虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第125話:2人のキャプテン それぞれの役割

一軍が1点を先制し二軍のキックオフから練習再開。ボールは青山先輩に渡りドリブルで攻め上がってくる。

 

竜太:「せつ菜先輩は吉良先輩、天馬は一乃先輩、しずくは石狩先輩をマーク!! かすみは一歩引いた位置から3人のヘルプ! 霧野先輩と璃奈は中のケア、栞子と彼方はサイドバック

オーバーラップを警戒!!!」

 

一軍:『『『 了解!!! 』』』

 

FW3人にMF3人使いガッチリマーク。そしてかすみに一歩引いた位置から3の内のマークを外された際に誰にでも援護に行けるように配置。万が一突破されてもDFに警戒を取らせる。

 

青山:「くそっ! パスが出せない!!」

 

竜太:「剣城!! 茂日先輩にマーク入れ!!」

 

剣城:「分かった!!」

 

そして俺は梨巣野先輩へのパスコースを消しながらボールを奪いに掛かる。青山先輩はパスが出せないのでドリブル突破を仕掛けるが中央の天馬がプレスを掛ける。

 

青山:「(一乃が空いた!!)一乃!!····!?」

 

しかし一乃先輩へとパスがでた瞬間、引いた位置で守っていたかすみが一気に近付きインターセプト。ボールを奪い一軍は一気に攻勢に出る。

 

竜太:「かすみ、天馬にパス!! 天馬は受け取ったらせつ菜先輩にまわせ!! せつ菜先輩は剣城とかすみの3人でシュートの準備!!」

 

天馬・せつ菜・かすみ・剣城:「「「「分かった(りました)!!」」」」

 

かすみからのパスを受け取った天馬はせつ菜先輩へとパスを出す。そしてせつ菜先輩、かすみ、剣城の3人はシュート体勢に入る。

3人が構えを取ると月明かりに照らされ、崖の上に佇む魔狼が出現。そして剣城とかすみが前方へとダッシュ。せつ菜先輩は2人の間へとボールを蹴りこむ。剣城とかすみはツインキックでボールを真上に蹴り上げ、それを跳んでいたせつ菜先輩が魔狼の咆哮と共に渾身のシュート。

 

せつ菜・かすみ・剣城:「「「[グランフェンリル]!!!!」」」

 

3人の連携シュートと共に、雄叫びを上げながら魔狼がフィールドを駆ける。二軍の先輩たちがシュートブロックに入る暇もなくシュートはゴールに到達。虻山先輩は迎撃体勢に入る。

 

虻山:「[ラピッドウィップ・V2]!!!!!」

 

鞭の様にしならせた腕を3連続でシュートに叩きつける先輩。しかし当然止められる筈もなく、シュートはゴールに突き刺さった。

 

竜太:「3人共ナイスシュート!!」

 

せつ菜・かすみ・剣城:「「「おう(はい)!!」」」

 

 

――― 天馬視点 ―――

 

天馬:「(竜太はしっかり役目を果たしてる······。なのに俺は····「····ま!! 天馬!!」)っ、な、何?」

 

竜太:「いや、何か落ち込んでるから。」

 

天馬:「竜太はちゃんとやってるのに、俺は何もできないなって·····」

 

俺が俯くと竜太は、

 

竜太:「ダイ○ックル」

 

天馬:「ごはぁっ!?」

 

ハリセンで頭をぶっ叩かれた俺。うう····痛い

 

竜太:「お前がウジウジしてると調子出ねぇんだよ。」

 

天馬:「でも······「ああん?」ごめんなさい止めてください」

 

即座に土下座する俺。周りも引いてるよ。

 

竜太:「天馬、俺はゲームメイクでチームを動かすことも出来る。でも、お前に求められてるのはそれじゃあ無いだろ?」

 

竜太の言葉の意味が分からない俺。そしたら、

 

彼方:「彼方ちゃんたちが天馬くんに求めてるのは"チームを引っ張るリーダー"じゃなくて"チームを支えるキャプテン"だよ?」

 

霧野:「ああ、俺たちはお前に何度も助けられてきた。お前はお前のままでいるだけでキャプテンの役割を果たせてたんだ。竜太の言う通り、"ゲームメイカー"だったら大海の方が向いてるみたいだしな」

 

天馬:「俺は····俺のままで良い·····」

 

しずく:「そうですよ天馬くん!!」

 

天馬:「分かりました!! 俺、やってみます!!」

 

そして話は終わり二軍のキックオフから練習再開。ボールは石狩先輩に渡り先輩がドリブルで攻め上がる

 

竜太:「しずく、かすみ! 連携してディフェンスを掛けろ!!」

 

しずく・かすみ:「「分かりました!!」」

 

2人共竜太の指示の下ディフェンスに入る。普段から仲の良い2人の息の合ったコンビネーションに石狩先輩も攻めあぐねる。

 

かすみ:「そこだぁっ!!!」

 

石狩:「何!?」

 

ボールを奪ったかすみからボールは俺に。しかしそこに青山先輩がディフェンスに来る。

 

青山:「行かせるか!!」

 

天馬:「絶対にやってみせる!! [そよ風ステップ・S]!!!!」

 

俺は最終進化したドリブル技で青山先輩を抜き去り、竜太にパスを出した。

 

 

――― 竜太視点 ―――

 

竜太:「何だ、やりゃあ出来るじゃん」

 

そしてシュート体勢に入った俺はボールを軽く上げて一瞬でボールに18連撃の蹴りを叩き込む。

 

竜太:「[剣撃乱舞・Z]!!!!」

 

シュートは超スピードで一直線にゴール目掛けて突き進み、キーパーが反応する間もなくゴールに突き刺さり3-0になった所で終了の笛が鳴った。

 

 

 

一軍 3 - 0 二軍

 

ゲーム終了

 

― 続く ―




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