虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第71話:さらば三国時代

・・・・・・・あの蒼いクロノ・ストーンが、親父?

 

ザナークの呟いた言葉に俺と母さんが絶句する。

 

天馬:「竜太っ!! 今試合中だよ!!」

 

竜太:「っ!! くそ!! 必ず奪い返すからな!!」

 

信介のゴールキックからボールは神童先輩へ。そしてエンギルと競り合いになるが、上手く空中で身体を入れ替えてスルーさせて。ボールをキープする。

 

神童:「高咲!! 今のお前と俺のゲームメイクが合わされば、必ず点を取れる!! 行くぞ!!」

 

侑(孔明Mix):「うん!!」

 

神童:「ミキシトランス!! "信長"!!」

 

そして神童先輩もミキシマックスを発動し、"静と動を併せ持つ真実のゲームメイカー"の力を身に宿す。

 

神童(信長Mix):「行くぞ高咲!! 必殺タクティクス《王者のタクト》!!」

 

神童先輩の《神のタクト》をミキシマックスした侑がフィールド全体のコートビジョンでゲームメイクをサポートする。信長と孔明、時代と国は違うが、歴史に名を残した二人の天才戦術家の連携指揮により、ザナーク・ドメインは誰一人此方の動きを捕らえられない。

神童先輩の信長の戦術眼で力を増した《神のタクト》を、侑の孔明の力がより完璧な物へと昇華させる。

ボールはあっという間に前線に渡り侑がフリーでシュート体勢に入る。

 

侑(孔明Mix):「孔明さん・・・・・貴女の力、使わせて貰います!!」

 

侑が天高くジャンプすると、侑の身体が急に立ち込めた雷雲の中に突っ込む。すると侑は、頭を下にしてボールと共に雷雲を引っ張りながら回転して落ちて来る。そして、回転の勢いをシュートに利用して思い切りボールにオーバーヘッドキックを叩き込む。するとボールは激しいイナズマと暴風、雷雲を纏ってフィールドを削りながらゴールに突き進む。

 

侑(孔明Mix):「[天地雷鳴]!!」

 

侑の強烈な必殺シュートにシュテンも必殺技で対抗を試みるが、技を出す間もなく、侑のシュートはゴールに叩き込まれた。

 

ザナーク(曹操Mix):「同点か・・・・・・中々やるじゃねえか」

 

 

 

ザナーク・ドメインボールで試合再開。ボールはザナークが持ち、再び単身パワードリブルで突っ込んで来る。するとザナークは発動していた【剛力の玄武】を解除すると、何故かもう一度化身を出した。って・・・・はあっ!?

 

何と、ザナークは一人で化身を2体持っていたのだ。

 

ザナーク(曹操Mix):「さっきの【剛力の玄武】は曹操の化身、そしてこれがこの俺本来の化身、【魔界王ゾディアク】だ!!」

 

侑(孔明Mix):「嘘でしょ!? ミキシマックスの相手が化身使いだったら、一人で化身を2体持てるって言うの!?」

 

ザナーク(曹操Mix):「そんな事も知らなかったのか? 行くぜ!!」

 

ザナークが突っ込んで来る。しかしそのパワーは【玄武】などの比では無かった。

 

霧野:「止めっ・・・・・「無駄だ!!」ぐあああっ!!」

 

神童:「霧野!!」

 

そしてザナークはシュート体勢に入る。【ゾディアク】の刃翼から赤黒いオーラがボールを囲み、邪悪な牢獄を作り出す。それをザナークは上から両足で同時に踏む様に蹴り落とした。

 

ザナーク(曹操Mix):「ー レッドプリズン ー!!!!

 

ザナークのミキシマックスにより更にパワーを増した化身必殺シュートが信介に牙を剥く。

 

信介(劉備Mix):「止める!!」

 

すると、ゴールの周りが水墨画で描かれた岩山の様になり、そこへシュートが突っ込む。信介が跳んで手でシュートを地面に叩きつけると同時に水墨画の巨大な岩石の手が共にシュートを叩きつけた。

 

信介(劉備Mix):「[大国謳歌]!!」

 

そして信介は、あの強烈な必殺シュートを完璧に防いで見せた。

 

ザナーク:「っ!! 面白い・・・・・面白いぞ雷門!! 気に入った。本気で叩き潰してやる!!」

 

天馬:「なっ!! あれでまだ本気じゃ無かったって言うのか!?」

 

ザナーク:「行くっ・・・・・ドクンッ!!ッ!!な、何だっ!? 身体が!! ぐああああああああああああああああっ!!?」

 

するとザナークから、とてつもない量の強大な力の奔流が溢れ出る。

 

劉備:「な、何だ!?」

 

孔明:「あの者の力が暴走しているのです。今は逃げるべきです」

 

劉備:「な、だがまだ・・・「このままここにいては、全員の命に関わります!! それでもまだ続けますか!?」何っ!! 仕方ない、皆行くぞ」

 

孔明:「此方です!!」

 

そして俺達が脱出口に飛び込んだ瞬間、背後から大爆発する音が聴こえてきた。危ねー。間一髪じゃんか。

 

 

 

 

ー 孔明の屋敷前 ー

 

信介:「こんな所に隠し通路があったんだ・・・・」

 

劉備:「孔明、皆を逃がしてくれて礼を言う。それと、やっと話せるな」

 

孔明:「・・・・・・・・・・・・・」

 

劉備:「頼む孔明。ワシと来てくれ・・・「・・・・良いでしょう」そうかダメか・・・え? 良いのか?」

 

孔明:「そう言いましたが? それに私がいなければ、貴方は戦には勝てないでしょうし」

 

関羽・張飛:「「なにっ!?」」

 

孔明:「貴方の長所と短所は全く同じ。一度決めたら決して曲げないその強すぎる意思。しかし、戦においては状況に応じて考えを変えることが求められます。しかし考えを曲げなければ、それが致命的な敗因となりうる。「む・・・確かに」ですから私が指針となり、考えの変え時を伝えましょう」

 

劉備:「ワシの考えを変えさせるか・・・・・」

 

孔明:「私が居れば、もう貴方に負けはありません。それに何より、貴方の様な方が国を治めたらどうなるかを見てみたくなりました」

 

劉備:「生意気な奴め、よし、今日から仲間だ!! 宜しく頼むぞ! 孔明!!」

 

信介:「何か良いね。劉備さんと孔明さん。昔からの友達みたいだ」

 

フェイ:「よし、じゃあ僕たちは帰ろうか」

 

そして俺達がTMキャラバンの所に戻ると、孔明さんと劉備さんが見送りに来てくれた。

 

劉備:「お前達には世話になったな。ありがとう」

 

孔明:「皆さん、あのザナークという男は恐ろしい力を持っています。恐らくは・・・・自分自身でも気づいていない力を。ですが私が力を貸したあなたたちなら、退けられるかもしれません。侑さん、私の力の使い方を・・・・決して間違わぬ様に」

 

侑:「はいっ!!」

 

ワンダバ:「よし、では行くぞ」

 

俺達がTMキャラバンに乗り込むと、キャラバンは離陸を開始。そしてワームホールを作り、現代へと帰還した。

 

 

 

 

ー 孔明の園 ー

 

ザナーク:「はあ、はあ・・・・・何なんだこの力は、自分でもコントロール出来ない程に大きいと言うのか・・・・・面白い・・・・」

 

?:「君は目覚め始めてるんだ。"セカンドステージチルドレン"の力に」

 

ザナーク:「お前は?」

 

 

 

ー 三国志編・完 ー

 

To Be Continued・・・・・・




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