1ー0の勝敗指示が出ているこの試合で、シードである筈の剣城がシュートを決め1ー1になった上に、剣城の言葉に動揺する雷門イレブンと万能坂イレブン。
審判「試合再開!」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
そして万能坂ボールで試合再開。ボールはボランチの潮に戻され、そこからFWの光良への此方の選手の隙間を縫う綺麗なパスが通る。
霧野「つ――!」
光良:「どけっ!!」ドガアァアッ!!!
霧野:「うわあぁあああっ!!!」
光良がカードギリギリの激しいラフプレーで霧野先輩を吹き飛ばす。抜け出してフリーになり、光良はシュート体勢に入る。
光良「こい! はぁあぁあああっ!!」
すると、見強気の背後に黒いモヤが現れ人のような姿を形作り、モヤが晴れる。その中から現れたのは童話に出てくる魔女のように鼻が長い「
光良:「【
そして光良がシュートの為上に跳ぶとピューリムが八個の三角形の面を持つ箱を作り出す。そしてその箱に向けてシュートを撃ち込む光良。
すると、シュートが当たった箱の頂点からボールを中にしまう様に裏返るも、箱の中から光が溢れだす。
そして箱から、紫色のオーラを纏った化身シュートが放たれた。
光良:「[― マジシャンズボックス ―]!!」ドガアァァアアアアッ!!
猛然と迫る化身シュート。三国先輩が迎え撃つ。
三国:「絶対に止めてやる!!![バーニング・・キャッチ]ィイイッ!!!」
ガガガァァアアアアッ!!!
三国先輩が炎右手に炎のオーラを宿し跳躍回転。炎を纏った燃える右手で、化身シュートに掴み掛かり地面に押さえ付ける。
三国:「ぐうぅううぉおおああああ!!!!――つ!」
ドゴォオォオォオオォォオオンッ!!
三国「ぐわぁあぁあああっ!!」
三国先輩は必死に押さえ付けるがあまりのパワーに吹き飛ばされシュートはゴールに突き刺さった。
GOOOAL!!!
雷門 1 ー 2 万能坂
三国:「くそおぉおおおおっ!!」
悔しそうに地面を殴りつける三国さんを光良が嘲笑う。
光良:「ふんっ、自分たちの無力さを思いしったか」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
雷門ボールで試合再開するが、神童キャプテンがボールを奪われる。―――すると、万能坂が剣城を取り囲み1vs6に。
磯崎:「剣城ぃぃいい!!!」ドガアァアアアッ!!
相手のキャプテン、磯崎が剣城に向けて思い切りボールを蹴り飛ばして叩き込む。
剣城:バキィッ!!「ぐあっ!!」
跳ね返ったボールを空かさず光良が撃つ。
光良:「この、裏切り者が!!!」ドカアアッ!!!
剣城:バキャアッ!!「ぐっ!!」
方位の中に剣城を閉じ込め、跳ね返ったボールを的確に剣城に向けて蹴りいたぶっていく万能坂。――それを見た果林先輩は、
果林:「へぇ?フィフスセクター同士の潰し合いかぁ。今まで散々自分たちのサッカーを奪われてきた私たちにとっては、最高の見世物ね」
白都:「喰らえ!!「させるかぁっ!!」っ!!」
すると、相手に気づかれぬように忍び寄り、一気に方位の中に入った天馬。跳ね返ったボールをカットし、すぐにキャプテンにパスを出した。
磯崎:「なっ!?コイツ何処から!!」
天馬:「へへっ。お前らなんかの好きにはさせないよ」
神童「よし、絶対に決めてやる!!はぁああぁああっ!!」
ボールを受け取ったキャプテンはの背後から黒いモヤが発生。自身の化身を召喚する。
神童「【奏者マエストロ】!!」
そして、化身シュートの体勢に入る。【マエストロ】がボールに音エネルギーの層を幾重にもコーティング。それを【マエストロ】の叫びと共にキャプテンがゴール目掛けてぶっ放した。
神童:「[― ハーモニクス―]!!」ドガアァァアアアアッ!!!
篠山:「させるかぁっ はあぁああああ!!!」
篠山の背後にも黒いモヤが出現。も自身の化身召喚する。
篠山「【
そして化身キーパー技の態勢に入る篠山。ガレウスが両肩のシールドアームを併せて巨大な盾を作り、シュートを迎え撃つ。
篠山:「[― ガーディアンシールド ―]!!!」ドガァァアアアアッ!!!
