1-1の同点で迎えたハーフタイム。ゴールを決めてから俺は徹底マークに遭い、とてもボールには触れそうにない。一方で、優一さんもあと一歩の所で決めきれない。だが、
ワンダバ:「優一くん、こんなこともあろうかと、私は昨日あの後で京介くんのオーラを取ってきた。兄弟だから相性はバッチリの筈だ!!」
天馬:「優一さんと剣城のミキシマックスってこと?」
ミキシマックス·····聞いたことがない言葉に俺と彼方が二人して首を捻ると、フェイが説明してくれた。選手と選手のオーラを掛け合わせてパワーアップさせる·····そんなことが出来るのか·····
フェイ:「でも京介くんはずっとサッカーやってなかったんでしょ? 本来のパワーが出るのかな······「やる!! 俺は···アイツのサッカーへの想いを信じる」優一さん····」
ワンダバ:「よし!! では行くぞ!!」
するとワンダバは「-」のマークが入った銃と「+」のマークが入った銃を構える。
ワンダバ:「行くぞ!! ミキシマ~~ックス!!!!」
ワンダバが「-」の銃のトリガーを引くと、先端からレーザーが射出され、中に剣城京介が現れる。
剣城(オーラ):「はぁああああああっ!!!」
するとワンダバは優一さん目掛けて「+」の銃のトリガーを引く。射出されたレーザーは優一さんに当たり、優一さんのオーラが一気に膨れ上がる。
優一:「うぅぉおおおおおぁあああああっ!!!!!」
レーザーが消えると、髪が逆立ち、目元が鋭く変化した優一さんが姿を現した。
ワンダバ:「ミキシマックス!! コンプリーーート!!!!」
彼方:「す、スゴい。さっきとは雰囲気が全然違う!!!」
優一(剣城Mix):「よし! 後半行くぞ!!!」
そして選手がフィールドに戻り位置につく。そして後半開始のホイッスルが鳴り、プロトコル・オメガのキックオフから後半開始。
アルファ:「たとえパワーアップしようと同じことだ。「それはどうかな!!!」」
ボールを持っているネタンに、上昇した瞬発力を使い一気に距離を詰める優一さん。ネタンは咄嗟に反応出来ずにボールを奪われる。
おいおい、滅茶苦茶パワーアップしてるぞ·····
アルファ:「っ!! クオル、メダム!! ファールで良い。止めろ!!!」
クオル・メダム:「「了解!!!」」
相手二人が優一さんの行く手に待ち構える。しかし、
優一(剣城Mix):「その程度!! [疾風ダッシュ・改]!!!」
疾風のごとき素早さで、二人の合間を縫い一気に突破する優一さん。あっさりとディフェンスラインを突破しシュート体勢に入る。
優一(剣城Mix):「京介····行くぞ!!」
優一さんがしゃがんで両手を大きく広げると、背中に漆黒の翼が出現。ボールと共に跳び上がる。すると翼のオーラがボールに纏わりつき、それを優一さんは右足で思い切り振り抜いた。
優一(剣城Mix):「[デビル・バァアアアアストッ・G3]!!!!!」
剣城兄弟の必殺シュートがプロトコル・オメガゴールに襲い掛かる。キーパーザノウも迎撃体勢に入る。
ザノウ:「これ以上は入れさせん!! 【重機兵バロン】!!! アァアアムドッ!!!!」
ザノウは化身を発動しアームド。金属質の金色の鎧を身に纏う。
ザノウ:「"キーパーコマンド03"!!!! [ドーンシャウト]」
ザノウの技で発生した音の壁····衝撃波がシュートを迎え撃つ。しかし優一さんの、兄弟二人の想いが込められた強烈なシュートを止めることは出来ず、シュートばゴールネットに突き刺さった。
矢島:「ゴォオオオオオオルッ!!! 雷門勝ち越しだぁああああああっ!!!!」
プロトコル・オメガ:『っ!!?』
優一(剣城Mix):「よし!!!!」
プロトコル・オメガのキックオフから試合再開。プロトコル・オメガは此方の合間を縫いパスを回してボールを前線に運び、ボールはアルファに渡る。
アルファ:「我々は敗ける訳にはいかないんだ!!! 来いっ!! 【天空の支配者鳳凰】!!! アァアアアアムドッ!!!!」
アルファは化身を発動しアームド。シュート体勢に入る。
アルファがボールと共に回転しながら跳びあがる。そして渦巻く風を纏ったボールに、強烈なインパクトを叩き込む。
アルファ:「"シュートコマンド01"!!!! [スピニングトランザム]」
アルファの旋風を纏った渾身のシュートが上空から落とされる。しかし彼方がシュートブロックに入る。
彼方:「止めるよ~~っ!!!! [絶・ダーク・トルネェエエエエドッ]!!!!」
ドガァアアアアアアアンッ!!!!! ビリビリ
彼方渾身のシュートブロックが、アルファのアームド必殺シュートに激突する。僅かにアルファのシュートの威力を削ぐ事は出来たが、彼方は吹っ飛ばされてしまい、シュートは雷門ゴール目掛けて突き進む。
信介:「止める!!! 【護星神タイタニアス・参式】!!!!」
信介は化身を発動。化身技の体勢に入る。
信介の化身オーラが余すことなく【タイタニアス】に集約される。溢れるエネルギーの影響で、【タイタニアス】が金色に輝きだす。そして信介と【タイタニアス】は、両腕をシュートに突き出す。
信介:「うぉおおおおおっ!!! [― ゴッドキャッチ ―]!!!!」
信介の化身技とアルファのアームド必殺シュートが激突する。そして信介はアルファのシュートを完全に抑え込み、止めて見せた。
雷門 2 - 1 プロトコル・オメガ
― 続く ―
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