虹ヶ咲×イナズマイレブンGO ~虹の彼方に~   作:松兄

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栞子ちゃんの誕生日短編です。

説明としてこの話では彼方ちゃんとは付き合ってません。
そして時系列は高校2年の4月ですが、最後の方で時間が飛んで10月5日にあることが起きます。

因みに栞子ちゃん少しヤンデレ要素が入ってます。

初の試みなので生暖かい目で見守って下さい。

それでは始まります!!


<三船栞子> 誕生日特別編:ifルート 翡翠色の想い

俺達が2年生に進級した日の生徒総会。雷門ではこの日に新しい生徒会長が発表になり、新生徒会長が副会長を指名する制度らしい。因みに指名された人間には拒否権など無い。

 

どうなってんだ・・・理不尽過ぎんだろ・・・・・・・。補足だが新3年生は今年大学受験や就活生なので指名しないという暗黙のルールがある。

 

って言うか新1年生は入ったばっかだからその人の特徴や性格も把握出来ないし実質新2年生からだな。しかも1番の謎は書記と会計は3年生がやっても良い事だ。恐らく1番責任の少ない役職何だろう・・・・だってそうで無ければ・・・・ねぇ?

 

そして去年の秋に新しく就任した火来校長が新しい生徒会長を発表する。言っておくが俺じゃないぞ?

 

火来:「それでは、今年度生徒会長。"三船栞子"さん、お願いします。「はい!!!」

 

は?

 

サッカー部員:『『『え、ええぇぇええええええぇぇぇぇええええぇぇっっ!!?!??!!?』』』

 

先生:「サッカー部!! うるさいぞ!!」

 

教師達に睨まれ慌てて口を閉じる。いや、だって驚いたんだもん。全く聞いて無かったし・・・・・。

 

そんな中せつ菜先輩、もとい中川菜々元生徒会長はクスッと笑う。あっ、そういえば新生徒会長は現職の生徒会長が指名する決まりだった・・・・・って事は・・・せつ菜先輩お仕置きだな。

 

せつ菜:ゾクッ「ッツ!? 今寒気が・・・・・?」

 

そうこうと言ってる間に栞子の就任挨拶が終了。新副会長を指名する。誰だ?

 

栞子:「私は、"アスリート育成学科サッカー選考"2年、「大海竜太」君を指名します。」

 

その瞬間辺りが静寂に包まれる。

 

・・・・・・・・・・・・・・は?

 

2年生:『『『『『『やったーーーーー!!!』』』』』』

 

竜太:「ちょっと待っ!! 何で俺!?」

 

火来:「それでは今期の生徒会役員は

   生徒会長   三船栞子

   生徒会副会長 大海竜太

   生徒会書記  中原左月

   生徒会会計  中原右月

            さんの4人です。

 

   宜しくお願いします」

 

そしてその日の放課後、俺が部活に行こうとしていたら・・・・・、

 

栞子:「大海くんどこに行くんですか!?」

 

竜太:「え? 部活だけど・・・・・・・?」

 

栞子:「生徒会の仕事は今日からです!! ほら来る!!」

 

竜太:「嫌だーーーーーーっ!!」ズルズル

 

俺は栞子に首根っこを捕まれて生徒会室に連行された。

 

 

ー 生徒会室 ー

 

栞子:「それでは役員は自己紹介を。」

 

右月:「はい。生徒会会計を務めさせて頂きます。3年の中原右月です」

 

左月:「生徒会書記を務めさせて頂きます。同じく3年の中原左月です。」

 

この人達絶対双子だよね? 髪の色が同じダークグリーンで眼鏡かけてて、でも右月先輩は相手から見たときにサイドの三つ編みが右に。左月先輩は左に来ている。こうやって見分ければ良いのか。

 

栞子:「次は竜太さんですよ?」

 

竜太:「はぁ、面倒くさ・・・・「ギロッ」生徒会副会長をさせて頂きます。大海竜太です。会長のしりに敷かれそうですが宜しくお願いします」

 

栞子:「竜太さん。後でO☆HA☆NA☆SHIがあります。えー、生徒会長を務めさせて頂きます。三船栞子です。宜しくお願いします。早速ですが今日から仕事があります。でも今日は初日ですので軽めに、机の上にあるのを片付けた方から帰って言いです」

 

机の上を見ると・・・・・・!?

