謎の少年、フェイと共にアルファたちを
天馬:「フェイ、一体今何が起こってるの? アルファたちは一体何者なの?」
フェイ:「それを説明するためには、まずアルファたちが何者なのかを話さないといけない。彼らは、天馬たちの時代から200年後の、世界意思決定機関"エルドラド"のエージェントさ」
天馬:「200年後の·····未来!?」
フェイ:「そう。彼らは、今自分たちの時代で起きている問題を解決する為に、その問題の発生源となったサッカーという概念を、歴史から消そうとしてるんだ」
!? サッカーを消さなきゃならない問題って····一体何?
ワンダバ:「実は、未来では戦争が起こってるんだ。サッカーが産み出した恐るべき力を持った子供たちと世界の間でな」
―― 200年後・エルドラド ――
議員:「アルファよ、分かっているのだろうな? サッカーを消さねば、世界が滅ぶかも知れぬのだぞ!!」
トウドウ:「サッカーが産み出した恐るべき力を持った子供たち、"セカンドステージチルドレン"。彼らの身体は生身で銃弾を弾き、超能力と呼ばれる力を一通り持っている。彼らは自分たちの存在を認めず、化け物呼ばわりした世界と大人へ戦争を起こしてきた。そして、その力の発生源となったのはサッカーに置ける"化身"の力。サッカーが彼らを産んだのだ」
アルファ:「全て、理解しています」
トウドウ:「ならば必ずやサッカーを消去しろ。世界の未来の為に」
アルファ:「イエス。マスター」
―― 13年前の沖縄 ――
天馬:「未来でそんなことが·····でも1つ気になったんだけど、その"セカンドステージチルドレン"だっけ? その子達の両親は····「親も一緒だよ。実の子供を化け物呼ばわりさ」····それってさ、自業自得じゃない? 何で俺たちの歴史にしわ寄せが来るわけ?」
フェイ:「天馬はそう言う考えなんだ。でも未来の人間はそう思ってない」
天馬:「フェイは未来の人なのに何で味方してくれるの?」
フェイ:「未来にだって、サッカーを好きな人はいるんだよ」
そっか。それを聞いて少し安心·····でも、これからどうしようか·····
天馬:「フェイ、これからどうすれば良いの?」
フェイ:「まずは天馬たちの時代に戻って、23年前の、円堂守の高校入学の日に飛ぼう。エルドラドはその時代で円堂守にサッカー部を作られない様に歴史を変えた。その結果·····」
天馬:「そうか!! 雷門サッカー部は円堂監督が始まり!! その円堂監督がサッカー部を作れなければ、今の雷門にもサッカー部は存在しない!!!」
ワンダバ:「それだけではない。円堂守がサッカーをやらなければ、世界制覇したイナズマジャパンの戦力もガタ落ちだ。とてもではないが世界大会優勝などできないだろう」
そう言われて、俺はあることに気づく。
天馬:「そういえばサッカー部の皆は世界大会決勝の試合が切っ掛けでサッカーを始めたって言ってた!!! その試合が無くなれば、皆がサッカーを始める未来も無くなるってこと!?」
フェイ:「その通り。でもそれだけじゃない。大海龍也さんと松浦果南さんは、世界大会で
天馬:「龍也さんと果南さんが結ばれない!!! つまり、竜太と果北ちゃんが産まれることがない!!!」
そうか!! だからおかしくなってから、竜太と一度も会わなかったんだ!!!
フェイ:「そう。でも、それは円堂守がサッカー部を作る本来のルートを守れば解決する」
天馬:「どうすれば23年前に行けるの?」
フェイ:「まずはこの、"イナズマ
アーティファクト? 俺が首を傾げると、
フェイ:「アーティファクトって言うのは、その時代の人の強い思いが宿った物のことさ。それがあれば、アーティファクトに宿った残留思念をたどってその時代にタイムジャンプできる」
うーんよくわからない。
フェイ:「様は円堂守に深く関わってる物の事だよ。とりあえず現代に戻ろう」
俺とフェイはTMキャラバンに乗り込み、ワンダバが運転席に座る。
ワンダバ:「よし!! では出発だ!!」
するとTMキャラバンは垂直に離陸し、タイヤ部分が変形する。
ワンダバ:「いざ現代へ!! タイムジャ~ンプ!!!」
そして空に開いた穴に飛び込み、俺は元の時代へ帰ってきた。
― 続く ―
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