神童先輩の機転により無事解放された俺達は、"うつけ祭り"を戦うメンバーとして、既に面識のあった太助達五人に声を掛けた。
市正:「お、俺達が信長様の軍として戦う・・・・?」
仁悟:「むちゃだよ・・・・・・・・」
さすがに自分の国の殿様のメンツが掛かってるからな・・・・・怖じけづくのも無理は無い。
太助:「・・・・・その前にさ天馬達が先の世から来たってどういうことなのか教えてくれる?」
竜太:「そうだな。一緒に戦ってもらう以上隠し事は無しにしよう。良いよなフェイ?」
フェイ:「この状況じゃダメなんて言えないよ。でも、これから見ることは秘密にしてくれる?」
太助達は「わかった」と了承し、俺達は太助達にTMキャラバンを見せ、そしてこの時代にやって来た目的を告げた。
自分達の時代で起こった問題を解決する為に信長の力が必要で、信長に力の一部を分けて貰いに来たこと。
ミキシマックスガンは戦で使う武器の鉄砲では無く、力の一部を吸い取り、他の者にそれを分け与える為のものである事。
全部話した。
太助:「・・・・・・す、」
侑・愛:「「す?」」
太助:「スゲーーーーー!!! 俺そんな人に初めて会ったよ!!」
うん。まあ普通はそうだよ・・・・・・・
神童:「それで協力してくれるか?」
太助:「俺は協力するよ!!」
獅子丸:「俺もだ。天馬達には「白鹿組」の時に世話になったからな」
市正:「俺もやるよ」
五朗太:「こ、怖いけどボクも!!」
仁悟:「オ、オイラもやる!!」
竜太:「皆ありがとう!!」
すると話が纏まった所で、吹雪さん達と話していた藤吉郎さんが纏める。
藤吉郎:「よし、ではこれより"うつけ祭り"の日まで練習じゃ。今この人達に聞いたんじゃが、この大人達は女性も含めて日本はおろか、世界を制覇した日本の代表だったらしい。ワシも男を差し置いて代表に選ばれる実力のある女性が他にも何人もいると聞いて正直驚いたわ。そして天馬達は未来で日本一の座を掴んだ実力のあるチームらしい。女性が二人いるが、その二人はチーム内でも上位の実力を持つ主力メンバーだったらしい」
太助:「確かに。宮下さんは「白鹿組」との試合に出て無かったけど、侑さんははっきり言って俺達じゃあ足元にも及ばない位に上手かった・・・・・」
藤吉郎:「よって当日の試合メンバーは総合的にバランスを判断して決める。女子に負けたく無かったら死ぬ気で練習せい!!」
太助達五人:「「「「「はい!!!!」」」」」
藤吉郎:「それとお前達に言っておくが、信長様が天下を取れん等ワシは信じぬからな!! 信長様で無いのなら誰が取るんじゃ? 今川か? 武田か? まさか上杉か? ほら、答えられんじゃろ」
いや、あなたです・・・・・・・・
皆に顔をやると全員者のみごとに苦笑いしていた。
そして、その日から"うつけ祭り"の日まで練習が始まった。練習は厳しかったけど、太助達も必死に食らい付いてきてメキメキと実力を上げて行ったんだ。そして"うつけ祭り"の二日前、
天馬・竜太:「「太助達に連携ディフェンス技!?」」
ワンダバ:「かぁーーーーーっ!! これだから素人は!! たった二日で出来る訳無いだろう!!」
藤吉郎:「何故じゃ? 必要とあらば、一晩で城も建てる。名付けて[一夜城]じゃ!!」
竜太:「それって"墨俣の一夜城"の事?」
茜:「こっちが先」
藤吉郎:「太助達の粘り強い足腰があれば出来る。やれるな?」
太助達:「「「「「はい!!」」」」」
そして、太助達はディフェンス技の練習に入り、
神童:「【奏者マエストロ・零式】!!アーーームドッ!!」
神童先輩は化身アームドを練習するがうまくいかない。
神童:「く、何が足りないんだ!!」
勝:「拓斗様にとってサッカーがいかに大事な物なのか良く分かりました。なら、この時代にいる間だけでも、力にならせて頂きます」
そして次の日、驚くことにたったの一日で[一夜城]はだいぶ形になり、
フェイ:「行くよ!!」
フェイが太助達にシュートを放つ。
太助・仁悟・五朗太:「「「[一夜城]!!」」」
しかし技で作り出された城は呆気なく崩れ去り、[一夜城]は失敗した。
太助:「くそ!!」
天馬:「太助、大丈夫だよ。ここ一週間あんなに必死に頑張って来たじゃないか。自分を信じて全てをぶつければ、きっとサッカーは応えてくれるよ!!」
太助:「・・・・・・うん。分かったもう一度お願い!!」
そして今度は剣城がノーマルシュートを放つ。
太助:「負けるもんか!! 必死にやれば、きっと何とかなる!!」
太助・仁悟・五朗太:「「「[一夜城]!!!!」」」
すると今度はしっかりと技が発動され、剣城のシュートをブロック。[一夜城]は成功した。
太助:「やった・・・ヤッターーーー!!!」
仁悟:「オイラ達出来たんだ!!」
五朗太:「頑張って良かった・・・・・・グスツ」
続いて太助・市正・獅子丸の三人で試したが、此方も成功した。
葵:「凄い皆!!」
水鳥:「やるじゃねぇか!!」
ワンダバ:「はへーーーー、で、出来ちゃった・・・・」
そして、"うつけ祭り"当日。会場には大勢の観客が詰めかけていた。
そしてフィールドを見渡せる高台にある二つの東屋には
剣城:「あれが「今川義元」・・・・・」
信介:「武士ってよりも貴族だね」
義元:「楽しみにしているでおじゃるぞ? 我が今川軍が勝ちどきを上げ、信長殿が麿に平伏す姿を」
ーーーー信長様だ!!ーーーーー
藤吉郎:「信長様!! 必ずや織田軍を勝利に導いて見せます!!」
信長:「うむ」
フォーメーション
今川軍
Fーベータ
GK ザノウ
DF ウォード メダム ガウラ
ボランチ オルカ
MF クオース ネイラ
MF ドリム
FW エイナム ベータ レイザ
織田軍
FW 剣城 竜太
MF 天馬 神童 愛
ボランチ 仁悟 市正
DF 獅子丸 太助 五朗太
GK 信介
ベータ:「では始めますか」
《タイムワープモード》
ー 現代 沖縄 ー
女将さん:「あんたーー、お好み焼き大至急!!」
矢島:「はいよ」バシュウン!!
女将さん:「あん・・・・もう!! どこ行ったの!?」
ー 戦国時代 花吹雪広場スタジアム ー
バシュウン!!
矢島:「ん!? ピピツ さあ、今日はここ戦国時代から、今川軍vs織田軍の蹴毬戦をお届けするぞーーーっ!!」
トウドウ:『分かっているなベータ。雷門を潰せ!!』
ベータ:「イエス。マスター」
天馬:「皆、絶対に勝つぞ!!」
雷門:『『『オオーーーーーッ!!』』』
そして、試合開始のホイッスルが鳴った。
ー 続く ー
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