翌日、決勝戦前の最後の練習を終えた俺たち。俺は約束があるため一旦家に帰りシャワーを浴びて汗を洗い流して昼食をとった後、身支度をして駅前の銅像前に向かった。
― 俺が到着して30分後 ―
竜太:「やっぱり女の子は支度が大変なんだろうな········」
― ぼやきながら更に45分 ―
エマ:「ゴメ~ン!! 待った?」
エマが到着し「対して待ってない」と返す。
竜太:「エマ····服可愛いな。凄い優しそうな雰囲気を後押しする様な·····」
エマ:「そ、そうかな? //////」
そして、彼方が着くまでしばらく話していたのだが、
エマ:「ねぇ? 彼方ちゃん遅くない? 何かあったのかな?」
エマが到着してから30分経っている。部活が終わって家に帰ってからの時間を考えると不安になってきた。俺が彼方に電話を掛けようとしたら、
彼方:「お、遅れてゴメ~ン!!」ハァハァ
向こうから彼方が走ってきた。何もなかったなら良かった。
竜太:「随分時間掛かったけど何かあったのか?」
エマ:「ちょっと心配してたんだよ?」
すると彼方は少しばつが悪そうな顔をして口を開いた。
彼方:「ううぅ~····服を選んでたら時間が掛かってしまったのだよ~····」
竜太:「そっか。どうりで何時もより可愛い服だと思った。まぁ何事も無くて良かったよ」
彼方:「うん!! (必死に選んだ甲斐があったよ~)」
エマ:「じゃあ行こうか? どこ行く?」
彼方:「あっ! 彼方ちゃん最近隣町に出来た遊園地に行きたい!!」
竜太:「了解。行こうぜ?」
そして電車に乗り、そこから歩いて10分。遊園地に到着。3人でどれから乗るか決めていると、
エマ:「ねぇ? コーヒーカップ乗らない?」
竜太:「俺は良いよ?「彼方ちゃんもオッケーだよ~?」」
そしてコーヒーカップのアトラクションに乗った俺たち。しかし、これが間違いだった。
エマ:「アハハハハハハハハハハハハ!!!!」ギュオン ギュオン ギュオン ギュン ギュン!!
彼方・竜太:「「ぎぃやぁあああああああああっ!!!!」」
満面の笑みでカップをベイ●レード並みに爆転させるエマ。俺と彼方にはエマの笑い顔が悪魔の笑みに見えていた。
ヤベェ·····吐きそう!!
そしてアトラクションが終了し、「楽しかった~!!!」とご満悦のエマ。しかし俺たち二人は、
彼方:「おぉおおおお~っ······目がグワングワンするぜぇええ~·········」
竜太:「や、ヤベェ·······吐きそう」オエッ
エマ:「あれ? 二人共どうしたの?」
俺と彼方は「マジかコイツ····」と言う目でエマを見ていたが全く気付かない。
エマ:「次はどれ乗る?」
竜太:「ち、ちょっと休ませて·······」
彼方:「か、彼方ちゃんも······」ウップ
エマ:「え~っ!? 二人共だらしないなぁ······」
いや、あれは当たり前だから·······
そして20分程休み、次は彼方の提案でゴーカートに乗る事に。彼方が「3人でレースしようぜ~」なんて言い出したが係員の人に止められた。当たり前だろ·······
そしてコーヒーカップの酔いも落ち着いた所で次はジェットコースターに乗った。ここのジェットコースターは一列に3人が座れたので、真ん中に俺が座り、両サイドに二人が座る。
竜太・彼方・エマ:「「「うぉおおおおおおっ(きゃぁあああああっ)!! ♪」」」
そしてジェットコースターも終了し、彼方もエマも「「楽しかった!!」」とゴキゲンだ。
エマ:「ねぇ? もう一回コーヒ·····「「絶対ダメ!!!」」ハモり!?」
俺と彼方の声が綺麗にハモる。当たり前だ······あんなのまたやられたら今度こそ吐く!!!
次は彼方の提案でメリーゴーランドに乗る事になった俺は少々恥ずかしいので待ってようとしたが二人に無理やり拘束されて一緒に乗せられた。そしてメリーゴーランドも終了し、今度はエマがバイキングに乗ろうと言い出す。
貴女意外に絶叫系好きなんですね······コーヒーカップは無理やり絶叫系に変えられたけど····
さすがにバイキングは俺も彼方も耐えられた。(ジェットコースターが大丈夫なら余裕)そして辺りも夕焼けに包まれてきたので電車で稲妻町に帰り、二人を家まで送り届けて俺も帰った。
― 木枯らし荘・竜太の部屋 ―
竜太:「う~ん·····改めて二人を知ろうと一緒に出掛けたけど、二人共一緒にいて楽しいんだよなぁ······。よし! 参考になるかは分からないけど、明日も休みだし信介と輝(何故かこの二人が思い浮かんだ)にちょっと相談してみるか」
そして俺は二人に電話を掛けた。
― 続く ―
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