虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第49話:さらば戦国時代!!

神童先輩と信長のミキシマックスがついに成功。予想外の状況に焦り始めるプロトコル・オメガ。

そしてプロトコル・オメガボールのキックオフから試合再開。プロトコル・オメガは、的確にパスを繋いでボールはFWのレイザに渡る。しかしパスコースから誰へのパスルートかを逆算した愛さんがレイザにすぐさまプレッシングを掛けてドカドカと身体をぶつける。

 

レイザ:「くっ、(この女、身体が強い!!)」

 

愛:「貰ったーーーーーっ!!」

 

そして愛さんはボールを奪い取り、ミキシマックス状態の神童先輩にボールを託す。すると、プロトコル・オメガのディフェンス四人が一斉に神童先輩に襲い掛かる。しかし、

 

神童(信長Mix):「・・・・・・・・・・・」ユラァッ

 

ギュンッ!! ギュンッ! ギュンッ!! ギュンッ!

 

選手同士の合間を、変幻自在にドリブルリズムを変化させて相手の予想を狂わせる動きで一気に相手ディフェンス四人を突破。ゴールキーパーと1vs1でシュート体勢に入る。

 

神童(信長Mix):「信長様、貴方の力・・・・・使わせて頂きます!!!」

 

すると神童先輩は急停止し、ボールを前方に蹴り、先回りし逆方向へ蹴り、また先回りし逆方向へ蹴りを四回繰り返しボールにエネルギーをチャージする。

 

神童(信長Mix):「[刹那ブースト]!!!」

 

そしてエネルギーが溜まったボールをソバットキックで思い切り撃ち放った。神童先輩のシュートは、これまでの神童先輩のシュートからは到底考えられない威力が出ている。ザノウは化身で対抗しようとした、が、

 

ベータ:「まだだ!!」

 

マズイと思ったのか、前線からベータがディフェンスラインへと戻って来ており、急いで化身を発動する。

 

ベータ:「【虚空の女神アテナ】!! アームドッ!!」

 

そして化身アームドを発動したベータは、[刹那ブースト]を蹴り返そうと試みる。

 

ベータ:「ぐぅうううううううっ・・・・・!! この・・・くらい・・・・!!」

 

しかしベータは勢いに負けてシュートに巻き込まれて、キーパーごと二人も纏めてボールはゴールの中に突き刺さった。

 

矢島:『ゴール!! 織田軍4点目!! 今川軍を突き放した!! 「ピッ、ピッ、ピーーー!!!」 ここで試合終了のホイッスル!! 4-2で、勝ったのは織田軍だーーーーっ!!』

 

すると試合の観覧をしていた観客から盛大な歓声が上がる。自国の軍の勝利を喜んでいた。一方の今川義元にとってはこれ程屈辱的な物は無い。ただの遊戯とは言え、領土も軍の量も圧倒的に織田よりも勝っている今川にとって、格下と思っていた織田に負けたのは屈辱以外の何物でもない。

 

ベータ:「信じられない・・・・私たちが負けちゃうなんて・・・・」

 

フェイ:「雷門の皆を元に戻してもらうよ!!」

 

ベータ:「くっ」

 

《マインドコントロールモード解除》

 

するとスフィアデバイスに黄色い光が収まっていく。これで彼方たちは戻ったのか?

 

天馬:「円堂監督と大海コーチを返せ!!」

 

剣城:「その中に閉じ込められた筈だ!!」

 

ベータ:「もうここにはいないわ」

 

愛:「え!?」

 

ベータ:「怪しければ調べたら?」

 

そしてベータが大人しくデバイスを渡して来たのでフェイに調べて貰う。

 

フェイ:「本当だ!! この中にはいない!!」

 

侑:「そんな!?」

 

ベータ:「っ・・・・・・・・「情けないな。ベータ? それでもエルドラドに選ばれた管理者かい?」っ、ガンマ!?」

 

見ると、白髪を逆立てた以下にもナルシストっぽい男が現れた。

 

ベータ:「な、何しに来ちゃったの!?」

 

トウドウ:『手筈通りベータを回収しろ』

 

ガンマ:「スマート!!」

 

あーーーー、っぽいじゃなくてマジモンのナルシだったわ。しかもかなりの。

 

ガンマ:「プロトコル・オメガ2.0もこれまでだね 「くっ」行こうか? マスターがお待ちだよ?」

 

そして新たな敵、ガンマとともにプロトコル・オメガ2.0は撤退していった。

 

 

 

 

そしてその日の夜、俺達は信長様に城に招かれて食事を頂いていた。

 

信長:「あっぱれな戦であった!!」

 

長秀:「それにしても、今川義元のあの悔しそうな顔と言ったら・・・」

 

利家:「胸がスゥーっとし申した」

 

竜太:「『ムッキーー!! 覚えているでおじゃる!!』どうでした? 似てました?」

 

すると織田家の家臣の皆さんと侑が大爆笑。この時代はモノマネと言う文化がまだ無いから家臣の方々は分かるけど侑まで?