 

竜太:「何これ!? 三人の分を合わせても俺の3分の2も無いじゃん!!」

 

栞子:「文句言わずにやりなさい!!」

 

竜太:(俺・・・・サッカー出来なくなるかも・・・・・・・)

 

俺は絶望した顔になっていたため・・・・・・・、

 

栞子:(この時間だけは、この人を独り占めです//////)

 

栞子の顔が、ほんのり朱に染まっていることに気付かなかった。

 

右月・左月:((あれ? 会長ひょっとして・・・・・・?))

 

 

 

それから一週間が経ち、毎日毎日生徒会の激務に追い回され心身共に疲弊していた。

 

天馬:「竜太大丈夫・・・・・?」

 

竜太:「大丈夫・・・・・・に見えるか?」ゲッソリ

 

俺はもう目の下にくまが出来ていた。

 

かすみ:「一週間サッカーしてないだけでこうなっちゃうなんて・・・・・・・ああ、指名されなくて良かった」

 

璃奈:「大丈夫。そもそもかすみちゃんの頭じゃ無理」

 

かすみ:「りな子!? 「「同感」」しず子!? 大海くん!?」

 

 

そしてその日の放課後・・・・・・

 

竜太:「よっしゃ、今月締め切りの仕事はこの俺に対するイジメとも思える目茶苦茶なハイペースのおかげで昨日終わったし今日は心置きなく・・・・・・・・「竜太さん、生徒会室行きますよ?」っ!? ダッ!!!」

 

栞子:「あっ!! 逃げないで下さい!!」

 

はあ、はあ・・・・・何でだよ・・・・昨日終わっただろ・・・・・・!!

 

栞子:「見つけましたよ!!」

 

竜太:「何で!?」

 

栞子:「私はもう竜太さんの事なら何でも知ってるんですよ? さあ、生徒会室へ・・・・・」

 

竜太:「嫌だーーーーーーーーっ!!!」

 

そして、目のハイライトが消えかかった栞子に、生徒会室へ連行された。

 

 

 

ーーその頃、サッカー棟

 

神童:「大海と三船は今日も休みなのか? インターハイ予選だって近いって言うのに・・・・」

 

愛:「本当だよ!! いい加減練習来て欲しいんだけど!!」

 

歩夢:「おかげで大海くんとの時間が減っちゃったよ・・・。」

 

せつ菜:「すみません・・・・・・私が指名したばっかりに・・・・・」

 

璃奈:「・・・・・・・さっき気になる会話を聴いた。もう今月末が締め切りの仕事は全て終わったって大海くんがぼやいてたって」

 

霧野:「え!?」

 

侑:「・・・・・・ちょっと調べてみない?」

 

 

次の日の校舎裏ーーーーー

 

俺は連日の作業でグッタリして授業をサボって昼寝をしていた。

 

竜太:(はぁ・・・・堕t・・・・「・・・・・!?・・・は・・・!!」ん? 何だ?)

 

 

かすみ:「しお子いい加減にして!! 練習に来てよ!!」

 

栞子:「すみません。仕事が中々片付かなくて・・・・・」

 

竜太:(ん? 皆の声?)

 

俺がサッカー部の皆の声だと気付き、茂みの後ろから聞き耳を立てる。

 

 

神童:「嘘を言うな三船。もう今月締め切りの作業はすべて終わったと昨日の夜に大海から電話で聞いたぞ?」

 

栞子:「なっ!!」

 

霧野:「その反応、本当だったみたいだな。言っておくが大海に電話は誰もしてないぞ?」

 

竜太:(?)

