虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第13話:決着!!一回戦

― 前回のお話 ―

 

後半戦から竜太が入り、しずくの(かたき)と言わんばかりの[エクスカリバー]で2ー1と勢い付く俺たち。

そんな中、三国先輩が覚醒し隼総へのセンタリングをカットする。

しかし相手校のシードである隼総はボールを奪い自身の化身、【鳥人(ちょうじん)ファルコ】を召喚し化身シュート技、[ ― ファルコ・ウィング ― ]を放つ。

キャプテンも化身、【奏者(そうしゃ)マエストロ】を召喚しシュートブロックを試みるも弾き飛ばされてしまう。

しかし、威力は確かに弱まっており、三国先輩は必殺技[バーニングキャッチ]を繰り出し見事に化身のシュートを止めたのだった。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

隼総:「バ、バカな……!化身のシュートを、ただの必殺技で止めただと!?」

 

三国:「行け信介!!」

 

三国先輩からのスローイング。ボールを受け取った信介は直ぐ様天馬にパスを出す。

 

天馬:「ナイス信介!!」

 

比嘉志:「させるかぁっ!!」

 

天馬は相手のスライディングタックルを跳躍して躱し、キャプテンにパスを出す。そこに天河原のキャプテン"喜多(きた)"がディフェンスに入る。

 

喜多:「何も変えられないぞ神童くん!!君たちが足掻いた所で……何も!!」

 

神童:「変えて……見せる!!」

 

キャプテン同士の意地と意地の1vs1は神童キャプテンに軍配が上がり喜多を抜き去った。

 

キャプテンは自身の化身【奏者(そうしゃ)マエストロ】を召喚。シュート体勢に入ると、化身が四本の腕でボールに音のエネルギーを何重(いくえ)もの層でコーティング。そのボールをキャプテンがシュートするのと同時に化身が自身の叫び声の衝撃波でボールを後押しする。

 

神童:「このシュートで試合を決めてやる!![― ハーモニクス ―]!!」ドガアァアァァアァアアンッ!!

 

キャプテンの化身シュートが天河原ゴールに迫る中、ボールに向かって竜太が走り込む。

 

竜太:「オマケだ!!〈チェイン[真・オーディンソード]〉!!!」ドガアァァァアアアアッ!!

 

(ただ)でさえ威力の高い化身のシュートを、シュートチェインで後押しして更に威力の高まったシュート。しかしシードとしての誇り(プライド)を賭け、隼総が立ち塞がる。

 

隼総:「お前ら何かに負けてたまるか!!来い!!【鳥人(ちょうじん)ファルコ】!!」

 

隼総の背中から黒いモヤが現れ、鳥と人の中間のような形になる。モヤが晴れると、青い毛皮に白い頭部を持つ化身、【鳥人ファルコ】が姿を表す。

 

隼総「うおらぁあぁああぁああっ!!ドガアアアッ!!!

 

 

隼総は化身を発動しシュートブロックを試みる。が、1vs1なら勝てていた【ファルコ】も、流石にシュートチェインまでされては分が悪かった。

―――しかも、チェインに使った[オーディンソード]は、日本(どころ)か世界レベルの技。【ファルコ】は呆気なく吹き飛ばされシュートは尚も突き進む。

 

三波:「くそッ!!入れられてたまるか!![ラピッドウィップ]!!!」ドカッ!バキッ!バキャアッ!!

 

キーパーは(むち)の様にしならせた腕を三連続で叩き込む。しかし当然止められる訳も無く、ボールはキーパーの顔面に直撃。キーパーごとゴールに押し込まれ、3ー1になった所で試合終了のホイッスルが鳴った。

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― TIME UP(試合終了)!! ―

 

天馬:「やった!勝った!!」

 

竜太:「天馬!信介!璃奈!!」

 

パアァァアアアン!!

