虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第2話:消えたサッカー!! 時を越えた天馬!!!

―― 天馬視点 ――

 

サッカーが消えた·····俺が絶望にうちひしがれていると、

 

?:「ノー。サッカーは消えていない」

 

!? 俺が驚いて振り返ると、俺と同い年くらいの紫髪の男が立っていた。

 

天馬:「っ!? 誰!?」

 

?:「私の名は「アルファ」。我が使命はサッカーの消去。よって松風天馬、これより、お前からもサッカーを消去する」

 

天馬:「サッカーを消去だって·····? まさか···お前のせいなのか!? 雷門の皆がおかしくなったのは!!」

 

アルファ:「イエス。直にお前もそうなる」

 

その言葉を聞いた瞬間、俺の怒りは爆発した。

 

天馬:「許せない·····サッカーを···皆を元に戻せ!!!!」

 

アルファ:「ノー。私の目的はその逆。サッカーの完全消去だ」

 

するとアルファは、足で踏んでいたボールみたいな球体の青い部分を踏む。

 

 

《タイムワープモード》

 

謎の電子音声が鳴り、その球が光を放つ。その光に飲まれた俺とアルファは、()()()()()()()()()()

 

 

― 13年前・沖縄 ―

 

天馬:「う、う~ん·····っ!!!」ガバッ

 

俺が飛び起きると、河川敷ではない場所にいた。ここは·····おれがしばらく辺りを回ると、海岸に出た。

 

天馬母:「天馬~、走ると危ないわよ~?」

 

子供天馬:「大丈夫だよ~!!」

 

天馬:「あれは!! 母さん!! それにあの子は、小さい頃の俺!?」

 

子犬:「クゥ~ン」

 

子供天馬:「あっ!! ワンちゃん!!」

 

天馬母:「危ないわよ天馬!!!」

 

天馬:「夢なんかじゃ無い·····ここは、13年前の沖縄だ。俺が、サッカーと出会った日の·····そんなバカな!!!」

 

アルファ:「理解しなくともよい。受け止めるのだ」

 

っ!! いつの間にか後ろにアルファが立っていた。そして、運命の時がやって来る。

 

天馬母:「天馬!!」

 

子犬だった頃のサスケを助けた俺に、大きな木材が倒れてくる。

 

天馬:(そうだ。ここで豪炎寺さんが助けてくれて····俺のサッカーは始まったんだ!!)

 

 

《ストライクモード》

 

 

今度はオレンジ色のボタンを踏んだアルファは、俺を助けようとするボールを、自分の球で弾き飛ばし、結果、俺は木材の下敷きになった。

 

天馬:「なっ!?」

 

アルファ:「安心しろ。死んではいない。全治3ヶ月、そんなところだ。だが、これでお前のサッカーは消滅した」

 

天馬:「何っ!?」ビキィ

 

突然おれは激しい頭痛に襲われる。まるで頭の中をかき混ぜられてぐちゃぐちゃにされる様な·······っ!!!

 

アルファ:「頭の中から不必要な物が無くなる。それだけの事だ」

 

天馬:「待てよ·····クッ、」

 

アルファ:「?」

 

天馬:「サッカーは·····必要だ!!!」

 

アルファ:「!?」

 

 

 

― 200年後 某所 ―

 

議員:「一体どうなってるんだ!?」

 

議長:「見ての通りだ。松風天馬はインタラプト修正によっても変化しない。彼の潜在意識は、修正された現実と戦っている」

 

議員:「バカな!! そんなことが有り得るのですか!? トウドウ議長!!!」

 

トウドウ:「面白いじゃないか······もう少し、観察を続けよう」

 

― 沖縄 ―

 

耳に付けたインカムの様な物でどこかと連絡を取るアルファ。一体何を····

 

アルファ:「イエス。ではその様に。喜べ。ここからは、お前の好きなサッカーの時間となる」

 

すると、アルファと同じ服を着た10人の男女が現れる。

 

《ムーブモード》

 

今度は緑色のボタンを踏んだアルファ。すると俺は浜辺にあるグラウンドに移動し、アルファを含めた11人が俺を取り囲む。

 

天馬:「お前たちはサッカープレイヤーなのか·····?」

 

アルファ:「そんな次元の低い存在ではない。我々は、歴史に介入する事を許された、「ルートエージェント」。さて、始めるぞ」

 

《ストライクモード》

 

アルファ:「はぁあああああっ!!!」

 

アルファの蹴った球が俺の脇腹に当たり横に跳ね返る。

 

女性エージェント:「はぁああっ!!」

 

天馬:「ぐぁあああっ!!」

 

男性エージェント:「おらっ!!」

 

天馬:「があっ!!」

 

俺は膝を付き倒れる。

 

アルファ:「理解したか?」

 

天馬:「さ、サッカーは·····」

 

そして、アルファが俺に止めを刺そうとした瞬間!!

 

?:「サッカーは必要だ!!!」

 

天馬・アルファたち:「『!?』」

 

突如現れた緑髪の少年が、アルファから球を奪い取った。

 

?:「「サッカーは必要だ」これは君の言葉だよ天馬」

 

天馬:「えっ!? 誰?」

 

アルファ:「何者だ!!」

 

?:「ボクの名前は「フェイ・ルーン」。天馬と同じ、サッカーを必要とする者さ!! そんな大勢で一人をいたぶって楽しい? やるなら試合やろうよ」

 

するとアルファは先ほどの様にどこかと連絡を取り、

 

アルファ:「イエス。了解しました。良いだろうだがそちらは二人だけの様だが?」

 

天馬:「っ!! そうだよ!! メンバーどうするの!!」

 

フェイ:「·······スッ」パチン!!

 

フェイが指を鳴らすと、フェイと同系色の髪をした9人の男女が現れる。

 

天馬:「えええっ!?」

 

フェイ:「これで11人だよ」

 

アルファ:「良いだろう」

 

天馬:「ちょっと、フェイだっけ?君は一体·····」

 

フェイ:「詳しい事は後でちゃんと話すから、今はまずあいつらを追い払おう」

 

天馬:「わ、分かった·····」

 

 

― 続く ―




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