虹ヶ咲×イナズマイレブンGO~虹の彼方に~   作:松兄

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第44話:誤解からの裁判

・・・・・・・大変マズイ事になった。完全に誤解ではあるものの状況は完全に俺達が暗殺者だと言っているためどうすれば良いか分からない。このままじゃここで死ぬ事になる。

 

家来:「それではこれより詮議を始める」

 

信長:「うむ。貴様ら、面を上げよ」

 

信長に言われて俺達全員頭を上げる。信長はゆっくりと口を開き、

 

信長:「貴様らはワシを暗殺に来たのか? やはり今川の手の者だったのか? 「ち、違います!! 暗殺だなんてそんな!!」 では、一度目は花火職人として近付き、二度目はこうして宴に忍び込んだ。それはどう説明する?」

 

天馬:「そ、それは・・・・・・」

 

素直に「あなたの力を借りる為です」って言えれば1番楽かもしれないんだが、信じては貰えないだろうしな・・・・・・

 

信長:「言い訳も出来ぬか・・・・・・」

 

すると神童先輩が立ち上がり口を開く。

 

神童:「俺達は、今川義元とは関係ありません。なぜなら俺達はこの時代よりももっと先の世から来たからです」

 

愛:「神童くん!?」

 

信長:「何?」

 

信長の興味が剃れたのを感じた。しかし、

 

家来:「ふん、もっとマシな嘘をつくんだな!! お館様、この様な者共判決を下すまでもありません!! 即刻死罪と致しましょう!!」

 

吹雪:「ちょっ、つまり死刑ってこと!?」

 

信長の家来達が手を刀に掛ける。

 

信長:「待て!!」

 

すると信長が止め、神童先輩に話しかける。

 

信長:「神童と言ったな。先の世とはどういうことだ? 分かりやすく話せ」

 

信長:「分かる様にですか? それは、この時代からおよそ458年の時が流れた、この時代よりももっと発展した日本の事でございます。 「何!?」 俺達は、船で川を渡る様に、時の流れを渡ってこの時代にやってきたのです」

 

 

 

 

勝:「拓斗様、では・・・・・遠い所というのは・・・・・・!!」

 

 

 

家来:「馬鹿な、そんな事ができるわけ、「待て、それでどうなっておる? 未来の日本は?」」

 

神童:「まだ住民の小さな犯罪などはありますが、地域同士の戦や、海の向こうの国々との戦は完全に無くなり、誰もが住みやすい平和な世になっています。得に未来の日本はこの星の中にある国々の中で1番治安が良いとまで言われています」

 

信長:「ほう? 日本は良くなっているのだな? それは良いことだ」

 

すると信長の顔に一瞬だけ笑顔が見えた。やはり天下を狙うものとして、日本が良くなるというのは嬉しいのかもしれない。もしくは日本を良くしたくて天下を狙っていたのか・・・・・。

 

そしてここで信長は自分にとって1番気になることを聞いてくる。

 

信長:「神童、そなたらは自分たちが未来から来たと言ったな? では、これから起こることも分かるのか?」

 

神童:「この時代の、後世にまで伝わる様な大きな出来事ならば言い当てる事ができます」

 

信長:「そうか。では聞く・・・・・ワシは、「織田信長」は、天下を取れるのか?」

 

天馬:「そ、それは・・・・・・」

 

1番答えにくい質問じゃねぇか!! だって歴史では・・・・・・

 

神童:「・・・・残念ながら、信長様が・・・・天下を取られる事はありません!!」

 

しかし神童先輩は信長の目をしっかりと見据えて真実を話す。

 

侑:「ちょっ、そんな事言ったら!?」

 

信長は顔が一気に険しくなる。家来が今の言葉にキレて神童先輩につかみ掛かろうとするが、それを止めたのはなんと信長だったんだ。

 

信長:「そうか・・・・それは残念だ。お前達、手を掛けている刀を離せ『『!? 宜しいのですか?』』構わん」

 

ことり:「あ、あれ?」

 

竜太:「俺達助かったのか?」

 

ベータ:「スミマセン良いですか? 「な、何者だ貴様ら!!」」

 

天馬:「プロトコル・オメガ!!」

 

ベータ:「私たちは今川義元の家臣。信長殿に書状を持って参りましたので読み上げます。エイナム?」

 

エイナム:「はっ!!

 

『信長殿、マロは今「蹴毬戦」という遊戯に嵌まっているでおじゃる。この競技の持つ戦略性や互いの身体能力の勝負等正に人間の力を計るに相応しい。してここで提案なのじゃが、戦をづるづる続けても無駄に兵を労するばかり。ここは一つこの競技でマロの軍と勝負してみないでおじゃるか?それとも戦しか脳の無い信長殿には難しい話だったかのう?』

 

以上です」

 

 

家来:「い、今川め、無礼な!! 構わぬ!! そこの使者共を斬って捨てよ!! 「お待ち下さい!!」」

 

 

ここで神童先輩が声を上げる。

 

神童:「信長様!! その勝負、俺達にやらせて下さい!! その「蹴毬戦」いう競技は、俺達が最も得意とする物なのです。信長様の為に戦います!!」

 

すると話を聞いていた藤吉郎さんが走って来て、

 

藤吉郎:「指揮官は私がやります!! 必ずや織田を勝利に導いて見せます!!」

 

家来:「ふざけるな!! 誰が貴様ら等に「待て!!」っ、親方様?」

 

信長:「お前達は我が織田の名を背負って戦うのだ。無様な勝負は許さんぞ」

 

神童:「はい!! 必ず勝ちます!!」

 

ベータ:「では勝負は一週間後の「うつけ祭り」の日に行います」

 

天馬:「よし、皆!! 勝負の日まで特訓だ!!」

 

雷門:「おおーーーっ!!」

 

そして俺達は練習に向かった。

 

 

ー 信長 Side ー

 

利家:「お館様は、あの者達の話を信じるのですか?「だったら?」」

 

信長:「天下は取れぬか・・・・・・面白い」

 

 

ー 続く ー




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