虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

197 / 471
第20話:力と豹変

前半戦は到着時に既に終了しており、俺達のキックオフから10点のビハインドの中後半戦開始。ボールは先ず愛さんに渡る。

 

愛:「行くよ!! 「ふんっ!!」ドガァッ ぐっ!!」

 

愛さんがドリブルを仕掛けようとした所で、MFドリムが仕掛けた反則スレスレのラフプレーが愛さんを吹き飛ばす。ボールを奪われた。

 

ドリム:「リーダー!!」

 

ベータ:「ナイスですわドリム」

 

しかし、そこにすかさず栞子が止めに入る。

 

栞子:「通しません!!! [グラビティバインド・G3]!!!!」

 

高重力の力場がベータを圧さえつけてその隙に栞子はボールを奪った。

 

ベータ:「あら? 少しはできる子も居るんですね」

 

栞子:「剣城くん!!!」

 

そして栞子からのロングパスが剣城に繋がる。が、相手のDFは全く動かず、「撃ってみろ」と云わんばかりだった。

 

剣城:「ナメるな!!! [デビルバァアアアアストッ・G3]!!!!!」

 

剣城の漆黒のシュートがプロトコル・オメガのゴールに襲い掛かる。

 

ザノウ:「【重機兵バロン】!!! アームド!!!!!」

 

雷門:『『『!?』』』

 

ザノウが化身アームドを使う。初めて化身アームドを見た皆は驚いている。

 

ザノウ:「"キーパーコマンド03!!!!"  [ドーンシャウト]」

 

そして、ザノウのアームド必殺技により、剣城のシュートは止められた。

 

 

― 雷門ベンチ ―

 

歩夢:「嘘でしょ····? あんなのどうやったら····」

 

ワンダバ:「一応、天馬も化身アームドを身に付けている」

 

せつ菜:「本当ですか!? なら!! 「身に付けてはいるんだが·····」?」

 

円堂:「何かあるのか?」

 

ワンダバ:「うむ。 果たして、「本当の意味で身に付けた」のか·····」

 

かすみ:「え?」

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

そしてザノウのゴールキックからボールはボランチのオルカに。しかし直ぐに天馬がディフェンスに入る。

 

天馬:「[ワンダートラップ]!!!」

 

天馬がボールを奪い返す。天馬の新技を始めて見た人たちは驚いていた。

 

天馬:「化身アームドには化身アームドで対抗だ!!!」

 

ベータ:「ふふっ、出来るのかしら」

 

天馬:「【魔神ペガサスアーク・零式】!!! アームド!!!」

 

【ペガサスアーク】がオーラに戻り天馬の身体を包み込む。しかし化身は霧散し消滅してしまう。

 

天馬:「ええっ!? アームドできない!?」

 

フェイ:「くっ、やっぱりか·····」

 

竜太:「天馬ボールよこせ!! 俺が決める!!」

 

天馬:「そうだ!! 竜太ならきっと!! 竜太!!」

 

俺はボールを受け取り、化身を発動する。

 

竜太:「【海皇龍ブルーヒドラ・零式】!!!! アァアアアムドッ!!!」

 

【ブルーヒドラ】がオーラに戻り俺の身体に纏わりつく。しかし【ブルーヒドラ】は霧散し消滅した。

 

竜太:「くそっ!! 失敗か!!」

 

剣城:「【剣聖ランスロット・零式】!!!」

 

神童:「【奏者マエストロ・零式】!!!」

 

愛:「【楽しいの天才サイコウ・参式】!!!」

 

剣城・神童・愛:「「「アームドッ!!!!」」」

 

三者三様に化身アームドを試みるが、全員が失敗した。

 

ベータ:「あらあら、化身アームドすらできないなんて······ハッ、ザコが!! 手本を見せてやるよ!!!」

 

するとベータはいきなり豹変し、力づくで俺からボールを奪うと、ドリブルで攻め上がる。

 

神童:「っ!! 止めろ!!」

 

ベータ:「無理に決まってんだろぉ? 来い!! 【虚空の女神アテナ】!!! アームド!!!」

 

そしてベータは化身アームドを易々と成功させ、白いドレスを纏った様な姿になり、シュート体勢に入る。

 

ボールを思い切り踏みつけて2つに分裂させ、上に昇った2つのボールに両足で同時にオーバーヘッドキックを叩き込む。

 

ベータ:「"シュートコマンド07"!!!!  [ダブルショット]」

 

そして放たれたボールは途中で1つに戻り、単純計算で二倍の威力になる。

 

