虹ヶ咲×イナズマイレブンGO~虹の彼方に~   作:松兄

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第11話:戻ってきた仲間と戻らない剣城

円堂さんたちの時代で戦っていた俺たちの所に、未来から優一さんが援軍に駆け付けてくれてプロトコル・オメガを退ける事が出来た俺たち。しかし、何故優一さんがこの時代に来る事が出来たのかを聞かないといけない。

 

天馬:「それで、どうやって優一さんはこの時代に?」

 

優一:「それを説明する前に····天馬くんの知る俺は、俺が9才、京介が5才の時に、俺が事故で足が動かなくなって二度とサッカーが出来なくなったということだったよね?」

 

そう。それが俺の知る優一さんの歴史。俺が頷き肯定の意を示すと······

 

優一:「あの事故は······()()()かっ()()

 

天馬:「えっ!?」

 

俺は驚いたが、優一さんは話を続ける。

 

優一:「その結果、俺も京介も、サッカーを続ける事が出来た。そして、二人共にかなりの実力になったんだ」

 

う~ん······それなら寧ろなにも問題無い様な·····理想的な結果だと思うけど·····。

 

優一:「そして俺たち二人に、海外へのサッカー留学の話が来たんだ。「留学!? 凄い!!」···だが····」

 

― 2年前・剣城家 ―

 

剣城母(以下:母):「留学なんてありがたい話よね。何とか二人を行かせてあげたいわ」

 

剣城父(以下:父):「でも、ウチのお金では二人は無理だ。·····行けて一人だ」

 

母:「そんな······二人は無理なの?」

 

父:「私だって出来ることなら二人共行かせてやりたい。才能があると認められたんだ···「京介を行かせてやってよ」···っ!? 二人共聞いてたのか?」

 

剣城:「俺は良いから兄さんが行けよ「京介!?」···俺もう、サッカー飽きたからさ·····」

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

優一:「それから京介は、自身のサッカーに関わる物を全て処分して、二度とボールを蹴る事は無かった·····」

 

そんな······そんなのって······

 

天馬:「嘘ですよ····そんなの·····。剣城は、サッカーに飽きたりしない!!」

 

優一:「その通りだ。····俺は、それがアイツなりの優しさだと分かっていた。だから俺は留学に行くことにした。しかし俺の前にも、奴等が現れた」

 

ワンダバ:「そうか!! 新たな歴史の中で、君は多くの人間に影響を与えてしまった。だから狙われた」

 

優一:「なんとか退けたが、これからどうするかと考えていた俺のところに、"支援者X"と名乗る男が現れたんだ」

 

フェイ:「支援者X····?」

 

優一:「ああ。その人は、サッカーにおける次世代の才能を持った子供たちを発掘していると言い、俺にこの"タイムブレスレット"をくれた」

 

ワンダバ:「タイムブレスレットだと!?」

 

優一:「これがあれば、時間を越える事が出来る上に、歴史改編の影響も受けずに済む」

 

フェイ:「そうか。それを使って優一さんはこの時代に·····」

 

優一:「天馬くんも知っている通り、京介は本当にサッカーが好きなんだ。·····俺以上に。だからこそ俺は、京介にサッカーを返したいんだ。例え今の俺の存在が·····消える事になっても·····」

 

天馬:「優一さん·····」

 

優一さんの····剣城()への深い愛情に、俺は何も言えずに黙る事しか出来なかった。すると、

 

円堂:「難しい事は良く分からないけど、天馬たちはサッカーを守る為に戦ってるのか?」

 

天馬:「はい。そうです!!」

 

円堂:「その戦い、俺も手伝いたいぞ!!」

 

秋:「円堂くんの役目は、サッカー部を作る事じゃないかしら? それが結果的に、サッカーを守る事に繋がるんじゃない?」

 

天馬:「そうです。円堂さんたちが雷門サッカー部を作ってくれたら、サッカーも喜びます!!」

 

俺がそう言うと円堂さんはクスッと笑い、

 

円堂:「お前面白い奴だな·····分かった。雷門サッカー部の事は俺に任せろ!! 何としても作ってやる!!」

 

フェイ:「よし!! じゃあ現代に戻ろうか」

 

そして俺、フェイ、優一さんはTMキャラバンに乗り込み、ワンダバは運転席に座る。

 

ワンダバ:「では行くぞ!! いざ現代へ!! タイムジャ~ンプ!!!!!」

 

 

 

― 現代・雷門高校 ―

 

現代へと戻って来た俺たちは、サッカー棟の前で立ち止まっていた。

 

フェイ:「入らないの?」

 

天馬:「いや····もし皆が戻っていなかったらと想像したら怖くて····」

 

フェイ:「もし戻って無かったらもう一度タイムジャンプして歴史を正さないとね」

 

天馬:「うん·····。よし···行こう!!」

 

そして、俺がサッカー棟に入ると、

 

信介:「あっ!! 天馬やっと来た!!」

 

果林:「キャプテンなのに遅いわよ?」

 

歩夢:「確かに天馬くんなら一番最初に来そうですもんね?」

 

!!! 歩夢先輩たちが戻ってる!!!

 

天馬:「あの~? つかぬことをお聞きしますがしずくたち女性陣は学校は虹学じゃ無いよね?」

 

しずく:「はぁ? 寝ぼけてるんですか? ()()に決まってるじゃないですか。仲間の顔を忘れたとか言いませんよね?」

 

ってことは····!!!

 

天馬:「やったーーーーーーー!!!! 皆が元に戻ったぁああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

皆がポカンとする中、男子更衣室の扉が開き、

 

竜太:「やっと来たのか天馬。遅ぇよ」

 

天馬:「っ!!! 竜太ぁああああああああああああああっ!!!!」

 

竜太:「うわ何だ!? 離れろ鬱陶しい!!!」

 

彼方:「え~っと·····天馬くん一体どうしたのかな~······?」

 

フェイ:「天馬ってば·····」フフッ

 

ワンダバ:「まぁ今はそっとしておこう」

 

葵:「あの~? 貴方たちは?」

 

フェイ:「あっ、ボクはフェイ・ルーンって言います」

 

ワンダバ:「私はテンマーズの大監督、クラーク・ワンダバットだ!! ワンダバと呼んでくれ!!」

 

璃奈:「クマのぬいぐるみがしゃべった·····ロボット?」

 

かすみ:「天馬くんどういうことですかぁ!?」

 

天馬:「今から話すよ」

 

········説明めんどくさそう

 

 

 

― 次回に続く ―




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