虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第53話:眠る力

俺達はたった今目の前で盛大にすっ転んだ眼鏡っ娘を呆然と見ていた。この人が・・・ジャンヌ・ダルク?

 

黄名子:「チィーッス!! こんにちはーー!!」

 

菜花がジャンヌにたった一歩近付いたら、

 

兵士:「ジャンヌ危ない!!」

 

兵士が剣を抜いて威嚇してきた。

 

竜太:「何だ? 挨拶しただけで大袈裟すぎんだろ。あんたらひょっとして馬鹿なの?」

 

天馬:「ちょっ!? 竜太そんなハッキリ言ったら!!」

 

俺の物言いに兵士は額に青筋を浮かべる。

 

兵士:「俺達が馬鹿だと・・・・・?」

 

竜太:「馬鹿じゃん。普通に考えて「こんにちは」って挨拶しただけで剣をむけるか? 非常識も良いところだろ」

 

兵士:「キサっ・・・・!「待って下さい!! 彼の言う通りです。貴方がただ早とちりしただけです」ぐっ・・・」

 

ジャンヌ:「すみません。皆さんちょっと気が立ってて。それで貴方達は・・・・・」

 

天馬:「ああ、俺達は未ら・・・・「待って!!」モガッ!?」

 

フェイ:「正直に言うのはこの時代はまずい!!」

 

ワンダバ:「不思議な出来事は悪魔の仕業だと信じられていた時代だぞ。まずいことになりかねん」

 

ジャンヌ:「んん?」

 

霧野:「な、何?」

 

黄名子:「あの眼鏡ひょっとして度が合ってないんじゃあ・・・・」

 

ジャンヌ:「あっ、そうだ! これどうぞ」

 

霧野:「キャンディー? え? 今食べろってこと?」

 

ジャンヌ:「はい!!」

 

黄名子:「あっ、ズルイウチも欲しいやんね!!」

 

ジャンヌ:「はい。皆さんどうぞ」

 

そして全員キャンディーを口の中に放り込む。すると、

 

雷門:『『『美味しい!!』』』

 

果林:「凄い優しい味ね」

 

その様子を見ていた兵士が声を上げる。

 

兵士:「ジャンヌ!! 早くコイツらをどうするか決めてくれ!!」

 

ジャンヌ:「えっと、取り合えずここにずっと居ても仕方ないのでヴォークルールに行きましょうか」

 

そして俺達は兵士に囲まれながらヴォークルールのジャンヌ達の拠点がある建物内の一室に入れられた。

 

ジャンヌ:「これから皆さんの処遇を決めるのでここで待っててもらえますか?」

 

竜太:「すみません。あそこの扉って何ですか?」

 

俺が部屋の奥にある別の扉を指差して聞く。

 

ジャンヌ:「あの先は私たちの訓練場です。興味があれば見てても構いませんよ?」

 

竜太:「分かりました。ありがとうございます」

 

歩夢:「で、どうする?」

 

天馬:「訓練場でちょっとボール蹴って練習しませんか? 間違いなく今度の相手はベータよりも強い筈ですから」

 

せつ菜:「そうですね。練習しましょう!!」

 

そして訓練場に出てボールを蹴る俺達。皆それぞれで練習する。

 

 

 

剣城:「菜花、お前の力見せて貰う」

 

黄名子:「ふっふーー!! 負けないやんね!!」

 

 

 

彼方:「よし、来~いっ!!」

 

竜太:「行くぞ!!」

 

 

 

神童:「行くぞ霧野!!」

 

霧野:「止める!!」

 

しかし神童先輩に霧野先輩はあっさりと抜かれてしまう。

 

霧野:「っ!!」

 

すると音を聞き付けてきたのか、ジャンヌが訓練場に入って来た。

 

ジャンヌ:「皆さん、それは何ですか?」

 

天馬:「サッカーです」

 

ジャンヌ:「サッカー?」

 

竜太:「初めて見ますもんね。今ご覧に入れます」

 

俺達は攻撃組と防御組に分かれる。

 

天馬から歩夢先輩にパスが通りそこにエマが止めに入る。

 

エマ:「通さないよ~?」

 

歩夢:「せつ菜ちゃん!!」

 

歩夢・せつ菜:「「[キラーフィールズ・S]!!」」

 