 

四人でハイタッチを交わして喜ぶ俺たちにキャプテンと三国先輩が寄って来た。

 

果林「どうするのよこれ………」

 

せつ菜「もうダメですよコレは……」

 

他の先輩たちはこれから起こる恐怖に立ち尽くす中、相手は……、

 

隼総:「バカな……俺が負けた………」ポンッ

 

呆然と崩れ落ちる隼総の肩に手を置く相手キャプテン。

 

喜多:「本気なんだな………」

 

相手キャプテンが俺たちを見つめ呟くと、隼総も無言で俺たちを見つめていた。

 

そして試合が終わり、会場を出た所で………、

 

?:「龍也ーーー!!竜太ーーー!!!」ズドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

一人の青髪の女性が、俺と親父の名前を呼びながらすごい勢いで突っ込んでくる。

 

歩夢:「な、何あの人!?」

 

浜野:「ちゅーかすごい勢いで突っ込んでくるんだけど!!」

 

彼方:「に、逃げた方が良くない………?」

 

果林:「あれ?でもあの人どこかで見たような?」

 

その女性は腕を大きく広げて俺と親父にダイブしてきた。

 

竜太:「身代わり!!」

 

竜太は身代わりを使った。身代わりのかすみが現れた!!

 

ムギュウッ

 

突っ込んできた女性は身代わりを抱き締める。ふう、助かった。

 

かすみ:「って人を勝手に身代わりにしないで下さーい!!」

 

竜太:「良いじゃないかウ○イんだもの。」

 

かすみ:「み○をかっ!!」

 

?:「まったく相変わらずだね。竜太!おめでとっ!!」スリスリ

 

竜太:「ったく......、恥ずかしいよ..........。()()()

 

龍也、円堂以外:「「「えええーーーーーー!! お母さん!?」」」

 

果林:「ってことは、初代イナズマジャパンの"松浦果南(まつうらかなん)"さん!?」

 

せつ菜:「嘘!? 本当に!?」

 

しずく:「さ、サインを………あっ!色紙(しきし)が無い!!」

 

皆が騒ぎ始めたのでハリセンを構えると全員黙る。すると母さんが俺に「そう言うことをしないの!」とたしなめ、皆に自己紹介した。

 

果南:「こんにちは!!竜太の母の大海果南(おうみかなん)です。因みに旧姓は松浦果南(まつうらかなん)で、高校時代に龍也と円堂くんと一緒に世界一になったイナズマジャパンのメンバーです!!」

 

しずく:「やっぱり本物なんですね!?」

 

果南:「はい。桜坂(おうさか)しずくさんだよね?試合見てたよ。ケガ大丈夫?」

 

しずく:「は、はい!!ちょっと痛みますけど大丈夫です!!」

 

果林:「あ、あのっ!!」

 

せつ菜:「果南さん!!」

 

母さんは二人をチラッと一瞥(いちべつ)すると無視して親父にハグで抱きついた。

 

果南:「龍也~~!」ハグゥ~

 

竜太:「あ~母さん先輩方に怒ってますね。試合という場でやる気の無い事を平然とやってたから」

 

まぁ母さんの性格からしたら当然だが、

 

果林:「そんなこと言われても………」

 

果南:「木枯らし荘で秋ちゃんと一緒にご飯作るから皆で食べよう?」

 

竜太:「母さん、天馬たちとキャプテンと三国先輩は?」

 

果南:「その人たちは良いよ? 他は駄目だけどね?」

 

先輩たちは母さんに何も言えずに黙って母さんを見つめていた。

 

三国:「果南さん、今日見に来てたウチの母親も良いですか?母さん、学生時代サッカーやってて……果南さんの大ファン何ですよ」

 

果南:「へぇ?嬉しいなぁ。もちろん良いよ?」

 

そして親父、母さん、俺、天馬、信介、しずく、璃奈、かすみ、キャプテン、三国先輩親子合計11人は秋さん、親父、母さん、三国先輩の四名が作った料理に舌鼓を打ち、暫く談笑したのち親父、母さん含めた皆は帰って行った。

 

 

三国先輩のお母さんが母さんからサインを貰って狂喜乱舞していて面白かったのは内緒。

 

 

― 続く ―




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