 

神童:「ああ、前に上原から聞いたんだが高咲は笑いのツボが赤ちゃんらしい」

 

信長:「フフッ、・・・・神童拓斗、貴様には我が力を分け与えたのだ。蹴毬戦・・・貴様らの時代ではサッカーだったな。心して精進せよ」

 

神童:「はっ。信長様より受けた御恩、しかとこの身に刻み精進を重ねて参ります」

 

信長:「うむ。・・・・・・・時に神童、ワシには天下は取れぬと申したな?」

 

長秀:「お館様はこの者の言うことを信じるのですか!?」

 

信長:「恐らく、この者の言った事は全て事実であろう。もしあの時言い逃れをするつもりならば、ワシが天下を取ると迷わず言っていた筈だ。しかしこの者は、畏れを抱きながらも真実を伝えようとしていた。・・・・・それにしても、この織田信長に天下は取れぬと言い切るとは、大胆不敵な男よ」

 

神童:「申し訳ありません・・・・・・」

 

信長:「一つだけ聞かせてくれ。・・・・歴史は変えられるのか?」

 

神童:「俺には・・・・・分かりません「分からぬか・・・・・・。天下はワシの夢なのだ。ワシは、その夢を失う事になるのか・・・・・・・」ですが信長様は、日本の歴史を大きく動かした!! いえ、動かすお方です!! 信長様になら歴史さえも、人の運命すらも、変えてしまう力があるのかもしれません!!」

 

信長:「ワシにはあるか? 運命を変える力が・・・・・・」

 

神童:「私どもの様な未熟者にすら、運命に抗おうと、立ち向かう力があるのです。信長様にも、きっと出来ます!!」

 

信長:「・・・・・・フッ、天下の夢、しばし見るとしよう」

 

 

 

 

大介:("人を見抜き大局を見抜く。静と動を併せ持つ真実のゲームメイカー"まさしく、ワシが求めた1の力だ)

 

ー その日の夜 ー

 

信長:「不思議な少年たちであった・・・・・・」

 

利家:「未だに信じられませぬ・・・・・・」

 

信長:「ふ、藤吉郎!! こ度の戦、あっぱれであった。」

 

藤吉郎:「ははーーーーっ!!」

 

信長:「貴様を試したくなった。今後は、ワシに仕えるがよい「!? 信長様!! ありがたき幸せにございまする!!」」

 

 

 

 

ー 次の日・地蔵堂 ー

 

天馬:「じゃあね太助。元気で」

 

太助:「俺、天馬たちに会えて良かった。・・・・・俺、旅に出ようと思うんだ。「えっ!?」俺、尾張の国しか知らないから、いろんな所を見て回りたい。それで本気で豆腐屋になりたいって思えたら、俺、天下一の豆腐屋になれると思うんだ!!」

 

竜太:「応援してるぞ、太助!!」

 

 

 

 

勝:「行ってしまわれるんですね・・・・・「俺は、この時代の人間じゃないから・・・・」分かっていました。想いが届かないことは・・・・・せめてこれを」

 

中を見ると、真っ白な綺麗な豆腐が入っていた。

 

神童:「ありがとうございます。それでは・・・・「私もっ!!・・・・・何でもありません」お勝さん、俺、必ず取り返して見せるよ。失ってはならない、大事な物を」

 

ワンダバ:「それではそろそろ帰るぞ」

 

そして全員TMキャラバンに乗り込みTMキャラバンは離陸する。

 

ワンダバ:「いざ現代へ!! タイムジャ~ンプ!!」

 

 

ー その頃、名古屋城 ー

 

信長:「時に藤吉郎、貴様は彼らに聞かなかったのか?」

 

藤吉郎:「? 何をでございます?」

 

信長:「決まっておろう貴様の行く末じゃ」

 

藤吉郎:「私の・・・・でございますか?」

 

信長:「フッ、まあいい。出かけるぞ。藤吉郎草履を持てい!!」

 

藤吉郎:「ははーーーーーっ!!」

 

 

 

 

そして俺達を乗せたTMキャラバンは現代へと帰って来た。皆元に戻ってるかな・・・・?

 

 

ー 続く ー




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