歩夢先輩がエマ先輩を突破して俺にパスを出す。そこに霧野先輩と彼方がディフェンスに来る。

 

竜太:「[ライトニングワープ]!!」

 

俺の超超高速移動で一瞬で二人を抜いて果林先輩にパスを出す。

 

果林:「ナイス!! 喰らいなさい!! [Fire Bird・V3]!!」

 

果林先輩の青い炎の必殺シュートが信介を襲う。

 

信介:「止める!! [真・バーニングハンド]!!」

 

信介の炎を纏った右手がシュートを抑え込み完璧に止めた。

 

竜太:「とまあこんな感じです」

 

ジャンヌ:「ふわぁあああっ!!」キラキラ

 

ジャンヌさんは興奮の入り混じった目でサッカーを見ていた。

 

ワンダバ:「むっ!! もしやチャンス?」

 

ワンダバはミキシマックスガンを構えてジャンヌ目掛けてマイナスのトリガーを引く。

 

するとジャンヌさんにレーザーが当たる。しかし、ミキシマックスガンに何も変化が起こらずに終了した。

 

ワンダバ:「へ?」

 

水鳥:「馬鹿!! 見られたらどうすんだ!!」

 

ジャンヌ:「?」

 

大介:「やはり・・・・・」

 

ジャンヌ:「皆さんをどうするかが決まりましたので取り合えず出てきてもらえますか?」

 

ジャンヌさんが出て行き、俺達はワンダバに詰め寄る。

 

竜太:「何やってんだワンダバ!!」

 

ワンダバ:「・・・・・・オーラが取れなかった『は?』」

 

大介:「やはりな。彼女はワシらの知っているジャンヌでは無い。まだ力が目覚めておらんのだ」

 

神童:「信長様の時と逆ってことか」

 

竜太:「取り合えず出ません?」

 

そして部屋を出てジャンヌさんの元へ向かう。

 

兵士:「ジャンヌ、決まったか?」

 

ジャンヌ:「はい。この人達を自由にしてください『「ええっ!?」』この人達は敵では無いと思います」

 

兵士:「何故そう言いきれる!!」

 

ジャンヌ:「そうですね。話してても嫌な感じが全くしませんでしたし。それにこの人達が現れるほんの数分前に、空の一点が光るのを見たんです。もしかしたら、この人達は神が遣わせたのかも」

 

兵士・雷門:「『ええっ!?!?』」

 

そして兵士とジャンヌは部屋に入ってしまった。

 

竜太:「なぁ? ジャンヌさんにだけでも、本当のこと言った方が良くないか?」

 

剣城:「ああ。このままだともっとややこしい事になるぞ」

 

神童:「そうだな」

 

そしてしばらくしてジャンヌさんが一人になったのを見計らって声をかけた。

 

 

 

神童:「ジャンヌさん、君が見た光は、確かに俺達だ。でも、君の言う神の意思とは関係ないんだ」

 

ジャンヌ:「っ、ではあなたたちは一体、」

 

神童:「俺達は、この時代からおよそ600年後の未来からきたんだ」

 

ジャンヌ:「未来!?」

 

竜太:「うん。俺達の時代に問題が起こっててそれを解決するために君の力が必要何だ。だから君の持つ力の一部を分けてもらいに来たんだ」

 

ジャンヌ:「私の力がそんなに大きいの? オルレアンの街を守れるかも分からないのに・・・・・」

 

天馬:「オルレアン?」

 

ジャンヌ:「はい。ここから北に250km程の所にある大きな街で現在イングランド軍に占領されているんです。私は明日、シノン城に居る"シャルル王太子"に援軍を頼みに行かねばなりません」

 

霧野:「そうか・・・・」

 

ジャンヌ:「では、もしも私が援軍を連れてオルレアンを解放出来たら、あなた方に力を貸しましょう」

 

竜太:「シノン城までの護衛としてついて来いってこと?」

 

ジャンヌ:「・・・・・はい」

 

霧野:「わかったやるよ。でも、さすがに馬車か何かでしょ?そうすると定員があると思うんだけど」

 

ジャンヌ:「はい。定員は5名です」

 

神童:「わかった。至急メンバーを決めるよ」

 

そして俺達は大部屋に集まってメンバー決めをする。その結果メンバーは

 

俺、天馬、霧野先輩、信介、黄名子の5人になった。

 

そして不安と緊張に包まれ、その日は就寝した。




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