虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第112話:仲間

俺、天馬、信介の3人(後から来た剣城を入れて4人)が聖帝と話した翌日、俺たちは皆に昨日あったことを話していた。

 

かすみ:「ええぇっ!? 聖帝が····イシド・シュウジの正体が豪炎寺修也さん!?」

 

しずく:「そんな······っ、何で·····」

 

そう。それが俺たちが気になっている事だ。聖帝が豪炎寺さんなら、こんな管理サッカーなんかを推し進めようとする筈が無い。それは親父たちが一番よく分かってる。

 

竜太:「ところで監督や親父たちは、イシド・シュウジが豪炎寺さんだって気づいてたんですか?」

 

皆が一斉に監督たちの方を向く

 

円堂:「······ああ。気づいてた」

 

龍也:「お前たちが動揺して試合に集中出来なくなると悪いから言えなかったんだ」

 

確かに、聞かされてたらショックで試合どころじゃなかったかもな·······。でも、気になる事はもうひとつあるんだ。

 

竜太:「後もうひとつ、聖帝はこうも言ってた。"栞子を信じてやってくれ"って。何で聖帝の口からお前の名前が出たんだ?」

 

エマ:「っ、栞子ちゃん·····どういうこと?」

 

かすみ:「しお子·····!!」

 

栞子:「·······はぁ、···聖帝が話したと言うことは、そういう時期が来たということ何でしょうね·····私は、剣城くんたちみたいなフィフス本部のシードとは別系列の、聖帝がフィフスセクターに知られぬ様に秘密裏に育成した、特殊な()()()です」

 

全員:『『『っ!?』』』

 

全員が息を飲む。

 

せつ菜:「栞子さんが·····シード!?」

 

歩夢:「う、嘘だよね·····?」

 

栞子:「本当です」

 

皆が茫然と栞子を見つめる中で、俺だけは冷静だった。

 

竜太:「栞子···今、聖帝がフィフスセクターには秘密で育てたって言ったな? って事は、他のシードもフィフス本部の連中も、お前の存在を知らないって事か?」

 

栞子:「その通りです。知っているのは、今はフィフスに居る元イナズマジャパンの、豪炎寺さんと野坂さん2人だけです。」

 

龍也:「野坂が!?」

 

竜太:「秘密ってことは、フィフスには知られたらマズイ類いの任務を遂行する····言い換えれば、フィフスにとって不都合な工作を行うって言う、"シードで有りながら反フィフス"と言う立ち位置が推測出来るんだが·····合ってるか?」

 

栞子:「その通りです。私は、雷門が革命の闘いを始めたのを確認した聖帝から、たった1つだけ指示を受けて、雷門に転校してきました」

 

彼方:「何? その指示って·····」

 

皆の注目が栞子に集まる。

 

栞子:「私が受けた任務、それは···雷門とフィフスセクターの戦いで、雷門を()()()()事」

 

!? 皆の顔が驚愕の色に染まる。

 

愛:「ちょっ、ちょっと待ってよ!! 雷門を勝たせるって、そんなのフィフスセクターのボスの人の言うことじゃあ無いよ!!」

 

栞子:「全ては、聖帝の真の目的の為です」

 

果林:「真の目的?」

 

栞子は頷く。

 

栞子:「その目的とは、フィフスセクターを操る真の黒幕を倒して、本来あるべきサッカーを取り戻すこと。聖帝は·····豪炎寺さんは、フィフスセクターが設立される当初に敵の懐に潜り込んで、ずっと機会を伺ってたんです。かつての仲間が監督やコーチに選ばれ、その息子や娘たちが一同に介すこの時期を!!」

 

円堂:「じゃあ、やっぱり豪炎寺はたった1人で、歯を食いしばって汚名を被って戦ってたのか?」

 

栞子:「"やっぱり"と言うことは、監督たちは気づいてたんですね·····」

 

鬼道:「あんのバカ········」

 

龍也:「全部終わったら一発ぶん殴ってやる····俺たち仲間だろ·······1人で抱え込みやがって······」

 

栞子:「皆さんに今まで言わなかったのは、豪炎寺さんからの指示なのもありますが、早い段階で話していたら、シードと言うことが邪魔をして信じて貰えないと思ったからです。でも、今なら····今まで一緒に戦って私のやったプレーのひとつひとつが信用材料になると判断しました。ですが····皆さんに黙っていたことは事実です。信用するかどうかは、皆さんが決めてください」

 

かすみ:「っ·····、そんなの···「信じるよ」っ、天馬くん····」

 

竜太:「俺も信じる」

 

しずく:「私も信じます」

 

璃奈:「私もっ!!」

 

神童:「俺もだ」

 

三国:「俺も」

 

信介:「ボクも!!」

 

歩夢:「わっ、私も!!」

 

せつ菜:「私も信じます!!!」

 

エマ:「私も信じるよ·····栞子ちゃんの想いは、プレーでい~っぱい伝わって来たもん!!」

 

皆栞子の元へと集まってくる。ただ1人を除いて····

 

かすみ:「待ってよっ!!!!」

 

かすみ······

 

かすみ:「言えなかった理由は分かったよ。理解もした。けど、何で自分から言おうとしてくれなかったの!? かすみんはしお子の事、友達だって思ってたのに·····、しお子はそう思って無かったの!? 信じてたのはかすみんの···私の一方通行だったの!?」

 

栞子:「私だって、皆さんを仲間だと、心の底から思いたかったです····けど、私はただ、目的が同じだけで·····そんな私が、皆さんを仲間だなんて言う資格があるのかって······」

 

かすみ:「どんな理由だって、同じ目的を持って一緒に闘えば、それは仲間なんだよ!! だから····そんな事、気にしないで良かったんだよ·····?」

 

かすみは栞子の手を取り、必死に訴えかける。"しお子は私たちの仲間だ。だからしお子も私たちを仲間だと思って!! 私たちを信じて!!"と····

 

かすみ·····やっぱ····スゲェわ、お前······

 

栞子:「うっ、ウゥ·····うゥ·····」

 

泣きじゃくる栞子の頭に、俺はポンッと手を置き、ワシャワシャと撫でる。

 

竜太:「栞子·····こっからは隠し事無しの、本当の意味での仲間だ。良いな?」

 

栞子:「っ·····、はいっ!! 皆さん、改めて宜しくお願いします!!」

 

こうして、栞子と俺たちの心は真に1つになった。

 

 

 

新雲戦まであと2日

 

 

― 続く ―




今回は虹学メンバーのセクシー&おバカ担当
朝香果林さんです。

朝香果林 女
学校:雷門(東京) 3年生
属性 火 ポジション FW

スペシャルスキル:無し

化身:無し

必殺技

TP29 火 きらきらスターダスト Z LS シュート
TP55 火 Fire Bird      A   シュート
TP0    属性強化           スキル
TP70 火 ユニコーンブースト  極 SC シュート

レベル99時のステータス

GP155 TP162

キック   175
ドリブル  143
ブロック   89
キャッチ   67
テクニック 144
スピード  121
スタミナ  100
ラッキー   72
伸びしろ  101

極限育成すると、

キック   418
ドリブル  231
ブロック   1
キャッチ  138
テクニック  1
スピード  220
スタミナ   1
ラッキー   1

同じレベルにさえなれれば、果林先輩はゲーム版の
剣城とタメを張れる位の潜在能力はありますね。
(寧ろ覚える技を見ると果林の方が強いかも)

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