キャプテンと篠山の化身が激突。――すると、キャプテンの化身が相手を押している。
篠山:「ぐっ、シードでも無いくせに、何なんだこのパワーは!?」
ガレウスの盾は、マエストロのシュートの音エネルギーが弾ける度に発生する衝撃波により、今にも開きそうだった。
神童:「行け! マエストロ!!」
マエストロはガレウスに突っ込み、ガレウスを殴り飛ばした。
篠山:「うわあぁぁあああああっ!?」
化身を吹き飛ばされた篠山は、化身消滅の余波で一緒に吹き飛ばされ、シュートはゴールネットに突き刺さった。
GOOOAL!!!
雷門 2 ー 2 万能坂
そしてここで―――、
ピッ、ピィイイイーーーッ!!!
― 前半終了!! ―
前半戦終了のホイッスルが鳴り、2ー2の同点で折り返しとなった。
ー 雷門ベンチ ー
神童:「剣城、お前はシードだろう?なのになぜ勝敗指示に逆らったんだ?本来なら、お前は万能坂側に付かないと駄目何じゃないのか?」
神童先輩が剣城に疑問を投げかける。その疑問はもっともであり、みんなが思っていることだ。
剣城:「勘違いするな。お前らの仲間になった訳じゃない。ただ、アイツらの
竜太:「一応剣城は嘘ついてないよ?取り敢えずこの試合だけでも共闘しようぜ?」
神童:「何でわかるんだ?」
竜太:「俺の「嘘を見抜く」サイドエフェクトが発動したんですよ」
神童:「どこの空閑○真だ!? だが、それだけでも心強いさ。ありがとう」
剣城:「ふん·······」
すると歩夢先輩や果林先輩、霧野先輩達が、キャプテンに聞いた。
歩夢:「神童くん、まだフィフスセクターに逆らうつもりなの?」
神童:「ああ。あのサッカーを取り戻すまでは」
歩夢:「………勝手にして」
円堂:「せつ菜、竜太と交代だ」
せつ菜:「それは有りがたいですね」
龍也:「よし! 行ってこい!!」
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そして後半戦開始の為俺たちが位置につくと、三国さん、キャプテン、信介、天馬、剣城、俺の六人はポジションにつくが、他の五人はサイドラインギリギリのところに突っ立って試合には関わらない気らしい。
逆崎:「まだ六人も残ってやがる」
磯崎:「構わん。全員潰せ」
審判「後半戦始めます!」
ピィイイイーーーッ!!!
― 後半開始!! ―
そして後半戦開始のホイッスルが鳴り、万能坂ボールで後半戦開始。
相手FWの磯崎が、ボールを持って攻め上がる。
磯崎:「どけぇえええっ!!」
そこに、竜太が立ち塞がる。
竜太:「させるかぁっ!! [極・スノーエンジェル]!!!」
ガキイィィイイイイイン!!!
竜太のが氷の舞。そして発生した冷気が、磯崎を大きな氷柱の中に氷漬けにしてボールを奪った。
万能坂『なにッ!?』
そして俺はドリブルで攻め上がる。――すると、光良が危険なスライディングタックルを仕掛けてきたのでジャンプで躱す。
そして潮のタックルをアクロバティックな身体を捻りながらのウィンドミルジャンプで躱し着地。シュート体勢に入る。
竜太「いくぜぇっ!!」
竜太は軽くボールを上げて空中で両足でボールを挟む。そして身体ごと足を捻りボールに高速回転をかけて空気摩擦で着火。それを一連のスムーズな流れからの渾身のソバットキックでぶっ放した。
竜太:「[絶・デスファイア]!! 食らいやがれぇっ!!」
ドガアァァアアアアッ!!!
赤黒い死の炎を纏ったシュートが、一直線に万能坂ゴールを襲う。
篠山:「その程度の技!!はぁあああっ!!」
篠山の背後から黒いモヤが発生。篠山は自身の化身を召喚する。
篠山「【機械兵ガレウス】!!」
そして、化身技の態勢に入る。
ガレウスが両肩のシールドアームを前方で合わせ、1つの巨大な円形の鋼の盾を作り出しシュートを迎え撃つ。
篠山:「[― ガーディアンシールド ―]!!!」ドガアァァアアアアッ!!!
篠山(つ―――!?)
あまりの威力と重さに、篠山の身体はどんどん引き摺られていく。
自分は化身を使っているにも関わらず、ただの必殺技相手にこのままではゴールされる。
篠山:「そ、そんなっ!? ただの必殺技で、何なんだこのとてつもない威力は!!」
――そして、
ドガアァァァアアアアアン!!
篠山:「うわあぁぁあああああっ!!?」
ガレウスの鋼の盾は、デスファイアの死の炎をマトモに受けてドロドロに融解しぶち抜かれて、シュートはゴールに突き刺さった。
雷門 3 ー 2 万能坂
― 続く ―
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