エマ:「絶対に通さない!! [絶・守護騎士の盾]!!!」

 

エマの鋼の盾がシュートをブロック。しかしアッサリと盾は砕かれシュートは進む。

 

エマ:「きゃぁあああああっ!!? ぐっ、うぅ····」

 

栞子:「エマさん!!! この!! [グラビティバインドッ・G3ィイイイッ]!!!!」

 

栞子の最大パワーから放たれる重力波がシュートを圧し潰す。威力を削ぐことはできたが、あまりのパワーに栞子も吹き飛ばされる。

 

栞子:「うぅ····霧野先輩!! 彼方先輩!!! 三国先輩!!! 止めてください!!!!!!!!」

 

霧野:「絶対に点はやらない!!!! [ディープミスト・V3]!!!!!」

 

霧野先輩の発生させた深い霧との空気摩擦で威力は減衰。しかし霧野先輩も吹き飛ばされる。

 

霧野:「ぐぁあああっ!!! っ!! 彼方先輩!!!」

 

彼方:「彼方ちゃんの全力見せるよ~っ!!! [絶・ダークトルネェエエエエエドッ]!!!!!!」

 

彼方がシュート技によるシュートブロックで真正面から蹴り返しを試みる。が、

 

彼方:「(っ!? あれだけ皆がブロックしたのに!!) 負けるかぁ~っ!!!!」

 

彼方のシュートが少しベータのシュートを押し返した。が、力尽きた彼方は吹き飛ばされ、シュートは進む。

 

彼方:「もう····無理」

 

シュートは三国さんに襲い掛かる。三国さんも必殺技を放つ。

 

三国:「皆の想い無駄にはしない!!! [極・無頼ハンド]!!!!!」

 

最後に三国先輩のキャッチが入る。あれだけブロックしたにも関わらず凄まじいパワーが残るベータのシュート。しかし三国さんはギリギリ止めて見せた。しかし、その代償は大きかった。

 

円堂:「近江!! 霧野!! 三船!! エマ!! くそっ、交代だ!! 天城、天王寺、西園、DFに入れ!! 高咲はMFに入れ」

 

天城・璃奈・信介・侑:「「「「はい!!!」」」」

 

ベータ:「ちっ、くそ生意気にも止めやがったか·····だがあの程度なら二度目でおしまいだ」

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

天馬:「何で化身アームド出来なかったんだ······」

 

フェイ:「多分、前の様な"時空の共鳴現象"が起きてないんだと思う。今までは、複数のパラレルワールドの天馬が共鳴してお互いに力を高めあってたんだけど、時間の経過でその世界線の振幅が治まって、世界線が統合されてしまったんだよ。ほら、弾いた弦見たいな物って言ってたでしょ?」

 

天馬:「そんな·····このタイミングで?」

 

そして三国先輩からゴールキックでボールは侑に飛ぶ。そして侑は化身を発動する。

 

侑:「【戦場の女神ジャンヌ・零式】!!!! アームドッ!!!!」

 

【ジャンヌ】が侑の身体を包み込むが、やはり霧散し失敗してしまう。

 

侑:「っ!!!」

 

そこにドリムがタックルを仕掛けるが、間一髪《天帝の眼》を使い躱す。そしてボールは俺に繋がる。

 

ベータ:「ハッ、何をしようと無駄だ!! 化身アームドは破れない!!!」

 

竜太:「だったら根こそぎ凪ぎ払う!!!」

 

俺はシュート体勢に入り、ボールに巨大なオーラを纏わせる。それをオーバーヘッドで下に落とし、左の足払いでボールに空気の膜をコーティング。渾身の左足ボレーをぶっ放つ。

 

竜太:「[真・ラストリゾート]!!!!」

 

岩石の龍がフィールドを破壊しながら突き進む。プロトコル・オメガのディフェンスは、次々に吹き飛ばされていく。

 

ベータ:「なっ!? 何だこのシュートは!!」

 

ザノウ:「っ!! 【重機兵バロン】!!! アームド!!!!」

 

ザノウは化身アームドを発動。必殺技の構えに入る。

 

ザノウ:「"キーパーコマンド03"!!!  [ドーンシャウト]」

 

音の壁がシュートを阻む。しかし、[ラストリゾート]の空気の膜がバリアとなり、シュートはゴールに突き刺さった。

 

ベータ:「ば、バカな!!」

 

竜太:「よしっ!!!」

 

     日本   10 ― 1 アメリカ  

(プロトコル・オメガ2.0)     (雷門)

 

 

― 続く ―




感想・評価宜しくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。