虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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せつ菜ちゃん誕生日回です。

始まります!!


<優木せつ菜>誕生日特別編:~ ifルート ~現在(いま)から未来へ、紡ぐ物語

俺が高校を卒業して4年が過ぎた。俺は現在、東京のプロチームに所属し、同じチームで高校の先輩のせつ菜と付き合っている。

しかし皆さん恐らくご存知の通り高校生までのせつ菜は料理が壊滅的に下手。なので手料理をご馳走になる際は顔に出さぬように必死に食べて夜自宅で死んでいた。

しかしある日デートの約束をして待っていたらいつまで経ってもせつ菜が来ない。心配になって家に行ったら、お弁当を作る際に自分で味見をしてしまい、自分の料理のあまりの不味さにショックを受けてしまい愕然としたまま時間が過ぎていたらしい。

 

いやぁ····あれは悲惨な事件だったぜ。

 

それから先輩は料理を必死に学び今ではすっかり料理上手になり、その腕は彼方先輩から太鼓判を押された位だ。

 

そして今日は8月8日。せつ菜の23才の誕生日。今日のデートの最後に俺は男を見せる。因みに現在、近くの映画館で昔のアニメ映画のリバイバル上映キャンペーンをやっており、せつ菜が見たい映画があると言うので、大型ショッピングモールに併設された映画館に居る。

 

せつ菜:「うぅ·····●シャス許せません····!! セ●ビィ可哀想です·····」

 

隣で号泣するせつ菜。今ので大半の人が分かっただろう。俺たちが観ていたのは

「ポ●ット●ンスター・セ●ビィ時を越●た出会い」。若い頃のオ●キド博士が時空を越えて主人公と出会い共に悪者と戦う物語だ。

 

竜太:「まさかせつ菜がポ●モン好きだったとは······まぁアニメもゲームも色々見てるし不思議では無いな。でもせつ菜、他のポ●モンだって可哀想だよ。ほら、バン●ラスとか」

 

そう。此方も恐らくご存知。ゲームに同じ名前のボールはあるが、全くの別物。性能も見た目も、そしてポ●モンへ影響を与えるあの邪悪なボールだ。

 

せつ菜:「でも最後に皆に成敗されてスカッとしました!! やはり悪は滅びるんです!!」

 

竜太:「せつ菜、話は代わるけどそろそろ昼だぞ?」

 

せつ菜:「ああ、ならお弁当食べましょう。ここではなんですからフードコートへ行きましょう」

 

高校の時は自分の彼女の手料理とはいえ地獄だったお弁当も今ではすっかり楽しみの1つになった。せつ菜の努力が一目で分かる位に。

 

そしてお弁当を食べていたら高校生位の男子が俺たちに話し掛けて来た。

 

男子:「あの!! 元雷門高校サッカー部出身の大海竜太さんと優木せつ菜さんですか?」

 

せつ菜:「? はい。そうですよ?」

 

せつ菜が答えるとその子は顔を輝かせて、

 

男子:「実は自分今の雷門サッカー部の一年生なんです。お二人の学年の先輩たちと当時の最上級生の先輩方は今の自由なサッカー界を取り戻した伝説の世代として今でも有名なんです」

 

どうやら俺たちの後輩らしい。俺たちの残した実績を知っており、その一翼を担った二人が居たのでいてもたってもいられず声を掛けたらしい。

 

竜太:「それにしてもよく顔が分かったな。」

 

男子:「あっ、すみません。自己紹介してませんでしたね。自分「霧野良太」と言います。兄から聞いてました」

 

せつ菜:「霧野!? まさか、霧野蘭丸くんの!?」

 

良太:「はい!! 兄から聞かされてました」

 

竜太:「そっか!! 先輩元気でやってる?」

 

それから3人で暫く話していると、映画の午後の部が始まる時間が近づいて来た為、良太君と別れて映画館に戻った。

 

・・・・・・・・・・・・

 

そして映画が終わり二人で帰路につく前に、お台場海浜公園に寄る事にした。

 

せつ菜:「綺麗な夕陽ですね·····!!!」

 

竜太:「うん·····」

 

せつ菜:「竜太さん?」

 

そして俺はズボンの右ポケットに手を突っ込む。

 

竜太:「せつ·····菜々!!!」

 

菜々:「!? そ、そんな行きなり本名で呼ばれたらドキドキするじゃないですか·····」

 

竜太:「······ゴメン。俺、ムードとか考えるの苦手だから····もう直球で行く。」

 

俺はポケットから小さい箱を取り出して菜々に差し出して箱を開ける。

 

竜太:「菜々、俺と結婚してください!!!」

 

箱の中には、ルビーのエンゲージリングが煌めいていた。

 

 

   ~ 3年後 ~

 

竜太:「ん~·····「もう!! 起きてください!! ご飯も冷めますし練習も遅刻しますよ!?」」

 

菜々:「こうなったら強行手段です!!!」

 

布団を剥ぎ取る菜々

 

竜太:「うぅ、嫁がいじめる····」

 

菜々:「なっ!? いじめてなんか···「ゴメン。冗談だよ。からかっただけ」っ!! もう····いっつもそうですね!! 昨日の夜もあんなに激し····っ//////」

 

竜太:「激し····?」ニヤニヤ

 

菜々:「何でも無いです!! 早く起きてください!!!」

 

竜太:「着替えたら行くよ」

 

そして素早く着替えてリビングに向かう俺。そして寝室に掛かった写真に目をやる。

 

写真には純白のウエディングドレスを来た菜々と俺、そして天馬や神童先輩、歩夢先輩たちに果北に桐穂、かつての仲間や幼なじみ達が写っていた。

 

 

― せつ菜ちゃん Happy Birthday ―




せつ菜ちゃん誕生日おめでとう!!

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