虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

177 / 471
第2章:クロノ・ストーン編
第1話:サッカーが消えた!!


―― 天馬視点 ――

 

俺たち雷門がインターハイを制して1ヶ月。俺たち雷門のメンバーはすっかり心を改めた千宮路さんの依頼で、日本各地の小学校にサッカー特派員として一人一人バラバラに配属され、子供たちにサッカーの楽しさを教えていた。そして俺が配属されたのは·········

 

子供1:「おーい!! 天馬さーん!!!」

 

子供2:「こっちこっち!!」

 

天馬:「うん!! 今行く!!」

 

俺が配属されたのは俺が小さい頃に住んでいた沖縄。そして今日が最終日で明日の船で東京に帰る。

 

?:「天馬くん!!」

 

天馬:「あっ!! 花林(はなばやし)先生!!」

 

花林:「早いものね·····天馬君が来てくれてもう1ヶ月か。明日の船で帰るのよね?」

 

天馬:「はい!! 俺も楽しかったです」

 

この1ヶ月、子供たちとサッカーしててつくづく俺たちが管理サッカーを終わらせて良かったと思った。これでこの子達が高校生になった時、苦しまずに済むから。

 

子供1:「天馬さーん!!」

 

天馬:「よし!! サッカーやろう!!」

 

そして期間を終えた俺は、船で稲妻町に帰ってきた。

 

 

―― 雷門高校 ――

 

天馬:「着いた!! 久し振りの雷門だ!!!」

 

しかし、俺が学校に入ると、すぐに異変に気付いた。

 

天馬:「あれ? グラウンドが野球のグラウンドになってる·······もしかしてサッカー部の場所変わったのかな?」

 

そして俺が円堂監督たちの時代に使われていた「旧サッカー部室」の脇を通ると、

 

天馬:「あれ!? 部室の看板が無い!! まぁぼろぼろだったし、修理にでも出したのかな?」

 

そして俺は校舎を抜けてサッカー棟に入り、練習場のドアを開ける。

 

天馬:「皆ただいま!! ってあれ!? バスケのコートになってる!!」

 

俺はおかしいと思ったが、事情を把握する為に近くのバスケ部員に声を掛けた。

 

天馬:「あの、すみません」

 

バスケ部員:「ん? 何だお前?」

 

天馬:「サッカー部場所変わったんですか?」

 

バスケ部員:「は? サッカー部? 何言ってんだ? 雷門にサッカー部なんか()()だろ?」

 

天馬:「え? 何言ってるんですか····? 1ヶ月前に雷門のサッカー部インターハイで優勝したじゃないですか!!」

 

バスケ部員:「だからサッカー部なんか無えって!!!」

 

俺は、訳が分からなくなってとりあえず外に出る。するとピアノの音が聞こえてきた。

 

天馬:「この曲!! 神童キャプテンが弾いてた曲だ!!!!」

 

俺は急いで音楽室に向かった。

 

― 音楽室 ―

 

やはりキャプテンがピアノを弾いていた。キャプテンなら何か知ってるかも!!!

 

天馬:「神童キャプテン!!」

 

神童:「? キャプテン? 俺がか?」

 

天馬:「あっ、そういえば今は俺と竜太がキャプテンでしたね·····。それより、サッカー部に何かあったんですか?」

 

神童:「何かあるもなにも、雷門には、サッカー部なんか無いじゃないか。「えっ? じ、冗談ですよね?」俺は、「()()()」の神童拓人だが?」

 

天馬:「う、嘘ですよね?」

 

神童:「転入生なのか? 残念だが、サッカーがやりたいなら他の学校に行くしか無いな。」

 

俺は······一体なにが起こってるのか分からず、サッカー部の皆の所に向かった。

 

 

 

霧野:「悪い、サッカー興味ないんだ」

 

天城:「ダド」

 

 

 

 

 

浜野:「サッカー? 俺は釣りの方が好きだけど····」

 

 

 

 

 

輝:「サッカー部? 知らないけど」

 

 

 

 

三国:「部活なら相撲部に来い!! いつでも入れてやる!!」

 

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

天馬:「一体どうなってるんだ? 皆がおかしいだけじゃない····果林先輩やしずくたち女子メンバーがどこにもいない······ん? あっ!! 信介!!!」

 

信介が走って行くのを見かけ、俺は急いで追いかけた。が、

 

 

信介:「僕、卓球部の西園信介!! 君1年だよね!? 卓球部に入らない!?」

 

 

ええええええええええっ!?!?!?

 

 

俺はとりあえず校門から外に出ると、

 

生徒1:「なぁ!! 駅前で虹ヶ咲のスクールアイドルがライブやってるんだってよ!!」

 

生徒2:「マジか!! うぉおおおお!! せつ菜ちゃーーーん!!!」

 

天馬:「せつ菜先輩!? いや、でも虹ヶ咲って······」

 

 

 

俺がその人たちを追いかけると、駅前でアイドルの様な衣装を着た

歩夢先輩、愛先輩、せつ菜先輩、果林先輩、彼方先輩、エマ先輩、

そしてかすみ、しずく、璃奈、栞子の10人が歌って踊っていた。しかもカメラをまわしてるの侑先輩!!!

 

 

天馬:「あ、あの!!」

 

観客:「ん? なに?」

 

天馬:「あの人たちって······」

 

観客:「知らないの? お台場にある虹ヶ咲学園って学校のスクールアイドル同好会だよ。皆かわいいよな!!」

 

天馬:「えっ!? あの人たち学校雷門じゃ·····」

 

観客:「は? 違うよ?」

 

天馬:「そうですか·····スミマセン」

 

そして俺は駅のロータリーを抜けて河川敷の土手に座り込む。

 

天馬:「どうなってるんだ·····皆、サッカーの事を忘れてる·····何でだよ!!! 皆あんなにサッカー好きだったのに!! しずくたちに至っては、学校すら違うことになってるし!! ·······"サッカーが···()()()"······」

 

 

 

 

― 続く ―




感想・評価宜しくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。