言いそうな気がしたから」
剣城:「分かってるならせめて言わせろ!!セリフすら奪いやがって!」
天馬:「竜太何で分かったの?」
皆がそのくらい想像つくだろと言う目で天馬を見る。
竜太:「俺の目にはゲームの未来が見えてしまうんですよ」
エマ:「どこのナッ○ュさん!?」
竜太:「残念。○司君です」
果林:「どっちでもいいから!!」
剣城:「貴様ら!! 無視するな!!」
剣城君が遂に激怒する。構って貰えなくて寂しくなったんだね。分かります。
剣城:「寂しがってなどないわぁあああ!!」
わ~お地の文を読まれた。ここで円堂さんが「雷門の敗北は決まってる」と言うことに対して口を開く。
円堂:「そんなこと、誰が決めたんだ?」
剣城:「何ぃっ!?」
円堂:「三国、さっきの化身シュートをお前は止めようとしたな。敗けろと指示された試合で。それは何故だ?」
三国:「っ!それは……」
龍也:「分からないなら教えてやる。それはお前たちの中にある、サッカー選手としての本能だよ。FWなら、絶対に決めて見せる。MFなら、どんなディフェンスだって抜いて見せる。DFなら、どんなドリブルも止めて見せる。GKなら、絶対に点はやらない。そうしたお前たちの心の奥底にある《
三国:「っ!」
円堂:「お前たちは、今のこの管理されたサッカーで、本当に満足なのか?仕方無い、敗けても良いと、本当に!!」
金山:「何を言ってるのかね!!」バンッ!!
勢いよく扉を開け、雷門の理事長と校長が入ってきた。
冬海:「何も反省して居なかったのですね!?」
金山:「監督とコーチとして今一度言いたまえ! フィフスセクターの命令は絶対だ!!この試合何としても、確実に敗けるのだと!!」
龍也:「言うべき事は全て言いました。後はお前たちが自分で決めろ」
円堂:「フィールドで待ってるぞ」
金山:「ま、待ちたまえ円堂くん!大海くん!!」
慌てて二人の後を追う
そして後半戦のためフィールドに戻った俺たち。因みにケガをしたしずくに代わって俺が右サイドMFに入った。
そして両チーム位置につき後半戦開始のホイッスルが鳴った。
ピィーーーーーーーッ!!
キックオフ直後、ボールは隼総に渡る。
隼総:「安藤!!」パスッ
隼総から安藤へのパスが飛ぶ。
安藤「へへっ、オーライ」
璃奈「どこが!!」バシイッ!!
天河原『!!』
安藤へのパスを璃奈がインターセプト。そのまま竜太にパスを出した。
隼総「あの女どっから沸きやがった!?」
焦る隼総。するとボールを受け取った竜太は止まり、
竜太:「早速ウチのチームメイトの借りを返させて貰うぜ!!」
俺はハーフラインより手前からシュート体勢に入った。天河原メンバーは「何やってんだコイツ?」と戸惑って見ていたが、距離が距離なので入らないだろうとたかをくくっていた。
俺がシュート体勢を執ると跳躍して縦に一回転。同時に左足を前方に大きく振り上げる。するとと長大な聖剣が左足に現れ、それを踵落としでボール目掛けて降り下ろした。
竜太:「[エクスカリバー・改]!!」
ギシャアアアアアアン! ズドドドドドドドドドドド!!
天河原:『『『何!?』』』
[エクスカリバー]が、フィールドを真っ二つに切り裂きながら凄まじい勢いでゴールに迫る。天河原は必死に[エクスカリバー]を止めようとする。が、衝撃波だけで一刀の元に斬り捨てられシュートはゴール目掛けて突き進む。
喜多「くそっ!なんだこのシュート!!……?」
喜多は、シュートの跡を見ておかしな事に気付く。シュートが飛べば飛ぶほど、跡が大きくなっているのだ。――つまり、
喜多(つ!まさかこのシュート!!)
そして、ゴールに到達する頃にはとんでもないパワーとスピードになっており、キーパーが反応する事すら許さずゴールに突き刺さった。
GOOOAL!!
