まさかの一緒にサッカーをした召使いさんがシャルル王子だったという事実。俺達は今度はシャルル王子に正式に認められ謁見の間でシャルル王子に合い対していた。
シャルル:「余を即位させる?」
ジャンヌ:「はい・・・・・・」
シャルル:「既に我がフランスはパリの都を初め多くの都市がイングランドに占領された・・・・・。その状況でどうやって余を即位させると言うのだ・・・・・?」
多くの都市が占領・・・・・そんな事になってるのか・・・・・・。
ジャンヌ:「はい、確かにその通りです。ですがイングランド軍はせっかく占領した都市が奪還されないように兵力の大部分をその街に残したままにしてるため、一箇所一箇所は兵力が分散しているんです。そして、他の街から離れている都市である"オルレアンの街"を解放すれば一気に形勢は傾きます!! 「神がそう言ったのか?」 はい!!」
シャルル:「ふむ・・・・・・ジル・ドレ!! ラ・イール!!」
ジル・ドレ/ラ・イール:「「ハッ!!!」」
シャルル:「今すぐに手勢を率いてオルレアンに向かえ!! 何としてもオルレアンを解放しろ!!」
ジル・ドレ/ラ・イール:「「ハッ!!」」
ジャンヌ:「シャルル様!!」
シャルル:「ジャンヌ、そなたのフランスへの思い・・・信じるぞ? 「っ! ゴシゴシ ハイッ!!」」
そして俺達は、今動かせる最大人数である7000人の軍と共に、6日掛けてオルレアンに向かった。
ーーーーー 道中割愛!! ーーーーー
ー オルレアン ー
俺達がオルレアンに到着すると、そこには無残に町並みが破壊され、火の手が上がる場所もある崩壊寸前の光景が広がっていた。
竜太:「なっ・・・・・・何だよコレ・・・・・・」
天馬:「幾ら何でもひど過ぎない?」
霧野:「街の人を見ろ・・・・凄く痩せ細ってる。きっともう何日も食べて無いんだ」
信介:「あんな小さな子供まで・・・・」
信介の目線の方を見ると、5歳位の女の子がグッタリしながらお母さんに抱かれていた。
ジャンヌ:「皆さん!! お待たせして申し訳ありません!! シャルル王子が援軍を出して下さいました。今日ここで、イングランドを追い出します!!」
ージャンヌ・ダルクだ・・・・・
ー凄い数の援軍・・・・・・
ー俺達助かったのか・・・・?
長老:「ジャンヌ様!! 良く・・・・良く援軍を連れて来て下さいました!!」
ジャンヌ:「辛かったでしょう・・・・・でもそれももう終わりです!!」
長老:「あ、ありがとうございます!!」
神童:「皆ーーーーーっ!!」
霧野:「神童!! 良かった。ちゃんと到着してたんだな」
竜太:「彼方!! ・・・・・・ただいま!!」
彼方:グスッ「良かった無事で・・・・・お帰りっ!!」
俺が両手を広げると、彼方は俺に飛びついて首に腕を回してハグで抱きしめてきた。そのままお互い見つめあい距離が・・・・・・
果林:「あーーー、何か無償にブラックコーヒーが飲みたくなってきたわ」
せつ菜:「奇遇ですね。私もです」
竜太・彼方:「「ッ!!」」
ハッと我に帰った。そうだ皆の目の前だった・・・・・・。
エマ:「見てると胸焼けしそうだから向こうでやってくれる?」
竜太・彼方:「「エマ(エマちゃん)!? そんな辛辣な事言う子だったっけ!?」」
ジャンヌ:「あの~? 夫婦漫才はもういいですか?」
竜太・彼方:「「まだ夫婦じゃ無い!! でも・・・・ゆくゆくは・・・・/////」」
剣城:「この二人は無視して言いです」
竜太:「おい・・・・「ではこれより砦に篭っているイングランド軍に総攻撃を掛けます!!」」
ジャンヌさん・・・・・アナタまで無視ですかさいですか・・・・・。
