シュウとミキシマックスした天馬。直ぐ様ボールを奪い返し、ドリブルで攻め上がる。
クオース:「させるか!!」
クオースがディフェンスに入る。が、天馬から化身のエネルギーが溢れる。天馬は、化身を発動していないにも関わらず、遥かにパワーを増した力で、クオースをあっさりと突破した。
天馬(シュウMix):「凄い····!! 化身の力が溢れてくる。さっきよりも更に近くに感じられる!! ······今なら!!」
シュウ:「天馬!! 君自身の力を発揮するんだ!! 「わかった!!」」
そして天馬はミキシマックスを解除。化身を発動する。
天馬:「はぁあああああっ!!! 【魔神ペガサスアーク・零式】!!! アァアアムドッ!!!」
そしてついに、天馬の化身アームドは成功した。
天馬:「で、出来た!! よし、行くぞ!!!」
そして、天馬はシュート体勢に入る。
天馬:「うおぉおおおおおっ!!!! [超・マッハウィンド]!!!!」
天馬の風を纏った弾丸アームドシュートがゴールを強襲。ザノウも必殺技を出そうとするが、そんな間もなくシュートはゴールに叩き込まれた。
天馬:「やった!! 勝ったぞ!!!」
フェイ:「うん!!!」
竜太:「·······自力でのアームド第一号は、取られちまったな」
エイナム:「くっ、仕方ない。撤退する」
A5:「了解····」
そしてA5は撤退していった。そして、俺たちも帰る為にTMキャラバンに戻って来た。
天馬:「シュウ、ありがとう!!!」
シュウ:「こっちこそ。力になれて良かったよ」
竜太:「なぁシュウ、一緒に戦ってくれないか? チームに入って欲しい!!!」
愛:「確かに!! シュウの実力はよく知ってるし、仲間になってくれたら100人力だよ!!」
すると、シュウは少し暗い顔をして、
シュウ:「ゴメン。僕は行けない······。僕は、この島を守らないといけないんだ。僕にとっては、本当に大事なことなんだ」
侑:「そうなんだ。まぁ無理は言えないね」
シュウ:「その代わりと言っては何だけど、特訓したくなったら何時でもおいでよ。君たちなら歓迎するから」
天馬:「うん!!」
すると、スマホにラインが入った。
from:園田海未
〔サッカー棟の取り壊しが決まってしまいました。急いで戻って来てください!!〕
愛:「サッカー棟の取り壊し!?」
神童:「皆、急いで戻ろう」
そして俺たちは、TMキャラバンで稲妻町にワープした。
― 雷門高校・サッカー棟 ―
俺たちが中に入ると、私物を持って帰る時間を与えてくれているのか、一応中には入れる様になっていた。
海未:「一応、豪炎寺さんたちが何とか引き延ばしてくれてるんですけど······」
フェイ:「? 豪炎寺さん
?:『『俺(私)たちだよ!!!』』
すると、サッカー棟の奥から出てきたのは、
神童:「穂乃果さん、ことりさん、凜さん、真姫さん、花陽さん、希さん、にこさん、絵里さん!?」
愛:「綺羅ツバサさん、統堂英玲奈さん、優木あんじゅさん!!」
侑:「鹿角聖良さん、鹿角理亞さんも!!」
剣城:「風丸さん、鬼道さん、吹雪さん、綱海さん、不動さん、立向居さんまで!!」
天馬:「千歌さん、曜さん、梨子さん、ルビィさん、善子さん、花丸さん、ダイヤさん、鞠莉さん!?」
竜太:「っ!! 母さん······」
果南:「竜太····本当に···あなただけでも無事でいてくれて良かった·····」
竜太:「っ!! 何が·····何が良かったんだよ!! 海未さんたちも、何で言ったんですか!? 今、世間のサッカーに対する見方がどうなってるか知ってるでしょ!? それなのにこんな表立って動いたら皆さんの家族、桐穂や美歌たちにまで被害がでるかもしれないんですよ!? だから"危険を犯すのは俺たちだけで良い"と黙ってたのに!!!! そもそもあの親善試合の時に俺が勝ててれば、上手くやれてたら親父は···」
竜太······やっぱり責任感じてたんだ······
竜太:「いっそのこと、親父じゃなくて俺がやられてたほうが「パァンッ!!!」っ!!」
殴られた····母さんに、見ると母さんは目に涙を浮かべ、他の皆さんも呆れた様な目で見てくる
果南:「バカな事言わないでよ!!!! 確かに龍也が居なくなって悲しいよ。けど、例え本当に死んでなくても、自分の子供が自分たちよりも先に死んだなんてことにされて平気な親がいる訳ないでしょ!?」
竜太:「··········」
穂乃果:「別に竜太君たちに任せて守って貰おうなんて思わないよ」
ダイヤ:「ええ。立場を履き違えないで欲しいですわね。子供を守るのが大人の役目です」
鬼道:「大海と円堂のことは、お前たちのせいじゃない。むしろ悪かった!! 何も知らず、子供のお前たちにばかりこんな危険な戦いを強いてしまって」
天馬:「·········」
ルビィ:「力になれるか分からないけど、これからはルビィたちもサポートするよ!!」
果南:「辛い時は、たまにはお母さんを·····私を···頼ってよ·····」
母さんが優しくハグしてくる。俺はずっと胸の内に押し殺していた恐怖・責任・悲しみ・怒り、それらを堪えきれず、母さんの腕なかで俺は、人目も憚らず泣いた。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
竜太:「はぁ、泣いた·······」
豪炎寺:「よし、じゃあ落ち着いた所で、これからの話をしよう」
フェイ:「1つ案があります。化身アームド出来るのが天馬1人の今の状況では、プロトコル・オメガ2.0には勝てません。なので、僕たちの時代にある、"覇者の聖典"を狙おうと思います」
ことり:「やっぱり未来から来たって言うのは本当なんだね」
真姫:「で? その覇者の聖典ってどんなものなの?」
フェイ:「覇者の聖典は僕たちの時代から200年前、つまりおおよそこの時代に書かれた、"最強の12人"について記されていると言われる本です。おそらく余りの1は控えではないかと」
ワンダバ:「ああ。マスターDと呼ばれる伝説のサッカープレイヤーが残したということは分かってるんだが、詳細は今も解っていないんだ。内容が暗号化されてて誰も読めなくてな」
あんじゅ:「じゃあ、エルドラドですら内容を知らないってこと?」
フェイ:「はい。もし分かってたら、とっくにそれを使ってチームを作っている筈ですから。今、覇者の聖典はサッカー記念博物館に展示されてるんです」
絵里:「展示品なの?」
フェイ:「はい!! だから未来にタイムジャンプして、"覇者の聖典"を
・・・・・・は?
全員:『『『ぬ、盗むーーーーーーっ!!?』』』
― 続く ―
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