雷門 2 ー 1 天河原
星降:「今の技、何処かで見たような........」
喜多:「ああ、俺もだ。それと全員気をつけろ。あのシュート、どうやら距離が伸びれば伸びるほど、逆にパワーが上がるみたいだぞ」
天河原『!?』
へ〜?今ので気づいたか。
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
河崎:「貰った!!」
果林「つ!」
河崎のスライディングタックルで果林先輩がボールを奪われ、ゴール前の隼総にロングパスが飛ぶ。
三国:「どうすれば......「
― 三国 side ―
俺は昔、興味本意で初代イナズマジャパンの世界大会決勝の映像を観たときから、サッカーが大好きになった。
俺は母さんに頼んで、近所のチームに入ってキーパーとしてレギュラーになった。
俺がファインセーブをすれば会場が湧き、味方も盛り上がり、それで勝てば母さんが褒めてくれて、サッカーが本当に楽しかった。
天馬たちは、あのサッカーを取り戻す為に必死に………
何で忘れちまってたのかな………あの気持ちを!!
― 三国 side out ―
隼総:「貰った!! 「うおぉぉおおおお!!」なにっ!?」
三国先輩が飛び出してきて隼総にボールが渡る前にキャッチした。
隼総「なっ!?」
天馬:「三国先輩!!」
神童:「三国さん!!」
三国:「神童、天馬、大海、信介、天王寺、中須、桜坂!! ありがとう。お前たちのお陰で目が覚めたよ。ゴールは俺が守る!!安心して攻めろ!!この試合勝つぞ!!」
天馬・竜太・信介・璃奈・神童:「「「「「はい!!」」」」」
三国さん、分かってくれたのか。自分の気持ちに素直になれたんだな。
せつ菜:「どうしちゃったんですか三国さんまで!?」
三国:「天王寺!!」
璃奈:「天馬くん!!」パスッ
ボールを受け取った璃奈は天馬にパスし、天馬はドリブルで攻め上がる。
西野空:「行かせるか!!」
相手のスライディングタックル。天馬を削りに来る。
天馬:「[そよ風ステップ]!!」ブワァッ!
天馬は風を纏った華麗な
天馬「なっ!?マズイ!!」
隼総:「ふざけるな!!お前たちが敗けるのは決まってるんだ!!来い!我が化身、【鳥人ファルコ】!!」
隼総の背中に黒いモヤが発生し、自身の化身【
隼総はファルコと共に翔び上がる。そして空中からボールに跳び蹴りを放つと、【ファルコ】が両腕の爪でクロスする様にボールを切り裂く。そして【ファルコ】が咆哮を上げるとシュートはの羽根を撒き散らし飛んでいく。
隼総:「[― ファルコ・ウィング ―]!!!」ドガアァァアアアアッ!!
隼総の化身シュートが雷門ゴール目掛けて凄まじい勢いで突き進む。
神童:「させるか!! はああああああ!!!」
キャプテンの背中から黒いモヤが発生し、人形の形になる。モヤが晴れると、中のから四本腕の水色の髪をした指揮者の様な化身が姿を現す。
神童:「【
キャプテンが化身発動によるフィジカルのパワーアップでシュートブロック。【ファルコ】と【マエストロ】がぶつかり合う。しかしファルコの爪の一振りでマエストロは切り裂かれ消滅。キャプテンはシュートの勢いに吹き飛ばされた。
神童:「やはり…無理なのか………?「いや、シュートの威力は確かに弱まった!!」三国さん!!」
三国:「このシュート、絶対に止めやる!!」
三国先輩は右手に炎のオーラを纏い跳躍して回転。シュートに掴みかかり、思い切り地面に押さえつける。
三国「[バーニングキャッチ]!!」ガガアッ!!
三国さんが燃える右手で、シュートに掴みかかり地面に押さえつける。
三国「ぐっ! 絶対に……止めてやる!!」
バシイィイィイイィイイイッ!!
三国先輩は、化身のシュートを見事に止めてみせた。
天河原『!!?』
隼総:「バ、バカな……!化身のシュートを、ただの必殺技で!?」
シードである隼総の化身シュートが止められた事で、焦りと動揺が天河原イレブンに波紋のように広がっていった。。
雷門 2 ー 1 天河原
― 続く ―
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