ジル・ドレ:「待て、シノン城から此処までどれだけ距離があると思っている? 先ずは旅の疲れを癒すのが先というもの」
ジャンヌ:「で、ですが!! 「それとも、それも神のお告げか?」っ・・・・・」
そしてジル・ドレとラ・イールは行ってしまった。
霧野:「悪い!! 俺ジャンヌを見てくる!!」
ジャンヌは、"ロワール川"という大きな川を橋で繋いで砦が見渡せる見張り塔の上にいた。
ー 霧野 Side ー
霧野:「ジャンヌ・・・・・・」
ジャンヌ:「今動かなければ、オルレアンを解放する時を失ってしまう。なのに・・・・私ではあの人達を動かせないの?」
霧野:「ジャンヌ・・・・君は怖いのか? 戦いが・・・「っ!!」 それなのに、どうして皆を導く?」
ジャンヌ:「神の声を聴いたから・・・・「本当に聴いたのか?」 嘘じゃありません!! 私は、神に導き手だと告げられたんです!!」
霧野:「それが、君の戦う理由?」
ジャンヌ:「しょうがないじゃないですか!!!」
ジャンヌは声を荒げて怒鳴った。
ジャンヌ:「そう言われた以上、私がやらなければ・・・・・フランスの人々の苦しみは終わらない・・・・だから、私がやるしか・・・・」
霧野:「ジャンヌは強いよ。「えっ・・・?」ジャンヌ、君はフランスの人々を救いたいという一心で、神の声を信じたんだろ? そんなにも他者を思いやれる優しさと、不思議な声を信じる純粋さ、だから神様は、君にしか出来ないと思ったんじゃないかな・・・・」
ジャンヌ:「私にしか・・・・・」
霧野:「俺も、俺にしか出来ないこと、あると良いんだけど・・・・・」
そして俺は塔を降りてジル・ドレさん達の所に向かった。
天馬:「お願いします!! 今すぐに戦って下さい!!」
ラ・イール:「くどいぞ!! 戦は騎士の仕事だ!! 下がれ!! 「騎士は誇り高いと聞いていましたが、どうやら違うみたいですね」何だと!?」
霧野:「敵が目の前に居るのに、あなたたちは戦おうとしない!!」
ラ・イール:「だから休んで万全の状態で・・・「じゃあ休んでいる間に向こうにも援軍が来たらどうするんですか!?」そ、それは・・・・・・」
二人共口をつぐむ。理由は単純・・・・・"答えられない"から。
兵士:「報告します!! 「何だ!?」 ジャンヌ様が、一部の味方を率いて砦に突撃しました!! 皆が後に続くのを待つと・・・・・」
ラ・イール:「!! あいつ勝手な!! 「何を言っておるか!!」 誰っ・・・・シャルル様!?」
嘘でしょ!? 何で居るの!?
シャルル:「ジャンヌに遅れを取るな!! 我らフランス騎士の底力を、イングランドの奴らに見せつけてやれ!!」
ジル・ドレ/ラ・イール:「「ハハッ!!」」
竜太:「俺達も行くぞ!!」
そして砦への門が開く。
ラ・イール:「全軍突撃ーーーー!!!」
兵士:『『『『『ウォオオオオオオオオオォォォォオオオオオオォォッ!!!!!!!!!』』』』』
?:「残念だがそうは行かねぇぜ?」
ジル・ドレ:「な、何者だ!!」
すると空からタイヤの無いバイクの様な乗り物に乗った男が颯爽と現れた。
竜太:「なっ、誰だお前?」
ザナーク:「誰だ? そう言うと思ったぜ。俺はザナーク・アバロニク。名も無き小市民だ。」
果林:「はぁ? 名前あるじゃない。」
ザナーク:「まあ良い。お前らは此処を通りたいんだよなぁ? だったらこいつらに勝って貰おうか」
シュンシュンッ!!
天馬:「プロトコル・オメガ!!」
竜太:「待て天馬!! 何か様子がおかしい・・・・・」
そう、以前戦国時代で邂逅した時と、"ガンマ"の姿が変わり果てていたのだ。
ー 続く ー
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