俺達が地蔵堂で作戦会議をしていると、昨日の豆腐屋の女の子が血相を変えて飛び込んできた。
勝:「拓斗様!!」
神童:「お勝さん? そんなに慌ててどうしたんですか?」
勝:「太助が・・・・弟が変な男たちに連れて行かれるのを見たって町の人が!!」
それを聞いて俺達は昨日の五郎太を連れ去ろうとした男たちを思い出した。
天馬:「まさか昨日の!? 逆恨みに遭ったんじゃ・・・・!! と言うか姉弟だったんだ」
竜太:「すいません、そいつらがどっちの方に向かったとか情報あります?」
勝:「西の方の森に入って行ったと・・・・・」
天馬:「急いで助けに行こう!!」
神童:「そうだな。俺達に任せて下さい」
そして俺達は森に向かい、奥へと進んで行った。
信介:「暗い森だね・・・・・なんか出そう」
愛・侑:「「ちょっと!! 信介くん怖いこと言わないで!!」」
愛さんが少し涙目になっていると、近くの茂みが揺れた。
侑・愛:「「ヒィッ!?」」
すると、
藤吉郎:「ん!? お前達こんな所で何してるんじゃ?」
天馬:「藤吉郎さん!? はぁぁああよかったああああ・・・・・・」
俺達は藤吉郎さんにこの森に来た理由を説明する。
藤吉郎:「何!? 太助くん達が!? それで助けに来たと・・・・」
竜太:「はい・・・・」
愛:「ぷッ、
竜太:「愛さん? ダジャレっぽくはなってますけど不謹慎ですよ?」
愛:「ゴ、ゴメン・・・・・・」
軽く愛さんに注意する。藤吉郎さんは話を続け、
藤吉郎:「あいつらはな、「
愛:「何それ!? そんなの許されるわけない!!!」
剣城:「何故子供を?」
藤吉郎:「戦い方を教えて兵隊として使うためじゃ。今はどこの国も戦で人手不足じゃからな・・・・・」
ことり:「子供は親にとっての宝物だよ!? それを攫っただけでなく・・・・・金儲けの為なんかに・・・・」
あっ、ことりさんキレた。ことりさんは音ノ木坂の理事長であり一人の子を持つ母親。教育者としても母親としてもそんな事は絶対に許容出来ない。勿論曜さんも梨子さんも子供を持つ母親としてご立腹だ。
竜太:「絶対に助け出さないと・・・・・・」
すると事情を汲んでくれた藤吉郎さんは一緒に行こうと申し出てくれたので一緒に白鹿組のアジトに向かった。
ー 白鹿組アジト ー
?:「今日も大量だったな俄然」
俄然:「ああ、大安。さっさと売り飛ばしちまおう・・・・・ってん!? 何だお前ら!!」
竜太:「太助達を返せ!!」
太助:「あっ!! 天馬、竜太!!助けに来てくれたのか!?」
獅子丸:「悪い、俺達・・・・攫われた他の皆を助けようとしたんだけどしくじっちまった」
?:「あら? 何事ですか?」
大安:「紅菊の姐御!!」
竜太:「テメエ!! ベータ!!!」
ベータ。その言葉を聞いた瞬間ことりさん達の怒りは沸騰した。
ことり:「貴女が円堂くんと龍也くんを!!」
曜:「許せない!! 子供達と二人を返せ!!!」
ベータ:「あらら、残念ですけどそれは無理ですね。どうしてもというならサッカーで決めません? あなたたちと、私の僕白鹿組で。」
吹雪:「なっ!!・・・・・「良いぜやってやるよ!!」竜太くん!?」
竜太:「そんな奴らひねりつぶしてお前らを引きずり出してやる!!!」
ベータ:「ハッ、威勢だけは良いなぁ? その余裕がいつまで持つかな? ・・・・・では私達は畦道広場で待ってますので。逃げないで下さいね?」
竜太:「太助、お前達もやってくれるか?」
太助:「当たり前だ!! 俺達も戦う!!」
そして太助、獅子丸、市正、仁悟、五郎太の五人を仲間に加えて畦道広場に向かった。
ー 畦道広場 ー
ベータ:「じゃあ始めますね?」
《フィールドメイクモード》
すると畦道広場に一瞬でサッカーフィールドが形成される。始めてみたことりさん達は驚いている。そして選手がフィールドに出る。
白鹿組
Fーシカノツノ
3-3-2-2
GK 俄然
DF 矢部 足黒 北上
ボランチ 浅間 落村 加納
MF 工党 山鉄
FW 前林 大安
雷門
Fーライモン
4-3-3
FW 剣城 神童 フェイ
MF 獅子丸 天馬 侑
DF 太助 五郎太 仁悟 市正
GK 信介
そして試合開始のホイッスルが鳴った。
ー 続く ー