 

栞子:「そ、それは・・・・・・」

 

歩夢:「まさか竜太くんを独り占めするための口実に使った?」

 

栞子:「っ!?」

 

歩夢:「その反応・・・・・、やっぱり!!」

 

せつ菜:「そんな!! 栞子さんはそんな人では無いと思っていたのに!!」

 

栞子:「・・・・・・せつ菜さん。女性というのは恋をすると幾らでも変わってしまうんですよ」

 

そして、栞子の目は・・・・闇に染まった様に真っ黒だった。

 

栞子:「知ったからにh・・・・・「どういう事だ?」なっ!? 竜太さん!? 何故ここに!!」

 

竜太:「昼寝してた・・・っと、そんな事はどうでもいい。何でこんなことをした?」

 

全員息をのむ音が聞こえた。そりゃそうだ、俺今メチャクチャ怒ってるからな。

 

栞子:「・・・・・・・たかったから・・・・・

 

竜太:「あ?」

 

栞子:「好きな人を独り占めしたい、すこしでも長く一緒にいたい、自分だけを見て欲しいと想うのがそんなにおかしい事ですか!?

 

竜太:「は、はぁっ!?」

 

栞子:「だって・・・・・、去年の秋に私の誕生日の日に一緒に出かけてくれた時から今日まであれだけアピールしたのに一向に気付いてくれないじゃ無いですか!!」

 

竜太:「は? ・・・・・皆、してた?」

 

かすみ:「あれで気付かないんですか!? メチャクチャしてたじゃないですか!!」

 

せつ菜:「してましたね・・・・・・・・」

 

璃奈:「・・・・・鈍感」

 

竜太:「ゴフッ!!」

 

女性陣からのトリプルアタックを喰らい精神的に膝を付く俺。そうか・・・・・それが栞子を苦しめてしまっていたんだな・・・・・・。

 

栞子:「だから私h・・・・・・「ゴメン!!」ぇ・・・・・」

 

栞子の口から掠れた声が漏れる。

 

竜太:「栞子の気持ちを分かって無かった・・・・。俺が鈍感なせいで、栞子を苦しめてたんだな・・・・ゴメン!!」

 

栞子:「わ・・・私・は・・・・「ギュッ!!」!?」

 

俺は栞子をおもいっきり抱きしめた。栞子は次第に瞳に涙を溜め、ギュッと俺を抱きしめ返す。

 

栞子:「ゴメ・・・・・ごめんなさい・・・・・・っ!!」

 

竜太:「俺こそごめん・・・・・あのさ、今はまだ小さいことしか出来ないけどさ、これからお昼ご飯・・・・学校では毎日一緒に食べよう? 俺、栞子の事知らな過ぎだからさ、教えてほしい」

 

栞子:「ッ////// ・・・・・・もう、仕方ないですねっ!! なら、いっぱい教えてあげます!!//////」

 

今の栞子の瞳は、まるで太陽の様に輝いていた。

 

 

 

そしてこの日を境に俺と栞子はいろいろなことを共にするようになり、そのまま栞子は大学に進学。俺はプロリーグに入り、栞子の家族に許可を貰って栞子の実家で一緒に暮らしている。まあ結構固い感じなのかと最初は思ったけどね・・・・・。

 

 

そしてそれから6年の月日が流れ・・・・・

 

今は今年2歳になる、翡翠色の髪をした息子と妻のと三人で、息子が産まれるときに立てたマイホームで、幸せに暮らしていた。因みに結婚式をあげたのが10月5日。栞子の誕生日だった。あの時の栞子は本当号泣してたからな・・・・・・・。

 

「この家族を、俺は絶対に守って見せる!!」そう改めて決意した俺の横で、幸せそうな寝顔で寝ている息子と栞子の頭を、俺は優しく撫でるのだった。

 

 

ー 栞子ちゃん Happy birthday ー




栞子ちゃん誕生日おめでとう!!

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